盛岡観光は何もない?モデルコース半日.穴場などを紹介。

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盛岡八幡宮で初詣|アクセス・ご利益・混雑を避けるコツ

盛岡八幡宮・拝殿

盛岡八幡宮・拝殿

盛岡八幡宮 初詣ガイド|ご利益やアクセス情報

盛岡八幡宮は今から300 年以上昔の延宝8年(1680)、第29代南部重信公により建立されました。
盛岡八幡宮に祀られている神は、品陀和気命(第15代応神天皇)で、農業、工業、商業、学問、衣食住など人間生活の根源の神として、昔から地域の人々の多大なる崇敬を集めてきました。

明治17年(1884)の盛岡大火などの災害や永年の風雪被害を受けて社殿は再建がくり返され、現在の社殿は平成9年12月に新八幡宮として建て直されました。
色あざやかな彫刻の施された朱塗りの大社殿が、新しい「盛岡の顔」として堂々たる風格を漂わせています。
県下一の大社として、また人々の生活に根ざした信仰や祝い事の拠りどころとして、現在も年間を通して多くの参拝者で賑わっています。

大鳥居から八幡通り・盛岡城跡公園へ

大鳥居から八幡通り・盛岡城跡公園へ

盛岡八幡宮の正月祈祷時間と授与所開設時間

2024年12月28日(土) 追記

盛岡八幡宮のご祈祷(公式サイトより)

盛岡八幡宮のご祈祷(公式サイトより)
盛岡八幡宮 令和7年 正月祈祷時間のご案内

盛岡八幡宮では令和7年(2025年)の正月祈祷を以下の時間で受け付けています。
元日は午前0時から午後6時、1月2日から7日は午前8時から午後6時、1月8日から15日は午前9時から午後5時です。
家内安全や厄除けなどの祈祷を受けられる方は、余裕をもってご来宮ください。
<ご祈祷の内容>
盛岡八幡宮で行われる祈祷は、家内安全、厄除け、交通安全、商売繁盛、安産祈願、学業成就など、個々の願いに応じた神事を行います。
神職が祝詞を奏上し、参拝者が神前で祈願を捧げることで、新年の無事と幸運を祈ります。祈祷を受ける際は、受付で希望する祈願内容をお伝えください。

<年末年始のご祈祷受付時間>
〜12月31日 9:00〜17:00
1月1日 0:00〜18:00
1月2日〜7日  8:00〜18:00
1月8日以降 9:00〜17:00
※ご祈祷は1時間ごとになります。

年末年始授与所開設時間のご案内

授与所は元日0時から開設し、1月1日から3日は午前6時から午後8時、4日以降は通常の時間で対応します。お守りや絵馬などの授与品をご希望の方はこの時間をご利用ください。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
<授与されるもの>
祈祷後には、「お神札(御札)」や「お守り」、「撤下物(祈祷で使用された御供物)」が授与されます。これらは神のご加護をいただける神聖なものとされ、家や車などにお祀りします。また、特定の祈願に応じたお守り(厄除け、交通安全、学業成就など)や、新年に縁起物として人気のある破魔矢や熊手も授与されます。いずれも事前に受付で確認するとスムーズです。

<年末年始の授与所受付時間>
12月31日 9:00〜17:00
1月1日 0:00〜22:00
1月2日〜3日  7:00〜22:00
1月4日 8:00〜20:00
1月5日 8:00〜19:00
1月6日〜7日  8:00〜18:00

1月8日〜10日  8:30〜17:00
1月11日〜13日  8:00〜18:00
1月14日 8:30〜17:00
1月15日 8:00〜18:00

初詣で盛岡八幡宮が人気の理由

盛岡八幡宮は、岩手県を代表する神社として多くの参拝者に愛されています。その魅力の一つは、幅広いご利益です。縁結び、商売繁盛、厄除けなど、多彩なご利益を求めて初詣に訪れる人々が絶えません。また、境内には荘厳な雰囲気が漂い、清らかな空気の中で新年の願いを祈る特別な体験ができます。初詣の時期には、限定のお守りや破魔矢なども用意され、特に人気を集めています。さらに、アクセスの良さも人気の理由の一つ。盛岡市中心部から近く、公共交通機関や車で訪れやすい立地が魅力です。地域の歴史や文化を感じながら、家族連れや友人同士で訪れる初詣スポットとして、盛岡八幡宮は新年のスタートにぴったりです。

<盛岡八幡宮|初詣と行事>

盛岡八幡宮では、2024年末から2025年初頭にかけて、新年を祝う伝統行事や特別なイベントが盛りだくさんです。地元の文化と歴史を体感しながら新年を迎えるための絶好の機会です。

初詣(2025年1月1日~3日)|盛岡八幡宮

元旦0時には太鼓の音が鳴り響き、新しい年の幕開けを告げます。この瞬間を迎えるため、多くの参拝者が夜半から列を作ります。盛岡八幡宮は初詣期間中、例年20万人以上が訪れる岩手県内最大級の初詣スポットです。荘厳な雰囲気の中、新年の願いを祈る参拝者で賑わい、限定のお守りや破魔矢が販売されるのも人気の理由です。また、境内には屋台が並び、甘酒や軽食が提供され、家族連れや友人同士で楽しめます。

歳旦祭(2025年1月1日 11時~)|盛岡八幡宮

新年の始まりを祝う神聖な神事「歳旦祭」が執り行われます。宮司が祝詞を読み上げ、新年の平和や繁栄を祈願します。この儀式は地元の伝統を重んじる多くの人々が参加し、厳かな雰囲気の中で行われます。初詣の参拝と併せて参加することで、より深く新年を感じることができます。

どんと祭(2025年1月15日 10時~)盛岡八幡宮

どんと祭イメージ画像

どんと祭イメージ画像

盛岡八幡宮のどんと祭は、2025年1月15日(月)10時から開催されます。
どんと祭の斎場は、鳥居から社殿に向かって進み、階段手前の左手の広場です。

どんと祭斎場案内図

どんと祭斎場案内図/八幡宮公式サイトより

「どんと祭」は、正月飾りや古くなったお守りを焚き上げ、無病息災や家内安全を祈願する伝統的な行事です。毎年1月の中旬に行われるこの祭りでは、参拝者が持ち寄ったしめ縄や正月飾り、古いお守りなどを高さ約4メートルの大きな積み上げにします。

その後、神職が塩をまいて清め、神聖な儀式の後に火がつけられます。この炎は「御神火(おみび)」と呼ばれ、神聖な力を宿しているとされ、参拝者はその火にあたることで厄払いをし、無病息災を祈ります。もう少し詳しく→*1

裸参り(2025年1月15日 16時~)盛岡八幡宮

盛岡の冬の風物詩である「裸参り」は、極寒の中で行われる勇壮な行事です。参加者は白鉢巻きと白さらしを身にまとい、素足にわらじを履いて、市内を練り歩きながら五穀豊穣や家内安全を祈願します。
特に1月15日の夕刻には盛岡八幡宮で行われる年越し祭が有名で、祭りの終盤では大きな盛り上がりを見せます。

盛岡八幡宮 裸参り

盛岡八幡宮 裸参り

裸参りは、藩政時代から続く伝統行事で、当時は桜山神社や北山教浄寺でも行われていました。参加者は風呂で心身を清め、注連縄を背負い、腰には「けんだいわら」を巻き、トウガラシ入りのくわえ紙を口にして行進します。隊列は鈴振りやちょうちん持ち、木紙製の「ハサミ」を持つなど、各役割を分担しながら「やっこ歩き」で神聖な参拝を進めます。この行事を通じて、参加者は1年の無事や健康を祈願し、厄年の男女は厄払いを行います。

盛岡八幡宮を中心に地域の伝統と文化を感じることができる貴重な機会です。参加を希望する方は、公式サイトなどで事前にスケジュールを確認し、暖かい服装でお出かけください。<観覧の際の注意>*2

「裸参り」が行われる盛岡市内6つの神社はこちら

盛岡観光 冬の伝統行事|裸参りで一年の安全と厄払いを祈る!

初詣の混雑を避けるためのヒント

盛岡八幡宮の初詣は、例年多くの参拝者で賑わい、特に元旦は深夜0時から2時半、9時から19時が最も混雑します。
2日・3日も日中は混雑が続くため、早朝の時間帯(元旦は3時~8時、2日・3日は早朝)が比較的スムーズに参拝できるおすすめの時間帯です。
駐車場も混み合うため、公共交通機関の利用が推奨されます。
スムーズな参拝を希望する場合は、時間に余裕を持って訪れることが大切です。

<混雑状況>

 元旦は特に混雑し、以下の時間帯がピークと予想されます。
 ・0:00~2:30
 ・9:00~19:00
 ※2日・3日も日中は混雑が予想されます。
  混雑を避けるには、元旦の3:00~8:00や、
  2日・3日の早朝の参拝がおすすめです。

盛岡八幡宮へのアクセスと駐車場情報

<駐車場と交通規制>
 ・駐車場: 無料駐車場が200台分あります。
   混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
 ・交通規制: 12月31日23:00から1月1日17:00まで。
   盛岡八幡宮周辺で交通規制が実施されます。
      詳細は公式サイトでご確認ください。
<交通規制日時及び区間>
 【初詣】令和6年12月31日(火) 23時〜
      令和7年1月1日(水) 17時まで
     「八幡宮〜代一元(焼肉店)付近」
 【裸参り】令和7年1月15日(水) 16時30分〜19時
    「八幡町通り」

盛岡八幡宮 交通規制・区間

盛岡八幡宮公式サイトより

 <アクセス・Map>
 ・公共交通機関:
  JR盛岡駅から岩手県交通バス「茶畑行き」で約13分、
  「八幡宮前」下車すぐ
 ・車: 東北自動車道盛岡南ICから県道36号・国道4号を経由し
    国道106号を神社庁前方面へ車で約8km
 
 ・住所:〒020-0872 岩手県盛岡市八幡町13−1
 ・電話:019-652-5211

盛岡八幡宮・拝殿正面

盛岡八幡宮の正面階段を登ると拝殿が見えてきます。
拝殿の正面には扉がありますが、誰でも、いつ何時でも参拝できるようにと、24時間扉が閉められることはありません。拝殿の中では、各種恒例祭や神前祈祷が厳かに執り行われます。
拝殿の内外には、岩手県の「県花」である桐の花の彫刻が華麗な装飾が随所にほどこされています。

盛岡八幡宮・拝殿内部

本殿の上拝殿に対し、ここは下拝殿と呼ばれます。ここで雅楽の音とともに巫女の舞いや祝詞奏上が行われ、初宮参りや七五三、厄除けなどの各種の祈祷が行われます。

盛岡八幡宮境内の案内

盛岡八幡宮・境内案内図

境内案内TOP | 【公式】盛岡八幡宮|岩手県

境内には30のお社・施設・石碑などがあります。
1.拝殿 2.高倍神社 13.笠森稲荷神社 15.神明社 18.阿国稲荷神社 19.十二支神社 23.盛岡天神社 25.健康神社 26.縁結美神社 27.岩手護国神社などがあります。

岩手護国神社

岩手護国神社

朱色の大鳥居から盛岡八幡宮拝殿に向かう参道の左側に、木彫りの大国様と恵比寿様が鎮座するお社があり、左ならびに“十二支神社 ”があります。
自分の干支とその年の干支を拝むことにより、福を招き、守っていただけると伝えられています。

大国様と恵比寿様、十二支神社

大国様と恵比寿様、十二支神社

盛岡八幡宮の御利益

盛岡八幡宮のご利益は、以下のようなものがあります。
商売繁盛、家内安全、厄除け、学業成就、縁結び、安産、健康祈願などです。

特に、商売繁盛のご利益は有名で、多くの商売人が参拝に訪れています。また、家内安全や厄除けのご利益も人気があり、地元の人々から厚く信仰されています。

お宮の一生もち 

子どもたちの無事成長・無病息災・身体健康を祈願する「お宮の一生もち」が5月5日に行われ、参加者を受け付けています。この機会におこさまのすこやかな成長を願いお祝いしてみてはいかがでしょうか。
・期日:令和6年5月5日(日・祝)
・参加料
 5,000円(半纏貸出)、8,000円(半纏付)
・午前の部(3回)、午後の部(1回)
・対象:1歳以上のお子さま、定員100名

お守りとご朱印の郵送について

ご参拝の後にお守りや御朱印をいただくのが本来ですが、やむを得ず参拝できない方のために、郵送の申込を受け付けています。
メールに、住所、連絡先、名前、お守りなどの必要事項を記載して申し込みます。
振替用紙が同封致されますので、到着後に振り込みします。
詳しくは盛岡八幡宮へ問合わせください。
・〒020-0872 岩手県盛岡市八幡町13-1
・盛岡八幡宮 社頭係 電話019-652-5211
・盛岡八幡宮の公式サイト: https://morioka8man.jp/

<アクセス・補足>

盛岡駅東口から盛岡バスセンター経由で約15分のバスでアクセスできます。
下記の案内を参考にして下さい。

  • 山王下で下車すると、神社は目の前にあります。
  • 敷地内には岩手県神社庁や岩手県護国神社があり、広大な境内が特徴です。
  • 社殿や本殿は手入れが行き届いており、長年にわたって大切にされてきました。
  • 拝殿の鈴の音は心地よく、訪れる人々の心に響きます。
  • 御朱印は昇殿参拝の窓口で拝受できます。
  • 敷地はバリアフリーで、足の不自由な方も便利に移動できます。
  • 護国神社と稲荷神社へは車でも徒歩でもアクセス可能です。
  • 拝殿にはスロープが設置されており、誰でも訪れやすいです。
    (GoogleMap口コミ情報より引用)

    <お願い>
    この記事はインターネットの情報も混じえ作成しています。もし掲載の情報に間違いなどございましたら、ご指摘いただければ有り難いです。

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*1:また、炎の熱や煙にあたることで、1年の健康や幸運を願い、清々しい気持ちで新しい年を迎えることができます。火にあたることで身体や心が清められ、厄災を払いのけると信じられています。この行事は、地域の人々にとって新年のスタートを意味する大切な儀式であり、年初の清めの儀式として古くから続いています。

*2:裸参りは、約1km(虚空蔵堂参りの例)の行程を高張提灯(たかはりちょうちん)を先頭にした隊列が寺社をめざして行う寒中の参詣行事です。

<お願い>参詣団体の隊列の中を横切ることは「願(がん)が途切れる」として嫌われます。通りを横断する際は、一団体の通過終了を待ってから横断するよう、協力をお願いします。