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こどもを連れてお出かけするならコスパが良いのはどっち?名古屋市科学館と岐阜市科学館を比較してみた!

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名古屋市科学館に訪れた時に撮った写真

科学館と聞くと、「小さい子には少し難しいんじゃない?」と思われるかも知れません。しかし科学館は小さな子どもでも、とても楽しめるスポットなんですよ♪

天候を気にする必要もなく、夏はとても涼しく、おまけに子どもにとっては勉強にもなるので親も嬉しいですよね。

「小さな子どもを連れての科学館」
今回は名古屋市科学館と岐阜市科学館をコスパ比較してみました!


H-IIBロケットの前でこどもを撮影した写真

ロケットが切断してある屋外展示物では内部構造を間近で見ることができます♪

 

科学館ってちょっと高いイメージがする!?

そんなことはありません!
それぞれの入館料はこんな感じです

名古屋市科学館
大人 入館料
  (入館料+プラネタリウム)
400円
(800円)
高校生・大学生200円
(500円)
中学生以下無料

岐阜市科学館
高校生以上 入館料
     (入館料+プラネタリウム)
310円
(620円)
3歳~中学生100円
(200円)
岐阜市内在住 中学生以下 無料 

どちらも3歳未満は無料となっており、名古屋市科学館は県内・県外問わず中学生以下は無料です。岐阜市科学館も中学生以下は100円とめちゃくちゃ安いですね!

 

名古屋市科学館と岐阜市科学館を7つの項目で比較してどっちがコスパが良いのか検証してみた

 

それぞれの施設を比較して表にまとめてみました。

 名古屋市科学館岐阜市科学館
全体の規模★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ 
見ごたえ★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ 
料金★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ ★
プラネタリウムの上演数★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ 
イベント開催時の料金★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ 
施設内での昼食★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ 
アクセスにかかるコスト★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ ★

中学生以下は無料で、館内の規模が大きくとても見ごたえがあるため1日中楽しめる☆
ということで、名古屋市科学館の方がコスパが良いと感じました!

 

コスパ比較して分かった7つの違い

①岐阜市科学館はこじんまりとしていてベビーカーで回りやすい
②名古屋市科学館は7階までフロアがあって見ごたえがある
③入館料だけなら無料or100円
④名古屋居科学館のプラネタリウム投影回数の方が圧倒的に多い
⑤名古屋市科学館のイベントは規模が大きめなだけあって料金は高め
⑥名古屋市科学館にはレストランがあったり、休憩所の席数が多い
⑦アクセスにかかるコストはどちらも同じくらい

 

①岐阜市科学館はこじんまりとしていてベビーカーで回りやすい

岐阜市科学館は名古屋市科学館よりもこじんまりとした印象があり、展示物の豊富さも名古屋市科学館には少し劣ります。

岐阜市科学館の外観を撮影した写真

岐阜市科学館の外観はこんな感じです♪


それぞれの延床面積は以下の通りです。

名古屋市科学館岐阜市科学館
22,551.32㎡4,559.32㎡
理工館・天文館 15,735.19㎡ 生命館 6,816.13㎡ 
名古屋市科学館の外観を撮影した写真

名古屋市科学館は大きな球体が目印

 

しかし逆に考えれば、岐阜市科学館はコンパクトで見て回りやすいつくりになっていると言えます。
延床面積も約5分の1程となります。
比較的混雑なくスムーズに見て回れるのも魅力です♪

両施設の館内MAP

岐阜市科学館は2階まで、名古屋市科学館は地下フロアも合わせて7階まであります

岐阜市科学館のおすすめの巡回マップ

ベビーカーで見て回りやすい☆


階段を上ってすぐ目に付くのは第2展示室の「現象のコーナー」かと思われます。
見て触って体験できる設備が並んでいて、子ども達にも人気のエリアです。

現象コーナーにあるゴールを撮影した写真

実際に体験できるコーナーがたくさんあります♪



次に第5展示室「宇宙」のコーナーでは惑星について触れることができます。
この後、比較的子どもの機嫌がいい午前中にプラネタリウムを見て、昼食を食べてから午後のサイエンスショーに参加されるコースをオススメします☆

惑星の模型を撮影した写真

宇宙コーナーでは惑星の観察ができます

プラネタリウム入り口を撮影した写真

プラネタリウムの入り口です


プラネタリウムを見終わったら第4展示室「地球」の部屋→第3展示室「技術」の部屋の順に進みます。

宇宙のコーナーを撮影した写真

大きな半球が地球コーナーの入り口にあります

地球コーナーの竜巻体験を撮影した写真

地球コーナーで竜巻を体験できます


「技術」の部屋の鉄道模型は男の子・女の子問わず人気です☆

技術のコーナーを撮影した写真

小さな子も見入ってしまう音が鳴る「ボールコースター」

鉄道模型を撮影した写真

鉄道模型では色々なクイズがあり楽しめます♪

この「技術」の部屋にはキッズスペースがあるので、お兄ちゃん・お姉ちゃんが展示を見ている間に、下の子はキッズスペースで遊ぶことができます。

キッズエリアはしっかり遊べるスペースになっています。
生き物や乗り物など好きなイラストを選んで、色を塗ったりらくがきしたりして遊べる「電子らくがき」は子どもたちに大人気です♪モニターは3台しかないので、並んで順番を待ちます。

※3台ありますが、1台はずーっと使用禁止となっています^^;

電子らくがきをする子どもを撮影した写真

生き物や乗り物など好きなイラストを選んでお絵描きをします♪


つかまり立ちの赤ちゃんでも遊べる「森のオーケストラ」は、ブロックを置くと音が鳴ったり色々なイラストが映しだされます。

キッズスペースを撮影した写真

音と映像に子どもは釘付けです♪

 

キッズスペースの写真

靴を脱いで遊べる広いスペースになっています



午後からのサイエンスショーの時間に合わせて6番の「スーパー理科室」へ移動します。サイエンスショーのスケジュールは【11:30/14:00/15:30】と3回あり、各回約20分となっています。


最後に第1展示室「自然」のコーナーで1周回ることができました☆

自然エリアを撮影した写真

岐阜の川に生息する生き物や鉱物について観察することができます


こじんまりしているので、気に入ったコーナーへまたすぐ行けるのも子連れには嬉しいですね♪


岐阜市科学館は2階が常時展示エリアとなっており、1階は毎年定期的に開催されるイベントの特設会場や、年間を通して実施される教育プログラムの教室となっています。

イベントに参加する子どもを撮影した写真

小さな子どもでも参加できるイベント内容です

イベント風景を撮影した写真

2023年6月に訪れた時はビニール袋でロケットを作るイベントが行われていました!


小1~中3までを対象としたサイエンス工房や、小1~小4を対象とした親子科学教室、小5~中3を対象としたロボカップジュニアなどがあります。
こちらは事前に申し込みし年間を通して回数が決まっているプログラムです。
お子さんが興味がありそうだったら申し込みを検討してみてもいいですね♪

②名古屋市科学館は7階までフロアがあって見ごたえがある

名古屋市科学館は7階まであり、なおかつ3つのフロアに分かれているので、かなり見ごたえがあります。
プラネタリウムも合わせれば、1日中かけて回っても足りないくらいかもしれません。
ただ、フロアが分かれているのでベビーカーを利用する家族は一回一回エレベーターに乗ってフロアを移動しなければなりません。

地下2階と2階のフロアマップ

1階はエントランスホールと休憩所があります

色々なポンプ型実験装置で遊ぶこどもを撮影した写真

【あめのステージ】大きなポンプ型実験装置で水の循環について学べます♪

雨の仕組みの装置を撮影した写真

音の不思議で遊ぶこどもを撮影した写真

体験がたくさんあり小さな子も楽しめます♡

3階のフロアマップ

「生活のわざ」では、トンネルを通して地下の生態を観察できるしかけがあります

 

トンネル内にいるこどもを撮影した写真

【生命館3階・ミミズトンネル】所々にある仕掛けでこどもも楽しめます♪

パノラマ都市を撮影した写真

【理工館3階・技術の広がり】もの作りが盛んな様子を観察できる名古屋市のジオラマです♪

ロボットの様子を観察するこどもを撮影した写真

【理工館3階・街で働く機械】検査ロボットの様子を観察できます♪

 

3階から4階にのびる竜巻は圧巻です!

2つのラボの写真

スケールが大きい♪

 

4階 のフロアマップ

生命館「人体の不思議」では人体模型などが置いてあるので、小さなお子さんは怖がるかもしれません^^;

 

5階のフロアマップ

理工館「物質・エネルギーの世界」では実際に体験できる設備がたくさんあるので子ども達に人気です☆

惑星模型を触っているところ

6階のフロアマップ

6階にプラネタリウムがあります

色々なプラネタリウムの機材を撮影した写真

【天文館 5階 ・宇宙のすがた】

休憩ソファを撮影した写真

岐阜市科学館は2階までなので、半日もかからず見て回ることができます。
見たいプラネタリウムの券を確保しつつ、その時間に合わせて午前・午後に分けて館内を見学するプランをたててもいいですね♪

 

入館料だけなら無料or100円

館内はどちらもいろいろな設備がありますが、料金はどちらも中学生以下無料or100円となっています。
大人でも400円か310円なので家族で行っても1000円前後で済みますね。

名古屋市科学館は館内が広いにもかかわらず、中学生以下は無料なので、コスパを考えると最高です♪
地下2階から6階まで各フロア、テーマごとにたくさん見るところがあります。
更に実験やサイエンスショーも追加チケットなしで参加できるので、1日中見て回れます。

それに比べると岐阜市科学館は規模が小さいので、3歳以上中学生未満の100円はコスパが悪いかもしれません。

しかし、名古屋市科学館同様サイエンスショーは追加チケットなしで参加でき、土日祝日は天文台で「昼の星を見る会」(11:30/14:00/15:30)が開催されています。
望遠鏡をのぞく機会もなかなかないので、参加をオススメします!

④名古屋居科学館のプラネタリウム投影回数の方が圧倒的に多い

プラネタリウムは両施設にあります。
投影回数は、平日休日問わずに1日6回と名古屋市科学館の方が圧倒的に多いです。
投影スケジュールは、【10:00/11:20/12:40/14:00/15:20/16:40】となっていて1回の時間は約50分です。
また、「夜間投影」「ファミリーアワー」「学習投影」などで区切られているので、自分たちに合ったものを見ることができます。

岐阜市科学館は平日は1日3回・土日祝日は1日4回と、上映回数こそ少ないですが、「クレヨンしんちゃん」「忍たま乱太郎」など子どもに馴染みあるキャラクターの投影番組があります。
プラネタリウムデビューにオススメですよ!
1日の投影スケジュールは平日は、【13:00/14:30/16:00】、土日祝日は【10:30/13:00/14:30/16:00】となっています。
1回の時間は約50分~55分です。

どちらも開館時間の9時30分から、当日全ての回の観覧券が販売されるので早めの時間のお出かけをオススメします。
1人1回の観覧券となるので、他の回も見たい場合はもう一度並んで券を購入することになります。


名古屋市科学館のプラネタリウム座席は左右に30度回転できる、独立したリクライニングシートになっています!
岐阜市科学館の座席は階段状です☆

 

名古屋市科学館のイベントは規模が大きめなだけあって料金は高め

どちらの施設も年に1,2回、夏休みなどの長期休暇に合わせて定期的に開催される催しがあります。
名古屋市科学館では最近だと「宝石展」や「ティラノサウルス展」、2023年は「スケスケ展」というイベントが開催されています。
館内地下2階のイベントホールで催されるイベントは規模が大きくしっかり楽しめるだけあって、チケット料は大人1500円前後、小中学生は500円前後と高めの設定です。
未就学児は無料なので、イベント開催時は科学館デビューにうってつけです♪

岐阜市科学館でも夏休みなどの長期休暇に合わせてイベントが開催されます。
「科学de妖怪屋敷」や「アリスの不思議体験ツアー」などワクワクするイベント内容となっています。
チケット料は大人800円前後、小中学生500円前後、3歳以上300円前後となっています。

チケット料金はイベントごとに異なります。
ご紹介したのは当日券で、どちらの施設も他に前売り券が少しお安く販売されています。
特に夏休みのイベント開催時は大変混みあいますが、当日に限り館内への再入館が可能なので混みあう時間を避けて利用されるのもおススメです♪

恐竜模型を撮った写真

不定期で開催される「ティラノサウルス展」迫力があり子どもたちは怖がっていました^^;

動くティラノサウルスのロボットを撮った写真

本物のようなしぐさ、鳴き声の恐竜ロボットにビビッて後ずさりする子ども^^;


大型イベントのほかに、サイエンスショーや参加型の実験が開催されています。
名古屋市科学館では、開館日は毎日開催されています。
人気のものは競争率が高いですが、どれに参加しようかな?と選べる楽しさがあります。
参加型プログラムの種類が多いと、何度来ても飽きないので嬉しいですね!
「放電ラボ」「生命ラボ」の実験は先着順、「極寒ラボ」は整理券の配布なのでお気をつけください。

2つのラボを比べた写真

平日と土日祝でタイムテーブルが異なります。
事前にHPでチェックして、スケジュールを組んで来場されるのもおススメです♪
タイムテーブル:名古屋市科学館HP


岐阜市科学館のサイエンスショーは平日は行われておらず、土日祝日のみとなります。
参加人数を制限する場合もあるようですが、事前予約などは必要ないので気軽に観覧できますよ。

⑥施設内での昼食

どちらの施設も館内で昼食がとれます。
外食費がたくさんかかる子育て世代にとって、お弁当の持参がOKなのは嬉しいポイントですね♪

名古屋市科学館にはレストラン【ミュージアムカフェ】がありますし、休憩室の席数もとても多いです。
お弁当を持参して食べるも良し、レストランで済ますも良し、と選択できるのが良いですね。
レストランの人気メニュー「宇宙ラーメン」は醤油ベースの黒ラーメンで、星形のかまぼこやカラフルなあられで彩られています♪
他にも「味噌カツ定食」や「小倉ドッグ」などの名古屋飯も堪能できます。
ジュースは150円、うどん・きしめんは500円と子どもが好きなメニューも嬉しい価格設定です♪

レストランへ行くにはいったん外にでなければなりません。

もちろん再入場は可能です☆

一方岐阜市科学館は、レストランや売店などはありません。
お昼をまたぐ予定なら、前もってお弁当を持参することを忘れないようにしましょう!

岐阜市科学館の休憩所を撮影した写真

岐阜市科学館の休憩所

 

 

⑦アクセスにかかるコスト

どちらの施設も主要駅から電車で数百円で行くことができます。
名古屋市科学館は車の場合、「若宮大通公園白川前駐車場」や「白川公園駐車場」などの近隣駐車場に駐車することになります。
だいたい30分180円の駐車料金がかかるので、車で行く場合は注意してください。

公共交通機関を利用すればアクセスも簡単で、入館料もあまりかからないので子どもとのお出かけにぜひおススメです♪

名古屋市科学館の最寄り駅からのルートはこちら ↓

電車:地下鉄「伏見」駅下車、4・5番出口より徒歩5分。

 

岐阜市科学館の最寄り駅からのルートはこちら ↓


電車:JR東海道線「JR西岐阜駅」より徒歩約12分。

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