本記事では、成績が悪いと希望の大学を諦めなければならないのか解説します。また、どのように成績が合否に関わるのか、大学受験に不利なのかを解説します。学力が足りないから別の大学を勧めようかと悩んでいる保護者は必見です。

大学受験したいお子様の成績が悪いなら諦めさせる!?不利になるか解説

成績が悪いお子様がいて、大学受験を諦めさせなければならないか不安な保護者も多いのではないでしょうか。学力が足りないから別の大学を勧めようかとの考えがよぎる日もあるはずです。

そこで本記事では、成績が悪いと希望の大学を諦めなければならないのか、また、大学受験に不利なのか解説します。お子様の成績が悪く、悩んでいる保護者は必見です。

成績が悪いけれど大学受験するためには

大学受験したいけれどお子様の成績が悪い場合、まず何から始めればいいのかわからない保護者も多いはずです。そこで、最初にすべき対策をご紹介します。

  • なぜその大学へ行きたいのか考える
  • 学力を伸ばすための戦略を立てる

1度お子様と話し合ってみましょう。

なぜその大学へ行きたいのか考える

まず、お子様が大学へ行きたい理由を明確にしましょう。学びたい学科がある、資格を取りたいなどの目的があるのなら、それを達成できない大学へ進学しても意味がありません。

理由がわかれば、その理由に沿って大学選びができます。大学で取れる資格や授業内容がわかれば大学生生活をより具体的にイメージできるようになり、勉強も捗るのではないでしょうか。

ただし、単に偏差値が高いからといって、選ぶのはおすすめしません。なぜなら、お子様に合っている大学かどうかはわからないからです。実際、親の言うままに偏差値の高い大学へ入学したけれど、授業内容が想像していたものと違い退学するケースもあります。

学力を伸ばすための戦略を立てる

行きたい大学の学力に追いついていない場合は、戦略を立てて勉強しなければなりません。大学受験はタイムリミットや試験内容が決まっているため、やみくもに勉強すると効率が悪いのです。

どのように戦略を立てればよいかはお子様によって異なります。どの部分でつまずいているのか、得意な教科は何か、目指す大学ではどのような試験方法を採用しているかを考慮する必要があるのです。

成績が悪いお子様は普段の学習計画を立てるのも苦手な方が多いのではないでしょうか。さらに、大学受験の経験がないため、自分で大学受験の戦略を立てるのはとても難しいといえます。そのため、親がサポートしたり、学習塾を利用してプロに頼ったりしてお子様に合った戦略を練りましょう。

通信制高校からでも大学受験できる?

通信制高校は卒業に必要となる学力が低い場合もあり、大学受験を目指しているのであれば不利になるケースもあります。そこで、学習塾で学力を補い大学受験に望む方法もあるのです。

成績が悪いためお子様の学力では希望する大学が厳しいと感じるのであれば、学習塾を勧めてみてはいかかでしょうか。「合格メソッドWITH」では、一人一人のお子様に合わせて学習をサポートします。

通信制高校で成績が悪いとどうなるのか

通信制高校で成績が悪いとどうなるのでしょうか。そもそも通信制高校は、成績が悪いからといって卒業できないわけではありません。通信制高校を卒業するのに必要なのは試験の点数だけではないのです。

通信制高校は単位制であるため、卒業に必要な単位を取得し、3年以上在学すれば卒業できます。単位を取得するにはスクーリングの日数やレポート、試験の点数などが加味されるため、成績だけで判断するわけではありません。また、通信制高校は学年制ではないため留年はなく、3年以上在学すれば卒業の条件を満たせます。

これらから、通信制高校に通っているお子様の成績が悪いからといって、必要以上に心配しなくてよいといえます。

成績が悪いと大学受験に不利になる?

成績が悪いと大学受験に不利なのか、心配している保護者もいるはずです。

そこで、成績はどのように大学受験に関係するのか解説します。成績が悪いと希望の大学を受験できないのか確認しましょう。

成績が悪いからと諦める必要はない

大学受験で考慮される成績は「評定平均」と呼ばれています。確かに評定平均が悪いと、そもそも受験できない試験方法もあります。

例えば、推薦や総合型選抜を考えているのであれば、評定平均が考慮されるのです。評定平均が一定以上ないと受験できなかったり、評定平均も加味されて合否が決まったりするため、評定平均が悪いと不利になるケースもあるでしょう。

ただし、評定平均は出席日数や特別活動も考慮されるため、成績が悪いからといって一概に悪くなるわけではありません。また、一般入試では試験の点数で合否が決まるため、成績が悪いからといって不利になるわけではないので安心してください。

まとめ:成績が悪くても志望校を受験できる

成績が悪くても希望の大学は受験できます。ただし、推薦や総合型選抜での受験を考えているのであれば評定平均が加味されるため、成績や特別活動がよい方が有利に受験できます。

一般入試では当日の試験結果で合否が決まるため、お子様の成績が悪いからといって諦めなくてよいのです。

Q.成績が悪いと偏差値の高い大学は諦めなければいけない?

A.成績が悪くても目標を持ち、戦略を立てて準備すれば、諦める必要はありません。

Q.通信制高校からでも大学受験できる?

A.通信制高校へ通っていても大学受験は可能です。