主に初見の作品をザックリとご紹介。タイトルと予告編はほぼ原語か英語版。サブタイトルはカット。
紹介後に打ち切りになる作品や予告編が消されていたりすることがあります。ネタバレなし
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ザ キングス オブ トゥペロエルビス・プレスリー出生の地のエルビスのモノマネ男が"まぐれ"で病院の臓器売買の犯罪を暴いたことで陰謀論にのめり込み、オバマ元米大統領をも巻き込む毒物脅迫事件に関わっていく話。利用されっぱなしに気づかず、自分が信じたい事だけ見聞きして生きるのはとても世界が狭くて惨め。男の家族まるっとどうしようもない(笑)
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ザ スノーガール 2スペイン製。2ndシーズン。前作は何ともやりきれない結末で、今回もそんな感じ。ミレンはある夜、事件を臭わせる奇妙なゲームの招待状を受け取る。すぐにマラガの裕福なプライベートスクールの少女が殺害され、ミレンは新しい同僚のハイメと調査をしていくが…。別々に辿りながらなかなか真相と犯人が見えなく、全てが繋がったラストは面白かった。ミレン自身の事件は何も解決していないから続きでそれが観たい
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ACABイタリア製。タイトルの意味は英語で「All Cops Are Bastards(警察官はクソ野郎)」というアナーキストのスローガン。デモ警備中に機動部隊「ローマ」の仲間の1人が重症を負わされ、仕返しにデモに参加していた青年をリンチして隠蔽する。が、国内スキャンダルに発展し…。守る対象から罵られ命懸けで働く憤りはわかるし、リンチされた青年も100%無実ではないのにまったくの"被害者"として扱うメディアもどうかと思う。家族と仲間が被害者になったとき、法遵守の警察官か仲間の復讐をする人間か、どちらを取るかの難しさ
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エントレヴィアススペイン製。ついに完結。ギャングからドラッグを盗んだ孫娘イレーネを偏屈な祖父ティルソが助ける話から、町までを守るまでになったティルソの執念と愛情。ルイス・ザヘラ氏が演じた刑事エゼキエルはこれまで観たドラマの中でトップに入る魅力的なキャラでした。ギャングの脇役にちょっと空条徐倫ぽい娘がいます(笑)
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ザ フーリガンポーランド製。刑務所から出所してきたフーリガンの父親と同じ犯罪の道を辿る少年クバのお話。彼らのような"ファン"は本当にサッカー好きなのか、ただギャング犯罪の隠れ蓑にしているのか…。どんどんクバが救いようなくなっていく姿に気持ちが重くなるけど、それだけ面白くなっていく
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ナイトエージェント2ndシーズン。前作から10ヶ月後、バンコクで極秘任務中に襲撃にあってパートナーを殺害されたピーター。姿を消した彼を探し出した恋人ローズとピーターは再び大きな陰謀に巻き込まれていく。総合的には良いサスペンスアクションですが、前作のほうが良かった。理由はローズの存在。彼女の都合良すぎな役柄はシリアスさが欠けて邪魔でした。続編が正式に発表されたので楽しみ、もちろんローズ抜きで
以上です。
それでは
【おまけ: 陰謀つながり】
(23)ドイツ製。80年代に行方不明になり焼死体で発見された実在ドイツ人ハッカー、カール・コッホと彼が1冊のイルミナティの小説から執着していった陰謀論の話。実際は陰謀ではなく、薬物犯罪絡み…かな?
カールが夢中になった小説。ヒッピーな時代とイルミナティ好きな方には面白いかと
アメリカの硬貨
なぜ1セントのリンカーンだけ違う向きなのか?他は奴隷を所有し、リンカーンは奴隷解放したから…という陰謀説を聞いたことがあります。