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マタイ 19:23-24 “真にあなた方に告げます。金持ちが天の御国に入るのは難しいです。” ここで入るというのは経験のことを言っています。なぜでしょうか？ 金持ちは多くの財産を持っているからです。神の王国に入ったならば、その財産は王のものになります。なぜなら、王国では、王が全てを所有するからです。
神の王国の市民は宗教より妨害を受ける
神の王国の市民にとって、最も危険な反対勢力は宗教です。宗教は神の王国の生活を妨害します。なぜなら、宗教は神の王国にとってかわるふりをするからです。
マタイ 23:13 “忌まわしいものだ、偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々もはいらせないのです。” イエスは、宗教家たちは天の御国にはいろうとしている人の面前で、天の御国を閉ざしていると責めています。例えば、彼らに神の王国のことを語ると、”新しい宗教でも発見したのか。”と言います。彼らには、自分たちの宗派であるバプティスト派、ペンテコステ派、セブンデイ・アドバンスなど、自分たちの宗派以外は考えられないからです。しかし、聖書に立ち帰ってください。！ 宗教は王国の市民権をさえぎります。
わたしは以前、フロリダの集会で、有名な宣教師と会いました。彼は私に、”神の王国の説教者ですよね”と言いました。私は、”あなたはそうじゃないんですか？”と言いました。彼は私に ”私には神の王国の説教をするな。”と言いました。しばらくの沈黙のあと、私は聖書を手に取り、彼に説明しました。彼は泣き始めました。彼は私に後でもう一度聞きたいと言ったので、集会後彼を訪ねました。彼は ”どこでこれらのことを学んだのか”と聞きました。私は、”あなたの目の前にある聖書からですよ。”と言いました。彼は、”神は私には、これらのことを見せてくれなかった。”と言いました。私は、”あなたが見たいと思うなら、神はあなたに見せますよ。”と言いました。わかりますか？ 宗教はあなたの目を見えなくさせます。彼は私の前にひざまずき、祈ってくれと頼みました。”私は37年間牧師だったけど、間違ったメッセージをしていた。” と言いました。それで、私は彼のために祈りました。私は彼に ”あなたがまず、神の王国に入っていることを知るべきですよ。”と言いました。なぜなら、”彼ら自身も入ろうとせず、入ろうとしている人もをさえぎる” と言っているからです。
神の国に新しく生まれるということ
ヨハネ 3:3-5 “イエスは答えて言われた。誰も新しく生まれなければ、神の国を見ることは出来ません。” ここでイエスが答えた相手は、ニコデモという宗教の指導者でした。彼は夜中の３時にイエスに会いにきたのです。なぜなら、ニコデモは３０歳のこの先生のメッセージを何か月も聞いていたのです。そのメッセージは、場所であり、国であり、王国だったからです。そして、もう我慢が出来なくなったのです。彼はシナゴーグの責任者であり、宗教界のトップでした。しかし、空しかったのです。そこにはすでに、大祭司や、リーダー的教師たちがいました。ニコデモは言いました。”良き先生。私は不安で眠れません。誰もあなたのようなメッセージをしません。あなたは上から来た人です。どうすれば王国にはいれるのですか。” と、宗教の指導者が尋ねているのです。とういうことは、彼がずっといたその場所は、そうではなかったということです。ユダヤの宗教界のトップが、自分は自分が望んでない場所にいたことに気づいたのです。宗教は答えではないのです。
ニコデモは”あなたの国に住みたい。”と言いました。イエスの答えは誤解を招きました。ですから、イエスは決して”再び生まれること”を説教しなかったのです。彼はたった一度だけ、具体的な質問に対して語ったのです。”どうすればその国の市民になれるのか。”という質問に対してです。イエスは言いました。”あなたは大人で、教育を受けてるのにわかりませんか。”と言いました。”人々の先生なのに、どうすれば国の市民になれるのか、わからないのですか。”と言いました。”あなたはいくつですか。大人ですよね。”イエスはショックを受けたのです。イエスの答えはとてもシンプルです。ヨハネ 3:3-5 “まことにあなたに告げます。誰も再び生まれなければ神の王国に見ることはできません。” ここの見るはギリシャ語で”経験”あるいは”理解”の意味です。”あなたはその国に生まれなければ、その国を経験することも理解することもできない”と言っているのです。これは宗教的声明ではありません。
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