年が明けてから一気に暇になりました。
お客さんも少ないうえにタクシーも多い。
最悪の状況がしばらく続くでしょう。
ライドシェアの話題を耳にすると腹立たしくなる。
先進国でライドシェアがうまく機能している国があるのでしょうか。
特にアメリカ、ニューヨークのタクシードライバーは悲惨極まりない。
ニューヨークのタクシーはメダリオンというタクシー営業権を購入して営業を行っている。日本の個人タクシーみたいな扱いになるのでしょうか。
そのメダリオンの価格ですが、Uberやリフト(ライドシェア)が入ってくる以前最も価格が高騰した時には100万ドルを超えていたそうです。
都市によってその価格は異なるみたいなのですが、ニューヨークでは暴落する2014年までは価格が上がり続け100万ドルを超えていたそうです。
ドライバーはそれらのほとんどをローンで購入し、返済しながら営業を続け、引退時にまた高額で売却し老後の資金に充てるのが一般的。
しかしライドシェアが台頭してきた2014年を境にタクシードライバーの収入が激減し、メダリオンの価格も10万ドル前後にまで暴落、多くのドライバーは多額のローンを抱えたまま引退することになり自殺者が数多く出ているという。
今ではライドシェアのドライバーも増えすぎて、タクシードライバーもライドシェアドライバーも共倒れ状態である。
ニューヨークだけが例外ではなく先進国の大都市でライドシェアを解禁している地域ではほぼ似たような状況である。
また、アメリカのタクシードライバーの多くは外国人である一方、日本のタクシードライバーはほぼ日本人か日本語が話せる外国人しかいません。
現在日本の普通免許は20数ケ国の言語に対応していますが、2種免許は日本語でしか対応しておらず、外国人のタクシードライバーをほぼ見ないのはその為です。
この先外国人ドライバーを受け入れるかどうかでも日本の未来は大きく変わるのかと思います。
今年はタクシー業界にとって最も激動の1年になることは間違いなさそうです。
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