風邪をひくことについて、どんなイメージがありますか?
今回のブログでは風邪について癒しの専門家の目線で書いていますので、ヒーラーさん施術家さんに参考にして頂けると嬉しいです。
風邪をひいたかな?と思った時
すぐに、やってみて欲しいことがあります。
軽い症状が出始めたタイミングを思い出してください。気のせいかな?と思う程度の症状を思い出せたらOKです。
その症状が現れたタイミングの数日前に、生活の変化があったりいつもと違うことをしていませんか?
些細なことが重要だったりしますので、ノートや紙に書き出してみましょう。
※発熱時はまずは寝てください。
出来事を思い出す習慣はある?
見つかりましたか?見つけられないと感じる場合は、思い出す習慣ができていないということが風邪症状の理由かもしれません。
ご自身の体を使って行動している動作や目的を思い出せない、これ自体を見つめ直すために身体が症状を出していることもあるんです。
私の場合、風邪をひいてお休みをいただくときは『きた!』という思いが湧き上がります。
最近、気になっていたけれど後回しにしていたことを身体が症状としてSOSサインを出してきた、だから静かに瞑想状態で休んで振り返りをやろう!となります。
これは私の人生数十年と続いているイベントなので風邪をひいて落ち込むということはありません。
現に、このようにブログを書いているのですから。
症状は心の訴えの代替方法
まさか、症状が現れる数日前からそんなに我慢していたとは?嬉しくてポジティブに参加していた勉強会なのに。
振り返ると、喜んで参加していた勉強会で私は思わぬ怒りを抱えていたことに気付いたのでした。
今回は、3泊4日の勉強会合宿での3食を毎回10分で食べ切るという訓練があり、食前食後に、感謝の挨拶がありました。
生命を与えてくれた作物と、料理を作ってくれた方々に感謝する
という内容です。
私が怒りを抱えていたその理由とは、4毒断ちをしているのに4毒がたっぷり含まれている料理を10分で完食し感謝の挨拶を述べることでした。
この訓練を受講者に押し付けた組織に強い怒りを感じていたのでした。
(本当は誰も押し付けていなかったのですが)
ー自分でもこんなに怒っていたとは驚きー
実はその勉強会の帰りから、喉の様子がおかしくなっていたのです。
自宅で静かに感情の解放
自宅の布団の中で、3泊4日間も食事訓練を押し付けられた怒りを感じつくした後、
その訓練のおかげで得られた出会いや受講生たちの連帯感、一期一会のご縁を楽しめる時を共有できたことに気づき、この一瞬を共に生きている奇跡への感謝が大きく湧き上がりました。
その後、感謝とは、単に目の前にある里芋の煮付けや、調理場に立って作業をしているご奉仕さんに対してだけすることではなく、
食事を通じて一期一会のご縁を味わせてくれ演出してくれた食材への感謝、その場を提供してくれた方々への感謝なのだ、と気づきました。
深い感動を感じた時、もう、ひどい咳は姿を消していました。
少し鼻水は出ますが怒りを感じつくした後の感動で咳が相殺されたようです。
全ては自分が演出している
これは私は物後ごろついた時から納得しているので、今回の風邪症状にも必ず自分がまだ自覚できていない、気付いていない『大切なこと』『魂が求めていたこと』が隠されているはずだ!とすぐに思ったのです。
私は、昨年までの人生テーマが『個を活かす』『個性を伸ばす』でした。それが充分に到達したので、『和』『輪』『アイデンティティ』『一緒に広げる』というステージに入っていたところなのでした。
まさに、今回の風邪の原因となった勉強会合宿の食事訓練はそのチャンスを3泊4日かけて私に与えてくれたのでした。
もう一点、深い感謝のもとに食事という信仰をすることが重要なテーマだったのに、私が勝手に完食にという形にこだわったということに気付き、どんなに急ぎの食事でも、食材と場を提供してくれた方々へ感謝し、身体の声を聞いてありがたく残すという選択肢があることにも気付きました。
現に、今感情の解放をしたらみるみると当時のビジョンが甦ってきたのでした。
- 料理を完食せずに残していた人がいたこと
- 写真を撮りまくってSNSに即掲載している人がいたこと
- 感謝の合唱をした後に『のんびり1人で食事』をしていた人
私は、合宿のカリキュラムに取り組むことに過集中になり、周りの様子が見えていなかった自分にも気付くことができました。
ヒーラーさんの風邪症状について
『波動が低いから』『波動が下がったから風邪をひいた』というスピリチュリストさんがいます。
間違いではないのですが、もっと、
その奥にある真実を見つめることで、
波動を下げてまで大切なことを知らせようとしている身体の有り難さに気付き、病気や病気になった身体にも感謝できるようになります。
是非、ヒーラーさんこそ感情の解放をしてみてください。
家族の大切さ、アイデンティティを再認識
その数日後、私の父親の17回忌法要があり勉強会合宿と同じような内容をなぞったのでした。
住職さんの長いお経、休憩には急いでお茶だしをする。
食事はみんな同じお膳を同じ間隔で並べて、同時に手を合わせて頂きますの挨拶をする。
この時、身体の内側から熱いエネルギーが込み上げ感謝の涙が溢れたのでした。
一期一会、この一瞬を共にできたことへの深い感謝。
母から、『毎年みんなで集まろう!』という声が上がり、すぐに一年先まで身内で共有するスケジュールを決めました。
型を作ることでその中で体験発見できることがある、作法に宿る神のエネルギーがある。
日本独特の型と作法に宿る神のエネルギーを体験することができた今回の風邪に感謝。