サクラローレルの戦績・性格や特徴について徹底解説

キャラクター

おしとやかで可憐な姿と瞳の桜模様が印象的なサクラローレル。
アニメではほとんど触れられることのなかったサクラローレルはどのような功績を残してきたのでしょうか。
この記事では、サクラローレルについて紹介します。

サクラローレルのプロフィール

生い立ち

サクラローレルは1991年5月8日に北海道静内郡静内町の谷岡牧場で生まれました。
谷岡牧場は日本のサラブレッドの生産地として知られ、良質な競走馬を多く輩出しています。

両親

父親はRainbow Questという種牡馬で、母親はローラローラという牝馬です。
父親のRainbow Questはイギリスの名門競走馬です。
母のローラローラの父はSaint Cyrienという競走馬で、種牡馬として優れた子孫を残しています。

性格

キャラデザの印象からも垣間見えますが、サクラローレルは穏やかな性格で知られています。
非常に落ち着いた性格で、静かな環境を好む傾向がありました。
また、よく寝る馬であったサクラローレルは、起こしてもなかなか起きない特徴を持っています。
のんびりとした性格のようですが、その一方で競走の時には覚醒したかのように、勇敢な走りをみせています。

名前の由来

サクラローレルの名前の由来は、生産者であるさくらコマースにちなんでいます。
馬主として有名なさくらコマースの所有者の証として「サクラ」が名前に刻まれました。
また、「ローレル」は勝利や栄誉を象徴する意味を持つ月桂樹からきており、彼の活躍を祈って付けられた名前です。

同世代のウマ娘たち

ナリタブライアン

ナリタブライアンは、優れたスピードと持久力を兼ね備えたサラブレッドの牡馬です。
1993年に最優秀3歳牡馬1994年にはJRA賞年度代表馬に輝くなど、その才能は際立っていました。
生涯勝ち数は12勝でそのうち、重賞勝利数は9勝です。
彼の美しい走りは、勇壮なブライアンズタイムの血統を象徴しているといえるでしょう。

ビコーペガサス

ビコーペガサスは、鹿毛の美しいサラブレッドの牡馬です。
彼の魅力は、その瞬発力と俊敏なスピードにあります。
京成杯やセントウルステークスなど、重要なレースで勝利を収めました。
彼の走りは名前の通り、翼を広げた神話のペガサスのようで、観る者を魅了しています。

ヒシアマゾン

ヒシアマゾンは、黒鹿毛の美しい牝馬であり、強さと気品を兼ね備えた存在です。
彼女はJRA賞最優秀3歳牝馬、最優秀4歳牝馬、最優秀5歳以上牝馬に輝いた実績を持ちます。
エリザベス女王杯や阪神3歳牝馬ステークスなどの重賞を制し、クラシック戦線でも活躍しました。
彼女の鮮やかな走りは、勇気と優雅さが融合した姿として称賛されました。

サクラローレルの戦績

サクラローレルの主な戦績をまとめました。

1994年

・青葉賞(G3):3着

・セントライト記念(G2):8着

1995年

・金杯(東)=中山金杯(G3:1着

・目黒記念(G2):2着

1996年

・中山記念(G2):1着

・天皇賞(春)(G1):1着

・オールカマー(G2):1着

・天皇賞(秋)(G1):3着

・有馬記念(G1):1着

1997年

・天皇賞(春)(G1):2着

・フォワ賞(G3):8着

サクラローレルの輝かしい戦績は、GIレースでの勝利やJRA賞の受賞など、その才能と実績を物語っています。
勝ち鞍には天皇賞(春)、有馬記念、中山記念、オールカマーなど名だたるレースが含まれており、その能力とパフォーマンスは非凡といえるでしょう。
また、サクラローレルは獲得賞金6億2699万1000円を記録し、まずまずの成績を残しています。

サクラローレルの特徴

マヤノトップガンとマーベラスサンデー

サクラローレルはマーベラスサンデーとマヤノトップガンの3頭で「古馬三強」と呼ばれていました。
堺調教師の孫である小島良太厩務員は、実績では2頭よりも格上のサクラローレルが古馬三強と一緒に扱われることに不満を感じていました。
この不満が新聞などを通じてマベサンの厩務員に伝わり、二人の関係は険悪になりました。
しかし、1997年の天春後の尿検査場で偶然に顔を合わせた際、マベサンの厩務員が「勝った馬は展開の利があって勝ったけれど、アンちゃんの馬は化け物だ」と話しかけ、お互いを理解し合う関係になりました。
また、マヤノの厩務員からも「君の馬がNo.1だよ。外国に行くんだろ?応援してるからな」と声をかけられ、小島は二人からの言葉が今でも忘れられないと語っています。

海外遠征失敗の後悔

境調教師は金杯を勝った際、海外遠征の可能性を考えたものの初の重賞を勝ったばかりの馬にその話を持ち出すことにためらいを感じていました。
しかし、1997年の天春後、凱旋門賞を目指して渡仏することになりました。

しかし、サクラローレルは前哨戦となるフォワ賞(G3)のレース中に、予後不良レベルの故障をしてしまいます。
現地の獣医が「薬殺してもいいか」とフランス語で話しかけ、思わず頷きかけたところへフランス語の分かる他のスタッフが慌てて「馬鹿野郎!ローレルを殺す気か!」と怒鳴り薬殺を免れた。

境調教師は「あの時行っていれば、外国で大きいところを勝てたかもしれないのに、馬には悪いことをしてしまった。調教師生活でいちばんの心残りだよ」と後悔の念を述べています。

しかし、サクラローレルのときの失敗を糧に、海外遠征のノウハウが徐々に確立されてタイキやエルの快挙につながることになるから決してムダではなかったのです!
また、海外遠征時には境調教師は引退していましたが、「死ぬまでに一度有馬記念で勝ちたい」と語っていた彼の夢をサクラローレルが境調教師の現役最後の年に叶えるという素敵なエピソードもあります。

「ウマ娘 スターブロッサム」の主人公に抜擢

鮮烈な走りと感動のストーリーが織りなす「ウマ娘 スターブロッサム」がヤンジャンで連載開始し、サクラローレルが主人公に抜擢されています。
彼の栄光の軌跡が描かれ、読者は彼女の情熱と成長に引き込まれること間違いなしです!
時にライバルたちと戦い、絆が生まれたり、勝利に向かって努力をする娘たちのストーリーはウマ娘ファン以外にも刺さるはずです。
ウマ娘が好きな人はもちろん、スポ根漫画や青春ストーリーが好きな人には必読の一冊となること間違いなしです!

まとめ

サクラローレルの感動の物語が「ウマ娘 スターブロッサム」としてついに連載開始しています。
競馬ファンはもちろん、馬との絆や夢の追求に共感できる一冊となっているので、ぜひ読んでみてください。
また、サクラローレルの勇姿だけでなく彼女を取り巻く個性豊かなキャラクターたちとの交流も楽しめるのも胸アツです!

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