【復活の狼煙】2024シーズンレビュー

チーム

2024シーズン振り返り

成績

  • Jリーグ  4位
  • ルヴァンカップ  2回戦敗退
  • 天皇杯  準優勝

ポヤトス体制2年目。
ほんとに、去年我慢した甲斐があった。
新加入選手のフィット、Wボランチによる守備の安定もあり
リーグでは、ACL圏内となる4位。
(今年のACLEで、横浜FM、川崎が優勝しなければ、ACL2が確定)
天皇杯でも決勝進出と、高らかに復活を告げるシーズンとなった。

スタッツ

2024シーズン順位2023シーズン順位2022シーズン順位
勝点/順位664位3416位3715位
得点4910位3814位3313位
失点352位6118位4415位
ポゼッション52.1%7位52.7%5位46.9%12位
ゴール期待値1.33610位1.2379位1.03018位
シュート12.812位12.85位11.115位
ゴール1.310位1.113位0.913位
被ゴール期待値1.34912位1.39014位1.57718位
被シュート13.614位13.414位16.318位
被ゴール0.93位1.818位1.313位
出典:J STATs
  • 特筆すべきは、リーグ2位の失点の少なさ。
    被ゴール期待値、被シュートは平均以下だが、被ゴールは3位。
    チャンスは作られても、最後の最後でやらせない、まさに黒城鉄壁。
  • 攻撃陣は、まだまだ物足りない。
    ゴール期待値、決定力とも、平均以下の数字が並ぶ。
  • ポゼッションは、今季も50%超え。
    このボールを握るスタイルは、捨てたくない。

Jリーグ

戦績

  • 4位(勝点66) 18勝12分8敗 得点49 失点35(+14)
    ホーム 11勝4分4敗 得点30 失点19(+11)
    アウェイ 7勝8分4敗 得点19 失点16(+3)
  • 序盤(1~11節):4勝3分4敗 得点9 失点10(-1)
    しぶとく勝点を拾って、中位を追走。
  • 中盤(12~24節):9勝2分2敗 得点19 失点8(+11)
    ダービーから、5連勝含む9戦負け無し。一気に2位へ。
  • 終盤(25~38節):5勝7分2敗 得点21 失点17(+4)
    8戦勝利無しと失速も、札幌の大逆転劇で復活。4連勝締め。

やはりダービーが、大きな分岐点となった。
5年ぶりのリーグ戦勝利で、中盤一気に波に乗ると
終盤の停滞期も、屈辱の敗戦が、再浮上のスイッチとなった。

メインスカッド

「4-1-2-3」から、「4-2-3-1」への変更が、大当たり。
アンカーシステムから、Wボランチになり、守備が劇的に安定。
1対1で勝負できる両WGの加入も、躍進の一因となった。

ベストゲーム

ロスタイム、宇佐美の2発で大逆転。
これでチームは復活。
天皇杯決勝、ACL圏内へと再浮上。

ワーストゲーム

ホームでの雪辱を台無しにする完敗。
小菊にも勝ち逃げされた。
だが、これが再浮上への劇薬となる。

カップ戦

ルヴァンカップ

  • 毎年恒例の、格下への金星献上。何回やんねん(怒)
    陽斗の恩返し弾のおまけつき。(札幌でも喰らう。。)

天皇杯

  • 広島、マリノスと難敵を撃破し、見事決勝進出!
  • 神戸に競り負け、惜しくもタイトルには届かず。

来季へ向けて

久々の上位争いに、カップ戦の決勝と、本当に楽しいシーズンだった。
特に、エース宇佐美の復活は、サポーターにとって何よりの朗報。
来年こそは、10個目のタイトルを獲って、歓喜に沸くシーンが見たい。

ただ群雄割拠の、戦国Jリーグ。
今年良かったからといって、全く安心はできない。
一番の懸念点は、やはりFW。
坂本が海外移籍となると、またまた得点力不足に悩まされることになる。
林の回復状況、ジェバリの去就、山見へのオファー殺到などもあり
軸となるCFWの獲得は必須。
これからの移籍動向を、期待を持って見守りたい。

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