貧乏しますよ

ドラゴンさん方は、奥さんも株投資をしているみたいですが、実績はいかがですか?

妻は日本株の取引だけと思いますが、株主優待目的の保有が多く、配当金は期待していないみたいです。 売買の相談を受けた時にアドバイスをする程度で、ほとんど関与はしません。
妻は株をしている友人と、よくランチに行くみたいですが、先日、投資に関する相談を受けたみたいなのですが、管理人は妻からその話を聞いて驚きました。

投資に関する相談は、どう言う内容だったのですか?

女性に多い「運用は証券会社の担当者まかせ」らしいのですが、購入した銘柄が暴落しているとの事でした。
銘柄は「エヌビデア」と「アドビ」で、まさに現在、暴落で話題の株です。管理人が直接相談を受けたのでは無いのですが、どうも証券会社の担当者に「これからは半導体ですよ」と「エヌビデア」を薦められて高値で購入し、彼女は少しコンピュータに詳しかった事から、併せて「アドビ」も高値で購入したと言う事です。

「エヌビデア」も「アドビ」も米国株ですが、米国株はどうなんですか?

米国株は、1株から購入でき、初心者でも気軽に始められる事から人気があり、米国株に投資する人は増えています。また、長期にわたり株価が上昇しており、株主還元も期待できるので、投資先を間違えなければ良いと思います。

奥さんのお友達は、何が問題だったのですか?

株の購入を自分で考える事無く、証券会社の「営業トーク」に騙された事と、証券会社の「良いカモ」にされていると言う事です。
営業トークで代表的なのが、「大人気の銘柄で、私のお客様は、ほとんど購入されています」「これから伸びるのは○○の業界です」「私がお客様の立場であれば、この銘柄にします」等です。
妻の話では、営業担当者からは毎日のように電話が架かり、新しい銘柄を紹介されると、保有している銘柄を売却し、薦められた銘柄を買っているそうです。結局「エヌビデア」と「アドビ」は、塩漬けにするそうです。

更に最悪なのが、営業担当者が薦める投資信託にも有り金を集めて契約したらしく、家計が火の車状態になって、妻に打ち明けたみたいです。 妻も適当な事を言う訳にもいかず、管理人に話したと言う事です。
妻の友人の大失敗は、何より「生活費を投資に使っていた」と言う事です。その友人も時短勤務で医療系の仕事をしており、夫婦の給料を合算して生活費に充てているみたいですが、いくら自分の給料から投資資金を出していると言っても、これは良くありません。

夫婦共働きの家庭では、ひょっとして同様の人が多いかも知れませんね。ドラゴンさんは、話を聞いてどのように言ったのですか?

「株はおやめなさい」と言うように妻に伝えましたが、妻は「そんな事言えない。」と首を横に振りました。
「ホントに友達か?」とも思いましたが、妻の友人のような人は、そもそも株投資には向いていません。
どうしても株投資をするのなら、少し勉強してからネット証券に切り替え、生活費の余剰金の範囲で東証プライム市場の中から、長期保有を見据えた銘柄を、自分で考えて投資する事だと思います。