ほぼ予測されていた通りだったのでサプライズではなかったです。専業主婦のザッした感想で考察ではない(笑)
㊤各政党の得票率
㊦各政党の議席獲得数
正義はなされた!
みたいな感じでオットーと開票生中継でガッツポーズして喜んだのは「王殺し」のFDP(自由民主党)とBSW(ザラ・ワーゲンクネヒト同盟)が場外になったこと。84%という歴史的な高投票率で極右AFD(ドイツのための選択肢)は全東部の州を勢し、得票率も前回2021年より2倍に増えました。が、予想外のDie Linke(左党)の8%超えと64議席獲得に政治への希望を再び持てました。要因は党員の増加と反AFDの若年有権者層の投票だとか。本来は国民ファーストの右寄りな私ですが、「スーツを着たスキンヘッド」のAFDは許容できません。残念ながら、我が片田舎の町はAFDに約4人に1人が投票して民度が低い。
首相候補の人気度
米バイデン同様、ドイツの政治も老害が問題。第三党に滑り落ちたSPD(ドイツ社会民主党)はショルツが首相候補人気度NO.1のPistorius(ピストリウス)に道を開けていれば敗けても今回のような惨敗にはならなかったと思うし、まだ勝機はあったかもしれない。毎回の選挙で何故敗けたのか、何故有権者が離れたのか、理解できず学習できないSPD政治家は救いようがない。
CDU(ドイツキリスト教民主同盟)、メルツの勝利宣言
時代遅れの上司の古臭い話や冗談を聞いてるみたいでした。支持層も金持ちの豚共だらけで吐き気した…。庶民のための政策は期待しないほうがいい。
FDP(自由民主党)のリンドナーの敗退宣言
連立を崩壊させ、全ての混乱を招いた張本人なのに、「選挙結果は自分のおかげ」みたいな言い方よ!支持層が"お前ら一度も自分で働いたことないやろ"みたいなリッチ(高齢)白人経営者ぽいのがCDUよりも吐き気する…。リンドナーは政治から身を引くらしいが、それでもまだ天下りしてリッチに暮らせるから腹ただしい。
どれだけ躍進しても容易に第一党にはなれないし、また今は連立なくしては政権が取れない時代なのだなと思いました。勝利に酔っているメルツが首相としてどこまでやれるかは疑問ですが、私的にはドイツキリスト教民主同盟、緑の党、左党の連立も悪くないと考えてます。結果は喜ばしくないものの、私が投じた票は活かされたので満足です。在外選挙では投票用紙が届かなかったり、間に合わないから自費で200米ドル以上払って配達会社のエクスプレス便を利用したり、と問題がありました。
それでは