型枠工事に関する一級建築士の過去問題【施工】独学勉強法

施工

一級建築士の過去問、型枠工事に関する過去問題を学習していきたいと思います。

語句の暗記と数値の暗記、作業内容についてのイメージを持って学習していくことが大切です。

  • 型枠工事に関する過去問題について(例)R3/過去問題
  • 正解の解答/解説について
  • 各解答の解説/理解について
  • まとめ

型枠工事に関する過去問題について/(例)R3/過去問題

型枠支保工に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.型枠支保工の構造設計において、通常のポンプ工法による打込み時の積載荷重については、打込み時の作業荷重とそれに伴う衝撃荷重を合わせたものとし、その値を1.5kN/㎡とした。

2.壁型枠に設ける配管用のスリーブのうち、開口補強が不要であり、かつ、当該スリーブの径が200mm以下の部分については、特記がなかったので、紙チューブとして。

3.コンクリート材齢28日以前に梁下の支保工の取り外しの可否を判断するに当たって、標準養生した供試体の圧縮強度が設計基準強度以上であると確認した。

4.計画共用期間の数が「標準」の柱及び壁のせき板の存置期間をコンクリートの材齢により決定するとした施工計画において、存置期間中の平均気温が10℃以上15℃未満と予想されたので、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートについては、せき板の存置期間を6日とした。

※出典:R3/一級建築士資格試験 施工 問9より 正解3

正解の解答/解説について

28日以前に支保工を取り外す場合は、標準養生した供試体の圧縮強度からその材齢における標準養生した供試体の圧縮強度と構造体コンクリート強度との差を差し引いた値が設計基準強度以上であることを確認する。

ポイントは型枠支保工→28日以前→設計基準強度以上についてである。

差し引くというひっかけや以後など語句を変えてくるケースも想定できます。

各解答の解説/理解について

1.合わせたもの→1.5kN/㎡→型枠支保工の構造設計。

この語句から暗記して問題を解いていくと楽です。

2.径の数値とチューブの素材補強が必要かどうか。のポイントを暗記しておきましょう。

4.平均気温についての暗記と存置期間の日数を暗記しましょう。表など作って一覧にすると記憶しやすいです。

まとめ

基本的には暗記問題なので、深く考える必要はないと思います。

掘り下げれば下げるほど時間を取られてしまうので、割り切って学習し、過去問を繰り返していけばひっかけ問題に対応できると思います。

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