新年の着物、ブルーの渦巻きが決め手の洒落袋帯と大島紬の同系色な組み合わせ

新年の初稽古の日(扇初め)着物コーデ

お気に入り度ナンバーワン!渦巻き柄の洒落袋帯

珍しくお太鼓でもしようかと前日から決めていた洒落袋帯が黒地に渦巻き。大きな丸い図柄などがけっこう好きなのだが渦巻きにもかなり心動かされる。だから、あッ!と出会った瞬間迷うこと無く即決めた帯。こんなことってめったにないことだ。

今回は角出しスタイルにしてみた。しなやかで軽い帯だから扱いやすい。

着合わせしやすい蚊絣の藍泥大島

着物は仕立て直しをして長い事着ている藍大島だ。藍泥大島は泥染めの地糸に藍で染めた絣糸を使用したものとのことで、これは柔らかな光沢と蚊絣のおかげか?柄が目立たずシックな印象だからか帯を選ばない。
過去にはなんとフォーマル系(金糸銀糸が柄に織り出された)名古屋帯までをも受け入れたという、包容力のある万能な大島紬なのだ。

踊りサークルの先輩たちにも褒めて貰った組み合わせ。まず帯がやっぱり好評で、この帯の色にこの着物を合わせるなんて自分なら考えもつかないし、白っぽい又は薄い色の小紋しか多分思いつかないと思う。〇〇ちゃんだからだねとのちょっと嬉しい言葉。

そう、前日までは薄いブルー系の唐草柄小紋を合わせる予定だった。けど今朝待てよと箪笥から出したのがこの大島だったわけだ。

表情と扱いやすさが好み白地の膨れ織ハギレ半衿

さすがに半衿には誰も気づかなかった。それは、気にして見ないと見えやしない白(真っ白でもない)の半衿だ。ポコポコとした膨れの柄。エンボス加工っていうの?同じ白地でもこの質感や表情が今、絶賛マイブームなのだ。

フリマの手作り半衿なのだが、カットした部分にぐるりとロックミシンが掛けられているからホツレなしだし長持ちする。しかも生地に伸縮性があるタイプだから、すこし引っ張り気味で縫い付けられて結果後ろ衿のシワなくきれいに着られる扱いやすい半衿だ。
正絹だと高価だが、ポリエステルなら安価だし手入れも楽。
それにしても、半衿の好み変化や付替え回数は、いったいどれだけやってきたもんだかと、自分でも呆れてる。