おしっこ 出ない 若い女性

今回は2,000年代に精神的変化があると「おしっこが出なくなる」という症状を訴えていた10代 女性の臨床例です。

こちらの患者さんは往診に伺っていた患者さんのお孫さんで当時、専門学校生でした。

3年前からの症状で、数ヶ月に1回の間隔で出現していたのが、年々間隔が短くなっているようでした。

病院の検査では異常がなく、困っていました。

約3ヶ月、9回の治療経過を記した記事です。

院長

鍼灸治療院たけしたブログ 管理人

はり師・きゅう師 国家資格 有資格者

(はり師:第 140155 号 きゅう師:第 139966 号)

臨床歴15年

予診票

初診日

2,000年代 6月30日

性別・年齢

女性 19歳

主訴

おしっこが出ない(小便不利)

現病歴

3年前から

ペインスケール(痛みの度合い)

記載なし。

病院での診断

異常なし。

その他の症状

カゼを引くと治りにくい、めまい

体温・血圧・血糖値

記載なし。

薬の服用

なし。

治療経過

1回目 X年6月9日

腎虚証
はり治療
復溜、尺沢、缺盆、左肩井、左上天柱、右志室、左次リョウ、左腎兪、上仙、フ陽、右大赫、気海、巨闕
きゅう治療
上仙
評価
・治療中ウトウトする。

2回目 6月16日

腎虚証
・前回の治療後倦怠感があり、翌朝まで残る。
・その後、先週より体の調子は良い。
評価
・記載なし。

3回目 6月23日

肺虚証
・2~3日前に発熱。
・今日は鼻水と咳症状。
・生理が来ると膀胱が痛くなる感じ。
評価
・前回、治療後も倦怠感あり。

4回目 7月7日

肺虚証
・先週はおしっこの出が良かった。
評価
・前回の治療後も倦怠感あり。

5回目 7月14日

肺虚証
・今週は調子良かった。
評価
・体調の良さを実感している様子。

6回目 7月21日

肺虚証
・今週はテスト期間で緊張感があったせいかおしっこの出が悪い時があった。
・背中の上の方の肌荒れは改善している。
評価
・記載なし。

7回目 8月4日

肝虚証
・今週は生理が始まり、体調は悪い。
・おしっこも出にくい。
・学校のレポート書きも重なりストレスがある。
・2ヶ月前から比べるとおしっこの出にくさは少なくなっている。
評価
・体調の波は以前より少なくなっている。

8回目 8月18日

肺虚証
・学校ではおしっこの出が悪い。
・家ではおしっこの出は良い。
評価
・記載なし。

9回目 9月1日

肝虚証
・昨日より学校が始まり、体調が悪い。
評価
・記載なし。

まとめ

まとめ
私の見解

約4カ月、9回の治療の経過を記しました。

3回目の治療の後はおしっこの出が良くなり本人も嬉しそうでした。

学校が始まるまでの約1ヶ月ほどは調子が良好でした。

学校が始まると心身の疲労が重なり、調子を崩しました。

しかし、以前よりもおしっこが出にくいということはなかったようです。

経過を見てみると、学校に対してストレスがあったのではと推測できます。

その、精神的ストレスが泌尿器系の異常として現れたのだろうと思います。

私も経験があるのですが、「人前で話さないといけない」というようなことがあると、腹痛がしてゆるい便が出るという症状が出ることがあります。

このように、精神状態は体に影響を及ぼすということが分かります。

こちらの患者さんは9回の治療で終わったのですが、可能であれば定期的な治療をしていくと症状を軽くすることは可能だと思っています。

数ヶ月前にこちらの患者さんの祖母が治療に来られました。

その方の話によるとお孫さんは県外に嫁いだということでした。

その話を聞いて、うれしくもあり、また年月が経ったことも実感しました。

当院の刺さない鍼(接触鍼や鍉鍼)は精神状態に好影響を与えます。

何かお悩みの症状がある場合はお気軽にご相談ください。

今回の症例は、10代女性の「おしっこが出ない」治療の記事でした。