この病気になってから、体型がガラッと変わった。
正直、最初はショックだった。もともと着ていた服が合わなくなったり、
お気に入りの服が全く似合わなくなったり…。

でも、まさかこの変化が「嬉しいこと」に繋がるなんて、思ってもみなかった。

先日、ふらっと買い物に出かけたときのこと。
目的の店を見終わって、何気なく館内を歩いていたら、GUの店舗が目に入った。

「GUかぁ~。私の体型では入らないだろうからな…」

昔はサイズ的に諦めていたお店。シンプルでトレンド感もあって、値段もお手頃。
前は、欲しくても着られなかった服。
でも、ちょっと覗いてみるくらいなら…。と思い、
時間もあったので、軽い気持ちで店内へ。

なにげにマネキンが目に飛び込んできた。

「え…なんかいいじゃん…!」

モノトーンでまとめられたシンプルなコーデ。
こういう着こなし、憧れる。

しかも、期間限定セールで、一部アイテムが安くなってる。
色は、白と黒。
どっちもめちゃくちゃかわいい。

「うーん、どっちも欲しい…でも、そもそも自分の体型に合うのか?」

そう思ったが、ダメもとで試着だけでもしてみようと思い試着室へGO。

袖を通してみる。

「えっ、ピッタリ…!?」

鏡を見て、驚いた。
まさか、自分がGUの服を違和感なく着こなせる日が来るなんて。

しかも、思ったよりも体のラインがきれいに見える。
黒もいいし、白もいい。
何度も何度も試着室で着替えながら、「どっちにしよう…」と悩む。

結果、黒を購入。

(白も良かったが…また今度!)

家に帰ってもう一度着てみた。
やっぱりいい。

この病気になって、正直辛いことのほうが多い。
線維筋痛症は、全身の痛みや疲労感、こわばりが続く病気で、日常生活すらままならないこともある。
痛みの種類も多様で、関節がズキズキ痛んだり、筋肉が焼けるように熱くなったり。
朝起きた瞬間から、すでに全身が悲鳴を上げていることもある。
おまけに薬が合わないと、一日中嘔吐で悩まされることもある。

服を選ぶときも、「素敵」より「楽なもの」「大きめな物」になりがちだった。
でも、今回は違う。

「素敵だから買いたい」

そんな気持ちで服を選べたことが、何よりも嬉しかった。

病気になる前の自分だったら、スルーしていたかもしれない。
でも、今の自分だからこそ、この小さな「嬉しい」を見つけられたのかもしれない。

体型が変わるのは、必ずしも悪いことじゃない。
むしろ、新しい自分に出会うチャンスでもある。

そんなことを思いながら、今日も新しい服を着て、鏡の前でちょっとだけ気分が明るくなる。
 

 

 
 

 

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処置

- リメタゾン静注(肩・首)

⁻ 関節腔内注射(両肩)

- 肩甲上神経ブロック(両肩)

 

処方薬

- シナール配合錠

- クエン酸第一鉄錠

- ラメルテオン・ビオスリー 1回/日
- レグナイト 1回/日

- リザトリプタン  → 頭痛頓服薬

- ロコアテープ 1回/日 → 疼痛用

- ミグシス 2回/日 → 頭痛用(予防用)

- ボルタレン 2回/日 → 疼痛緩和用

- マクサルト → 頭痛頓服薬 

‐ サイトテック錠 2回/日 → 胃腸粘膜保護用

- メトクロプラミド錠 3回/日 → 吐き気止め

- リンラキサー 1回/日 → 筋弛緩薬

 

 

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