自分は写真を既に見せたのだから、

 

当然、カイトはあたしの写真も求めたけど

 

でも、あたしは写真を撮る、撮られるのが

 

致命的な写真写りの悪さもあって死ぬほど嫌いだし

 

歴代の愛人や、事前に行った写真交換で

 

サイトで知り合ったメンズから評判良かった

 

唯一、奇跡の1枚キラキラの写真があったものの、

 

それも10㎏肥えてしまった今では

 

口さがない、タツノスケ師範からは

 

「その片鱗、面影が全然ない!別人だ!」

 

バッサリ斬られてしまったものだから、

 

今となってはお蔵入りしてしまっているの汗

 

だから、お見せする写真は何一つない状態だったわ

 

「せっかく、イケメンさんの写真を見せてもらった後で忍びないけど

 

でも、ごめんね、あたしは会うまで写真は見せないよ

 

だって、写真キライだから

 

でも、がっかりされたことないから、それで許して

 

時々、石田ゆり子に似てると言われたりするかな」

 

そ、だからなのか、最近はあたしも事前に

 

メンズから写真交換を求めなくなっていたの

 

写真だけではそのメンズの本質的な魅力は伝わらないしね

 

それに、往々にして実物の方がはるかに良かったりすることもあるし

 

会った当初は好みじゃなかったとしても、

 

会っていくうちに愛着だって湧いてくるしね

 

…あら、これってば、どこかで聞いたことあるよーなセリフね

 

あ、そっか、かつてタツノスケ師範があたしと出会うまでの

 

以前のセフレ嬢たちに対しての彼の感想だったわね

 

なーるほど、彼の感覚はセフレを持つ者たちの

 

普遍的な感覚でもあったわけね

 

さてと、再び、話をカイトに戻しましょ

 

その後のカイトとのやり取りで、

 

年上女性、特に熟女系好きメンズあるあるで

 

学生時代はそんなに年上女性、熟女と出会う機会もないから

 

せいぜい同年のクラスメートと一応それなりに付き合ったりしてる

 

だけど!!

 

そんな素質を持ったメンズってば、社会に出てある日突然

 

そ、まるで雷雷にでも打たれたかのよーに

 

自分の性癖、趣味嗜好を悟り、目覚めるのよ

 

詳しいいきさつは教えてくれなかったけれど

 

カイトもまた、18歳の時にサイト経由で

 

42歳の女性と付き合うことになり

 

その彼女の優しさが忘れられなくて、

 

それ以来どっぷりと年上女性にハマってしまったと教えてくれたのよ

 

結局、その彼女とはカイトの仕事が忙しくなって

 

疎遠になってしまったらしーけどね

 

「キデさんは、キスとかありですか?」

 

さっすが、血気盛んな23歳の青年だけあるわね

 

もはやセックスをさせてくれない過去の女には用もないって感じで

 

カイトは別に未練や感傷に浸る様子でもなくて

 

実に現実的な質問をあたしに寄こしてきたわけだから

 

ハイハイ、割り切りとかのいわゆるプロの女性としか遊んだことがなくて

 

しかも実はキス魔だったりするメンズが必ずしてくる質問ねーw

 

「もちろん、キスありだよー!

 

だって、カイト、イケメンさんだからピンクハート

 

「やったー!!」

 

うふふ、あからさまな欲望も様になる、実にカワユイお年頃ねピンクハート

 

その後、カイトはちょっと調子に乗って、

 

「お風呂に一緒に入りたい♡」とか

 

「下着姿の写真を見せてくれ♡」とか言い出して来たわね

 

あたしは彼の顔写真を自分だけ見たという多少の済まなさから

 

本来ならお断りしてるのだけど、

 

顔なしのキャミの胸元だけ以前に撮った写真があったから

 

それをカイトに送ってあげたのよ

 

「脇舐めたい♡

 

下半身が写っているのはないの?」

 

「うーん、探してみたけど、消してしまってたわ」

 

「がーーーんネガティブネガティブネガティブ

 

でも、オナニーしたくなってきた、写真見て」

 

「あら、明日に備えて我慢するのじゃなかったの?」

 

「こんなの我慢出来ないです、えろすぎですよ!」

 

うふふ、若いっていいわねぇ…

 

こんな写真じゃ、あたしの愛人メンズらは何もおっ立たないというのに

 

そ、既にこれまでこんな下着写真を嫌というほど誰から貰って来たから

 

今ではすーっかり耐性が出来上がってしまって、無反応なのよあせる

 

あたしだって、散々誰かとこんなことやり過ぎていて今更ただ面倒臭いだけなのに

 

ホント、若いってことは性に対して

 

未知なる世界がまだまだたくさん広がっていて

 

やることなすこと、全てが新鮮なのね、ある意味、羨ましーわぁw

 

それからあたしたちは、待ち合わせの場所の確認をし合った後で

 

またもやカイトってば、

 

思い出したかのよーに唐突にこー言って来たのよ

 

「キデさんのぱんつみたいな、はやく」

 

「あ、あたし、はみまん、はみ毛しまくりだから笑

 

それも、エロいわよー笑」

 

「それがいいんですよ!」

 

「あらー、分かってるじゃない笑

 

それなら、あたしのひもパン越しにクンニしたらいいわね♡」

 

「よろこんで!」

 

「いやーん、ヒダヒダがうずいて痛いわ」

 

「ボッキが治らないです笑」

 

「あたしたち、今会えば、すぐに挿入できるのにねえーん

 

「ですね笑」

 

「いつもオナニーするときは、動画見るの?」

 

ここで、さり気なく、カイトのオナニーをチェックして

 

彼の精力の強さを探っておくのよ

 

尤も、最近の平成メンズはもっぱら動画頼みだとは思うけど

 

「見ます!でも、今日はキデさんの写真で出来ますよ笑」

 

「あはは、安上がりね…って、しちゃダメよ笑

 

…って、言ってもするわね笑」

 

「しなーい!」

 

「あら、素直ね、可愛い♡」

 

「可愛くないですよ笑

 

キデさんのエロい下着の写真、明日撮ってもいいですか?」

 

「いいよ、そー言うと思った

 

だけど、トライアル合格したらね

 

グラビアじゃなくて、あたしのでいいの?」

 

「はい!!グラビアって恥じらいがもーないじゃないですか」

 

なるほど!鋭いわね、確かに隙のないグラビア写真に

 

催さないというメンズの声は多いわね

 

「ところで、僕、明日合格出来なかったら、

 

もう2度と会うことは出来ないんですか?」

 

「それは会ってトライアルの結果次第だね

 

何で落ちること前提で考えるの?笑

 

中折れさえしなきゃいいのよ」

 

「分かりました、意地でも合格です!

 

それから合格したら、お泊りとかしてみたいです」

 

「え、あたしも、お泊りしたいと思ってた♡」

 

そーよ、一晩中、寝ずにうんざりする程求められてみたいわ♡

 

そーやって、あたしとカイトはノンストップで

 

ムフフ♡なやり取りを楽しんでいたかと思うと

 

カイトってば、23時きっかりになると

 

「僕、寝ます!明日また連絡します、おやすみなさい!」

 

って、スパッとやり取りを切り上げたの

 

うふふ、建設関係の仕事メンズあるあるね~

 

朝の出勤が早いから、

 

意外と彼らは早寝早起きする健康的なメンズだったりするのよ

 

そー言うところが、健やかなPの勃起を下支えしているのかもねw

 

後、肉体労働による、適度な運動とね

 

うふふ、おやすみなさい、カイト

 

あたしもキミの夢でも見ながら、さっさと寝ることにするわ

 

あたしはベッドの中でまだ見ぬカイトのことを思いながら

 

禁欲させてるカイトには悪いけど、

 

一足お先に快楽の世界へ旅立ちたがったの

 

だけど!!

 

いかんせん、あたしとは、

 

結婚当初からの夫婦のルールでずっと同衾(どうきん)を貫いてる

 

既に先にベッドに入っていた、は背を向けてTVを見てるけど

 

さすがにその隣で1人Hはしづらいわーあせる

 

むー、のヤツ、こんな時に限って、いつまでも目が固い!!

 

いつもなら、TVつけっぱなしでごーごーいびきかいて寝てる癖に

 

そーやって、あたしが直ぐ隣で人知れず悶々としていることなど

 

露とも知らずには、いつの間にかTVを消すと、

 

これまた結婚当初からの変わらないルーティンである、

 

腕枕をサッと寄越してきたの

 

あたしはそれを無意識に受けながら暖を貰おうとして、

 

にぴたりとくっついていたのだけど

 

ふと、思いついてしまったのよ

 

こんなにムラムラが収まりそーにないのなら、

 

「ええぃ、いっそのこと、

 

あたしのオナニーに夫を巻き込んじゃえ!」

 

だから、あたしはに言ったの

 

「…ね、オッパ(夫の呼び名)、あたしのおっぱいを吸って♡」

 

あたしは外でメンズたちと逢瀬を繰り返すよーになってからは

 

それまで週1は死守していたとのメイクラブも

 

敢えて今ではお休みさせているのよ

 

だって、そーでしょ、ステージ4の腎がんである

 

今でこそ、彼に合う薬がないので不本意ながら断薬してるけど

 

それまでありとあらゆる抗がん剤を試して来た彼は

 

すっかりその薬漬けの副作用で免疫力が落ちて、

 

万が一、あたしが外で貰ってきて、彼に性病でも移してしまったら

 

大問題どころか死活問題になりかねないわ!

 

そーでなくても、半年前には敗血症で瀕死の状態だったと言うのに

 

は無呼吸症候群の改善器具である、CPAPを口から外すと

 

ぺろりと上着をめくったあたしの乳首を口に含んでくれたの

 

そーね、彼からしてみれば、この間ずっとご無沙汰で

 

実にしばらくぶりのことだったものだから、

 

何も文句言わずにさっと応じてくれたわね

 

そして、あたしはの愛撫を受けながら、

 

仰向けのままショーツに、

 

手が汚れぬよう、既にナイロン手袋を装着した

 

右手を入れると、

 

そのまま自分のを鞘の上から擦ったの

 

そんでもって、あたしの頭の中では、

 

まだ見ぬ、カイトと一足お先に

 

メイクラブをしているところを妄想しながらね

 

直にアクメは訪れたわ

 

「…あーん、オッパ、イッたわ…」

 

あたしが吐息交じりにそーつぶやくと、

 

今ではすっかり手馴れたもので

 

それから一呼吸置いてからはあたしの乳首から口を離したのよ

 

イッた後でいつまでも吸われ続けるのはくすぐったい、

 

だからと言って、ぱっと離されるのも、味気ないと来たものだから

 

そ、ってば、すーっかりあたし仕込みで、その絶妙なタイミングを

 

今ではしっかりと体に叩き込んでいるのよ

 

そーやって、あたしは満足げに眠りについたのピンクハート

 

そ、あたしは外でメンズたちと散々、

 

悲喜交々(こもごも)なドラマを繰り広げよーとも

 

相変わらず、とはこーして一応、夫婦仲はいいのよw

 

to be continued...

 


 

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