リュドコール|Rødkål
デンマークでは肉料理の付け合わせとして定番になっているリュドコール。
とりわけクリスマスのフレスケスタイには絶対に欠かせない存在です。
リュドコールは簡単にいえば「紫キャベツの甘酢煮」のようなものですが、レシピによってはスターアニスやクローブなどのスパイスを加えたり、リンゴ酢やワインビネガーなどお酢の種類にもバリエーションがあります。
とはいえポイントは「紫キャベツを甘酸っぱく煮る」ことなので、その点だけ押さえておけば、作り方に多少の違いがあっても問題ありません。
なおリュドコールは基本的に単体で食べることは少ないため、レシピも付け合わせを前提とした分量としています。
材料

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紫キャベツ | 1/4個(約200g) |
リンゴ(紅玉) | 1/3個~1/2個 |
バター | 20g |
シナモン | 1/2本 |
ローリエ | 1枚 |
クランベリージュース | 80ml |
リンゴ酢 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1.5 |
黒胡椒・塩 | 適量 |
- デンマークではレッドカラントジュースやエルダーベリージュースを使うそうですが、日本では一般的ではないためクランベリージュースで代用しています。
- 砂糖やリンゴ酢の量はお好みでご調整ください。クランベリージュースの甘さ次第で、必要な砂糖の量も多少変わってくるかと思います。
作り方
- 紫キャベツは千切りに、リンゴは皮と芯を取り除いて小さく乱切りにする。
- 鍋にバターを溶かし、シナモンとローリエを炒める。香りがでてきたら紫キャベツを加え、しんなりするまで弱火で炒める。
- 鍋にクランベリージュース、リンゴ、リンゴ酢、砂糖を加え、蓋をして20~30分ほど煮込む。底が焦げ付いていないか時々確認する。
- 煮込み終わったら火を止め、酸味と甘味のバランスを確認する。必要であれば塩・胡椒・砂糖・リンゴ酢で調整する。
- 一晩おくと味がよくなじみます。食べる時は温めなおした方が美味しいです。