イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

ハセヒロとの夢

2024-04-24 13:09:34 | 日記

日曜劇場の「アンチヒーロー」がとても面白いです。

ストーリーもさることながら、主役の長谷川博己さんが魅力的。

セリフ回しや佇まいなど、どれをとっても惹かれる。

彼だけで十分鑑賞できるような、今季一番のドラマです。

 

そのせいでしょうか、

先日そのハセヒロさんと夫婦になると言う、素晴らしい夢を見ました。

そう、設定は良かったんです・・・。

 

でも・・・。

 

結局、最後は独り道に迷い、ハセヒロさんとは会えなくなると言う結末。

全く素晴らしい夢ではなかった・・・。

独りで誰もいない寂しい山道を彷徨い歩く私に、

夫のハセヒロさんはおろか、誰も手を差し伸べてくれませんでした。

あまりに苦しく切なくなった私は、夫の名を叫ぼうとしました。

が、声が思うように出ない・・・。夢あるあるですよね・・・。

 

苦しくなって、目が覚めました。

珍しく、うっすら汗までかいていました・・・。

そして何故だか、涙ぐんでしまった・・・。

 

夢の中でも、独り・・・。どこまでいっても、独りなんだ・・・。

 

今更誰かと一緒になろうとかは全然考えてはいませんが、

誰かに守られていると言う安心は、お金にも代えがたい強さと余裕に繋がる。

私には死ぬまで得ることができないかと思うと、やっぱり悲しいね。

せめて夢では、アンチヒーローのハセヒロさんと幸せでいたかったわ・・・。

 

 

今日は仕事がお休み。

朝から結構な酷い雨だけど、家に籠るにはちょうどいいお天気。

まあ、天気が良くても基本私は引き籠りですが・・・。

 

だいぶ前の小説だけど、角田光代さんの「八日目の蝉」を読んでいます。

その前に読んだ「黄色い家」に引き続き、とても切ない物語・・・。

しかしながら非常に面白いです。

読書は現実逃避できる趣味の一つ。

これからじっくり読みふけります。

 

 

 


白い花

2024-04-22 07:42:17 | 日記

昨日、

そろそろ終わりを告げるガーデンシクラメンに変わり、

白いベゴニアを植えてみました。

一株88円と、爆安で購入。

やや頼りない苗でしたが、ポットから鉢に植え替えたら元気を取り戻した。

鮮やかな緑の葉と、白い花がとても可愛らしい。

貧乏な我が家の、小さな輝きです。

 

白って、あまり選ばないんですよね。

つい、赤とかピンクを買ってしまいます。

でも今回はなぜか白にしたかった・・・。

特に理由はないんだけど、気分的にホワイトだったんです。

 

人生の酸いも甘いも知っている還暦近いおばばが、

汚れなき色をチョイスするって、自分でもちょっと笑っちゃいました。

 

しかしながら、白はいい色です。

何にも染まらない。何にも染まる。どちらもありの高貴な色彩。

今の私の心境は、何にも染まらない、染まりたくありません。

そんな密やかですが、確固たる思いが白い花に手が伸びた理由?

やや大げさですかね・・・。

 

今後、服や雑貨などにも取り入れていこうか。

いや、服や雑貨など買える余裕はどこにもなかった・・・。

 

が、植物は例外。

高い苗は手が届かないけれど、

お安めになっているお花やグリーンを買って、

癒しを増やそうかしら。

 

来るべきゴールデンウィーク。

もちろん、家から遠出なんて微塵も考えていません。

なので、ガーデニングに勤しむのもいいな。

 

 

今日もお仕事、頑張ってきます。

 

 

 


伝説のままの方がよかった・・・

2024-04-18 07:43:52 | 日記

中森明菜さんの動画を観ました。

最近立て続けにアップされているようで、

ファンクラブ限定だったかな?ライブも予定されているとか。

ここへ来て、急に復活の兆し?

正直、特にファンではなかったけれど、

一時代を築いた歌姫には違いない。興味はありますね。

 

しかしながら・・・。

 

動画を見た感想としては、こんなに変わるものなのか・・・でした。

見た目も歌声も、全盛期だった頃の勢いはすっかりなくなっていた。

還暦が近いんですもの、当たり前といえば当たり前です。

でももう少し当時の面影があってもよかったと・・・。

歌にしても容姿にしてもです・・・。

 

楽曲は全てジャズ風にアレンジされていました。

静かな感じで、聞きようによってはムーディで大人の雰囲気だけど、

やはり声が全然出ていなかったと思う・・・。

披露された曲の内、「TATOO」は大好きでしたね。

スパンコールのぴったぴたの衣装で、髪はアップ。

妖艶に歌い踊る明菜さんは、実に色っぽく艶やかでした。

 

これを今の彼女に求めたって無理です。

でもなあ・・・。なんか、なんかがっかり感の方が強かった・・・。

 

そう言えば松田聖子さんが、

「SWEET MEMORIES」をジャズ風にアレンジした動画を見た事があるんです。

これも原曲よりもだいぶキーを下げて、まったりとした感じで歌われていました。

いいか悪いかは人に寄ると思うけど、

年齢を重ねたらジャズ風にアレンジって王道なんですかね。

私は、やっぱり微妙でしたが・・・。

 

そう考えると、B'zの稲葉さんはすごい。

実はものすごいファンでした・・・。

ライブは20回近く行きました。

近年は全く行けてませんが、動画はアップされれば拝見します。

もうね、全く衰えていない。過去の曲も当時のキーのまま。

CDを聞いているかのように、安定しています。

まあ、稲葉さんは特別の中の特別なんだろうね。

 

明菜さんと私はどうやら同じ年齢。

それでも彼女はまだ綺麗。私はとっくにおばあさんに近いおばさん。

若い時の風貌や雰囲気、声を保てること自体、奇跡。

 

でも・・・伝説のままの方がよかった・・・。

 

 

今日もお仕事、頑張ってきます。

 

 

 


花見もせず春が過ぎていく

2024-04-14 08:45:16 | 日記

通勤途中やポスティングなど、

ついでの道中に桜の木は沢山ありましたから。

お花見なんてしなくても、桜は愛でることができました。

 

と言うか・・・。

 

特に興味はないのですよ・・・。

桜が嫌いではないけれど、特別な思い入れとかない。

寂しい人間なのかもしれませんね。

でも、興味がないのでしかたないです。

 

そう言えば、

お隣さんは朝早くから賑やかしく車を出しておりました。

お子さんを連れて、家族総出で出かけたようです。

天気もいいですし、今季最後の花見にでも行かれたんでしょう。

家族がいれば、散りゆく桜も楽しい思い出の一コマになるんだろう。

お独り様には、ただただ物悲しく映ってしまいそう・・・。

 

離婚して今年で4年が経とうとしています。

職場と家の行き来、休日はイオン、最寄りのスーパー、100均と、

出かける先は決まっています。

帰宅途中、新幹線が走っているのを目にすると、

夫と一緒の時は2、3か月に一度程プチな旅行で利用していたのを思い出す・・・。

 

これから先、よっぽどのことがない限り乗ることはないでしょう。

旅行という人生の楽しみ方は、私にとっては存在しないものなので。

 

今日も家に籠ります。

籠って衣類の大幅な断捨離に臨むつもりです。

服って流行りすたりの波が本当に大きい。

無理して流行りのスタイルをしようなんて決して思わないけれど、

いかにも昔のものと言う感じの衣類は、持っていても箪笥の肥やし化するのみ。

思い切って捨ててしまう予定です。

 

桜が散って緑が増して、

暑い夏がやってきたと思ったらあっという間にクリスマス・・・。

 

時の流れの速さに飲み込まれないよう、

粛々と必死に生きる。

 

お独り様には、様々な覚悟が要るのです・・・。

 

 


臭いスエット 不味いうどん

2024-04-12 07:40:53 | 日記

家で履くだけのスエット。

洗濯機がない我が家では、乾きにくい衣類の代表選手です。

でも晴れの日が続けば、わりとすんなり乾きます。

お日様の力は偉大です。

 

しかしながら昨日は参りました・・・。

てっきり乾いていると思ったのに、なんだか湿っぽく変な臭いがします・・・。

お日様パワーが十分行き渡らなかったのか・・・。

が、家で履くだけだし、そのまま身に付けました。

 

「体温で乾かせ」みたいな発想です。

臭いだって家の中だけの着用なので、気にしない気にしない。

「クサい!」なんて文句を言う人もいないしね。

お独り様はこういう時、全くお気楽です。

 

夕食はゾンビ臭をまとったまま、うどんを食しました。

釜玉うどんに野菜を少し添えての献立。

うどんはドラッグストアで買った一玉28円のもの。

これがまあ・・・、あんまり美味しくなかったです・・・。

 

ひとしきり、惨めな思いの夕食でした。

これって、独りで食べるからでしょうか。

 

実は昨日、職場では大変良いことがありました。

今の職場に就いて約2年。やっと、やっと成約が1件取れました。

店長からも同僚からも祝福されました。

特に店長からは「これからだよ、○○さん。自信を持っていこう!」と言われ、

一瞬、夢のような心地になりました。

 

もし家に誰かいたのなら、このことを嬉々として報告したでしょう。

そしてたとえ28円の不味いうどんでも、美味しく食べられたのかもしれない。

 

が、帰った時はすでにそんな夢見心地は消え失せていました。

昨日の記事と内容が被るけれど、もう何もかもどうでもよくなっていた・・・。

疲れた・・・。めんどくさい・・・。しんどい・・・。

負の感情しか生まれてこないんですよ・・・。

 

加えてゾンビ臭が漂う衣類。それを躊躇もなく身に付ける自分。

なんだかいろいろ末期のような気がします・・・。

 

自分より強い誰かに守られ、愛される。

こういう環境にいるのであれば、明らかに幸せです。

そばに信頼できる誰かがいるって、本当に素晴らしいことだと思う。

お金持ちではなくても、幸せだと思う。

 

私が求めているものはそこらへん・・・。

まあ、二度と手に入るものではないけれど・・・。

 

粛々と現実を受け止め、

ひっそり生きていくしかないのです。

 

今日もお仕事、頑張ってきます。