池袋サンシャインシティで行われている「世界のらん展2025~百花繚乱魅せられて~」(2025/1/9(木)~2025/1/13(月)、入場料無料)に行ってきましたので、ご報告したいと思います。
こちらは、毎年年明け一発目の植物イベントとして行かせていただいています。
会場の様子
今回は10時開場でしたが、我々は初日の10時30分過ぎに到着しました。
会場に到着してすぐ感じたのは、皆さんの購買意欲からの熱気でしょうか。
年明けすぐのイベントということもあり、皆さん「買うぞ!」という気合にあふれているように感じました。
平日の日中帯にも関わらず、沢山の人であふれていました。
今回会場で特徴的だったのが、会場の真ん中に蘭の展示があったことでしょうか。
会場に一歩入ると蘭の良い香りで満たされていて、展示されている蘭も綺麗でとても素敵でした。
こういった展示の蘭を見ると、自分も頑張るぞという気持ちになりますね。
今回の購入品
ANTHURIUM Clarinervium Dark Form、RHILODENDRON Caramel Marble @T.H. Plantsさん
今回、初めて見た販売方法ですが、こちらのお店ではメディクロン苗を販売されていました。
メディクロン苗(メリクロン苗)とは、茎頂培養という無菌的な方法で作られた苗のことです。この技術では、植物の茎頂部(成長点部分)を分離し、無菌的に培養・増殖させることで、病気やウイルスを持たない健全な苗を大量に生産することができます。
メリクロン苗は、特にイチゴやサツマイモ、洋蘭などの苗として広く利用されています。この方法により、苗の品質が安定し、病気の伝播リスクを低減できるため、農家にとって非常に魅力的です。
(Microsoft Copilot)
苗自体はこういった形で透明の袋に入れて販売されていました。
レコード屋さんでレコードを探すように、皆さん1枚1枚めくりながら、お目当ての苗を物色されていました。
こちらの販売方法だと、沢山持ってこれるし、購入したお客さんも、持ち帰りやすいですよね。
苗自体は小さいので、うまく育てられるかはその人次第という感じですが、お値段も比較的お手頃でした。
こちらのブースには沢山の人が見に来ていて、とても人気だったように思います。
もしかしたら、今後はこういう販売方法が一般的になるのかもしれませんね。
Scindapsus mayari @ Joe and Mam Orchid(タイ)さん
こちらのお店ではスキンダプサスを購入しました。
葉の模様に一目惚れしたからです。
どうでしょうか。とっても綺麗な葉っぱですよね!
うまく育つといいな。
Hoya macrophylla、Hoya bella @オーキッドバレーミウラさん
池袋のイベントでは何度も購入させて頂いているこちらのお店で、今回もホヤを購入させて頂きました。
ホヤは品種も多くて、葉の模様も様々。毎回初めて見る品種もあり、その度に欲しくなってしまいます。
我が家でもホヤを何種類か育てていますが、まだ開花したことがないので、「開花サイズ」と書かれているホヤも購入させて頂きました。
特にmacrophyllaの方はとてもお値打ち価格でしたので、理由をお店の方に尋ねたところ、「海外出店のお店が価格を下げてきているので、少し消極的になって下げました」とのことでした。
確かに、海外出店ではなかなか見ない珍しい品種が比較的安く売られていることも多いです。
ですが、海外から持ってきたばかりの株は、日本の気候(特に冬)に慣れていないので、購入後の家での管理はかなり気を使う必要があります。
一方で、日本で育っている株は、日本の気候に慣れていますので、購入直後であっても比較的家の環境に慣れやすく、元気に育ちやすいと思います。
販売価格だけではなく、それぞれの特徴を理解しながら購入するとよいかなと思います。
オーキッドバレーミウラさんで購入した苗は、我が家ではすくすく育つのでとても良い苗だと思います。
「世界のらん展2025~百花繚乱魅せられて~」@池袋サンシャインシティへ行ってみて
年明けのイベントということで、売る側も買う側も熱気が感じられてとても良いイベントだと思いました。
今年も1年植物頑張るぞ!という気持ちになりますね。
イベント最終日には植物が値下げされますので、もう一度行ってみようかなと思っています。
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