さぼりーまん、大家になる 第1話 大家になるまで

皆がすなるブログといふものを、四十過ぎのおっさんもしてみむとてするなり。

人生初の確定申告を無事に終えたので経緯とか収支とか何回かに分けて記録しようと思う。


【大家になるまでの流れ】

35歳

世間に遅れること約15年、かつて話題であったロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」を読み、ご多分に漏れず大家を目指す。15年たっても名著の魔力は失われてなかった。しかしこの後数年間、一歩を踏み出す勇気なくダラダラと過ごす。貯金する癖が付いたのが唯一の成果か。

39歳

ダラダラ過ごすこと大家を志して5年、1棟目の中古戸建を購入する。3ヶ月で3組の入居希望者が現れるも新型コロナウィルスの影響からリフォーム資材が品薄でリフォーム完了せずに泣く泣く断る。世界情勢に翻弄されるもワールドワイドな商売をしている気分を味わえ結構、ご満悦。

40歳

初の入居者が決まり、念願の家賃収入を得る。”コロシテデモウバイトル”を警戒して、夜も眠れず昼寝する。勝手に増える通帳の数字に味をしめ、調子に乗って2棟目の中古戸建を購入。リフォーム見積もりを依頼した工務店より知人が入居したいと紹介をうけ、直ぐに入居決定。ただしこの後、諸々のトラブルで家賃は4ヶ月間もらえなかった。他人の言いなりはダメとの教訓を今更にして得る。家賃も予定よりだいぶ安くしちゃったし大家としては三流以下と一晩だけ反省した。

41歳

年明け早々に1棟目の入居者の家賃滞納が発覚。保証会社による強制退去を経験する。当然のように電気・水道・ガスのライフラインも2ヶ月以上、滞納していた。恐る恐る支払の確認すると入居者名義で契約していたので助かった。しかし2棟目の家賃ももらえていない時期であったので厄年を実感する。

人生初の確定申告をする。社会保険料の年間納付総額を知り、震える。100歳まで生きて納付額以上に年金受給で回収しようと決意をする。すっぽかし気味だった歯医者の定期検診もまじめに通うようになる。


【不動産スペック】

1棟目

中規模地方都市にある購入当時築45年の2階建て。サンルームが売り。特急駅まで徒歩12分。

投資額(建物+土地+諸費用+リフォーム代)は600万円。家賃66,000円で表面利回り13.2%。


2棟目

中規模地方都市にある購入当時築52年の平屋。車社会で縦列とはいえ2台停められるのが売り。

投資額は490万円。家賃52,000円で表面利回り12.7%。


今日も元気にサボった。

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