親の財産、マジで知っとけ!

終活
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こんにちはセイメイです。
偉そうな見出しで申し訳ございません。

親の老後について、どれくらい考えていますか。
まだまだ親が元気なら、子どもの立場としては『まあ親が病気になったら考えるわ』と軽く考えている人が多いこと。
病気は予告してくれません。
来年、病気になります。2年後、癌が見つかります。3年後、認知症になります。など分かっていれば、それなりに準備も心構えも出来るでしょうが、残念ながらそれは誰にも分かりません。

なかには、『自分は病気にも癌にも認知症にもならない』と根拠もないことを言っている高齢者もいます。このような人は、介護のお世話にもならない(なりたくない)と思っている人も多いでしょう。

ピンピンコロリ(元気だった人が急に亡くなること)の人生であっても、突然の出来事は遺された家族には深い悲しみと、各種手続きなどで振り回されてしまうことでしょう。ただ、終活をしっかりしていたならば、そのようなことは回避することができるかもしれません。

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親の介護費用は誰が負担するの

もしも、親が認知症になったり病気で介護が必要となったとき、子どもとしてどうするか考えていますか。自宅で介護をしますか?施設に入所してもらいますか?
まず、その辺の話し合いを親と子どもでしっかりとしておかなければなりません。

そして、医療費や介護にかかるお金について考えておくことは非常に重要です。
親のお金で介護できるのか、子どもが費用の一部を負担しなければならないのか…
これらのことは、後々の遺産相続にも影響を与える要因ともなりますので、親が元気なうちから早め早めに方針を考えておく必要があるでしょう。

なんと、『親の財産額を知らない』『施設への入所費用は親のお金で』と考えている子どもが約80%ということだそうです。ちなみに、私も親が癌になるまでは『親の財産額は知らないけれども施設に入ったり、介護にかかる費用は親のお金で』としか考えていませんでした。

財産を教えない親たち

たとえば、『住んでいる自宅を売却して施設にはいればいい』と考えている人もいると思います。
ただ、これにもいろいろなハードルがあるのです。
親が認知症になれば親名義の自宅を簡単に売却することができません。まず、ここを理解しておく必要があります。
また、認知症になっていなくても『介護のため、施設入所のためにお金が必要』ということが売却相手に分かってしまうと思っているような値での売却が難しくなるかもしれません。この辺りも事前に考えておく必要があるでしょう。

そのためにも、子どもたちは親の財産を知っておく必要があります。そして、親にも子どもに知ってもらっておく必要があるのです。
介護だけではなく親の財産を知っておく(もらう)ことは、相続税対策や相続が争族になったりすることを未然に防ぐことにも役立てることができるでしょう。
ただ、そうは言ってもなかなか親が財産を教えてくれなくて困っている人は多いです。

多いパターンは、
☆親が頑固で教えようとしない

その理由として
☆知られるのがイヤ
☆親の財産をあてにされる
☆子どもに心配を掛けたくない

だそうです。

このような理由から、単に話をしても難しいと思います。

私からアドバイスできるとすれば、
『親の財産を子どもと共有するかしないかで、親の人生・子どもの人生・そして〇〇家の今後を左右することになる』
ということを丁寧に伝えるべきだと思います。
口頭で難しい場合は、手紙(文章)で伝えるのもいいでしょう。
※冷静に落ち着いて。決して脅してはダメですよ。

親を説得できず悩んでいる人たちは、ぜひ検討してみてください。

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