養生にあと一日だけ家で過ごしたい先週金曜日でしたが、気合いを入れて学校へ個人面談に行きました。中等部になり、ムスメも参加の三者面談。珍しいシチュエーションにムスメはちょっぴり緊張スマイルでほぼ無言でした(笑)
学校は森に隠されている…
ムスメの担任2人が病気と怪我で長期休職と退職という不運が続き、担任が1人だけになっていました。去年末から先月ぐらいまでは他クラスに振り分けまたはクラス閉鎖になることが多々ありました。が、ついに先月から2人の先生が配属され、やっと教員不足が解決しました。男性1人、女性2人の3人の先生は特別支援学校専門、ムスメの年齢の児童対象の教諭。3人とも厳しさと優しさがあるモチベーションが高めな方々。制服はなくても規則、身だしなみに厳しくお堅い印象のドイツですが、先生の腕にがっつりタトゥーがあって半袖からバッチリ見えていも、流行りのヒゲを生やしていても全然OKという、実は日本よりは寛容。ちなみにムスメの支援学校は市立です。
お話を戻し、
面談は「評価チェックシート」に沿った話を聞きました。
例①
まずは対人関係。クラスメイト、教師への態度、協力できるか、規則を守れるか、揉め事の対処など。他クラスに振り分けられた時や本来のクラスどちらでもすぐ馴染め、普通の範囲で揉めることはあるが友達とは上手くやってるとのこと。学校、生活のルールも理解して守ることができ、協力し合えるという生活面ではとくに問題なしのイイ子ちゃんぶりを聞きました(笑)
例②社会生活全般
次に学習。今学年も「短い集中力」「すぐ気が散る」が大きな課題。静かな環境で集中ができればしっかり取り組める…とは言うものの、学校には色々な音があり、それらを除去するには限界がある。それに加え、飛行機の轟音などはどうすることもできない。ムスメ本人がそういう環境でどうしたら作業できるか見つけないといけないし、できない不満があれば誰かに伝えることを学ばないといけない…と日頃からムスメと話していると先生に伝えました。何回も書いてますが、ムスメも特性豊富、音、人、見える物に敏感で繊細さん。だからと言って「察してちゃん」にはならないように意思表示することを厳しめに教えてます。
何か言わないと何がして欲しいのか、何をしてあげたらいいかわからない、何もできない
私が来独して学んだことです。新婚時代、文化の違いでオットーと夫婦喧嘩をしていて、オットーに言われてハッと気付かされた言葉。夫婦だから親子だからわかり合えるとは限らない。とにかく、集中力と注意力散漫はムスメの永遠の課題なので、すぐにどうこうできず、先生方もまだ慣れないのでムスメとコミュニケーションを取りながら模索中です。
例③今後の課題
読み書き、算数の学力も同年齢の定型の子や他の障害児とは比較しません。はっきり言えば、比べても比べようがないくらいの差で比較する自体がおかしいから。先生方曰く、ムスメにはまだ伸びしろがあるので頑張れば高等部までには今よりできるようになるかもと言われました。自宅はムスメが心身を休ませる場で学習はしてませんが、それでも「へぇ~これ読めるんやあ」と思うのが多くなり、学校でちゃんと学習してるんだと感じています。
面談は20分くらいで終了しましたが、私も先生方もやっと直接会って話せたから満足でした。今さら先生不在時の文句をタラタラ言って面倒くさい保護者になりたくないですし、何回も謝られたので先生達は先生達で大変だったろうなあと。
学校でのムスメの近況を聞いたあと、買い物して帰宅したらすぐムスメのお迎え時間。一緒に昼ご飯のカリーヴルスト(フライドポテト+焼きソーセージにトマトカレーソース)とアイスクリームを食べ終えたら、向かいの部屋でリモート会議しているオットーと同僚の会話を聞きながら2人でクカーッと昼寝しました(笑)
毎日元気に登校して、人間関係も良好で上手くやっているみたいなのでこれ以上は求めていません。アホでもトラブルなく楽しく学校生活が送れ、ムスメが出来る事をしっかり学んでくれたら私はそれで幸せです。
🏫
昨日の土曜日、
ムスメの体調不良、水漏れ、私の風邪でしぱらく外出できなかったので、久しぶりに我が片田舎の町に出かけました。好きな物は決して逃さない鷹の眼を持つムスメは…、
1枚12.99€(約2083円)
中〜大規模な町ならよくある衣料チェーン店「NEW YORKER(ニューヨーカー)」の店内に入ることなく、前を通っただけで平台にたたまれてていたキティちゃんのTシャツを見つけました。スヌーピー、ミッキーの可愛い系の中になぜか呪術廻戦があった…。ムスメの半袖をそろそろ買わないとなあと思っていたので迷うぐらいなら…と2枚とも買いました。
コチラの海賊Tシャツも着ます
それでは