数あるApple製品のなかでも、「Apple TV 4K」は影が薄い存在なのかもしれません。他のApple製品に比べて、話題に上がることが圧倒的に少ないですよね。
そんなApple TV 4Kですが、これがまた非常に便利なアイテムなんです。私自身、Apple TV 4Kを触らない日はないほど、気に入って使っています。
本記事では、「Apple TV 4Kとは?」ということに加えて、「何ができてなにが便利なのか」について詳しくご紹介します。
Apple TV 4Kとは?
Apple TV 4Kとは、テレビやモニターに接続することで、4KやHDR(ハイダイナミックレンジ)の映像やDolby VisionやDolby Atmosの高音質を楽しめるApple純正のセットトップボックスです。
YouTubeやNetflix、Huluといった動画配信サービスを利用したり、Apple MusicやSpotifyで音楽を聴いたり、iPhoneで撮影した写真やビデオを観たり、iPhoneやiPad、Macの画面をミラーリングしたり。
できることについてはこのあとで詳しくご紹介しますが、実にさまざまな活用方法があります。
Apple TV 4Kは、動画や音楽、ゲームなど、エンタメが詰まった小さい箱です。
2つのモデルの違い
最新のApple TV 4K(第3世代)には「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi + Ethernetモデル」の2種類あります。
Apple TV 4Kの2つのモデル
Apple TV (第3世代) Wi-Fiモデル | Apple TV (第3世代) Wi-Fi + Ethernetモデル | |
---|---|---|
プロセッサ | A15 Bionicチップ | |
HDMI | HDMI 2.1(最大4K/60fps、ARC/eARC対応) | |
Wi-Fi | 2×2 MIMO対応Wi-Fi 6(802.11ax) | |
有線LAN接続 | ─ | ギガビットEthernet |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
Threadネットワーク接続 | ─ | 〇 |
ビデオフォーマット | AVC/HEVC SDRビデオ:最大2160p、60fps ドルビービジョン:最大2160p、60fps HEVC HDR10+/HDR10/HLG:最大2160p、60fps H.264など | |
サイズ(Apple TV 4K) | 高さ:31 mm 幅:93 mm 奥行き:93 mm | |
重量 | 208 g | 214 g |
ストレージ | 64GB | 128GB |
Siri Remote (付属リモコン) | 充電用USB-Cコネクタ 数か月持続するバッテリー Siri用マイク 再生/一時停止、音量調節ボタンなど | |
価格(税込) | 19,800円 | 23,800円 |
Wi-FiモデルとWi-Fi + Ethernetモデルの違いは、
- 有線LAN接続が可能かどうか(Wi-Fi専用 or Wi-Fi + 有線LAN)
- ストレージ容量(64GB or 128GB)
- 重量(208 g or 214 g)
- 価格(19,800円 or 23,800円)
この4つですね。外観やできることに大きな違いはありません。
有線LANで接続しないのであれば「Wi-Fiモデル」でOKですが、私としては「Wi-Fi + Ethernetモデル」がおすすめです。
プラス4,000円で有線LAN接続に対応し、さらにストレージ容量が64GB → 128GBと2倍ですから、予算が許せば上位モデルがいいでしょう。ストレージ容量はあとから増やせないため、特にゲームアプリをインストールしたい方は128GBあったがほうが安心です。
私も「4,000円の価格差なら」ということで「Wi-Fi + Ethernetモデル」を購入しました。
iPhone 14シリーズと同じA15 Bionicチップ搭載デバイスを2万円程度で買える、と考えると安い!
Apple TV 4Kを使う方法
Apple TV 4Kを使うために以下の4つを用意する必要があります。
- 映像・音声を入力できるHDMIコネクタ搭載のテレビやモニター、プロジェクターなど
- HDMIケーブル ※1
- インターネット環境(Wi-Fi、または有線LAN)※2
- コンセント挿し込み口
※1 できれば「HDMI 2.1(ウルトラハイスピード)」対応のHDMIケーブル
※2 有線LANを使用できるのはWi-Fi + Ethernetモデルのみ。有線LAN接続時には別途LANケーブルが必要です。
映像・音声入力用のHDMIコネクタを搭載するものであれば、テレビではなくパソコン用モニター、プロジェクターなどにも接続可能です。
上は、パソコン用モニターのHDMIコネクタです。一般的に接続することが多いのはテレビかと思います。よほど古いテレビでなければ、上と同じかたちをしたHDMIコネクタがあるはずです。
Apple TV 4KにはHDMIケーブルが付属されていないため、持っていなければ別途用意する必要があります。
HDMIケーブルよって性能の違いがありややこしいところですが、「HDMI 2.1(ウルトラハイスピード)」と記載のあるものであれば間違いありません。HDMI 2.1対応のHDMIケーブルならApple TV 4Kの性能・機能をフルに活かせます。
どれも同じように見えるHDMIケーブルでも、実は性能に違いがあります。
Apple TV 4Kを選ぶ理由とは?ならではの強み
Apple TV 4Kを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。AmazonのFire TVなど、テレビに接続して動画視聴できる製品は他にもあります。
他の製品ではなく、Apple TV 4Kを選ぶのには理由があります。
- Apple「写真」アプリとの連携
- 写真やビデオをテレビに映し出せる。
- AirPodsやHomePodとの連携
- ワイヤレスで音声を出力できる。
- iPhoneやiPad、Macとの連携
- 映像や音声をApple TV 4K経由でミラーリング・出力できる。
リビングのテレビでNetflixを観るだけなら、Apple TV 4Kである理由はありません。価格はFire TVのほうが安いですし、テレビ自体にその機能が付いていることも多いでしょう。
そこでApple TV 4Kを選ぶ理由となるのは、iPhoneやiPad、Mac、AirPods、HomePodといったAppleデバイスの連携です。これがめちゃくちゃ便利なんです。
Apple TV 4Kでできること・便利な活用方法
それでは具体的な活用例を挙げながら、Apple TV 4Kでできること・活用方法をご紹介してきます。ぜひ活用のヒントにしていただければと思います!
「写真」アプリの写真やビデオをみる
個人的にいちばん多いApple TV 4Kの用途がこれです。
iPhoneやデジカメ、ムービーで撮影した写真・ビデオをiCloudに同期させておけば、Apple TV 4Kの「写真」アプリでそれらを視聴できます。
iPhoneで撮影した写真・ビデオを、iCloudを通じて次の瞬間にリビングのテレビで視聴できるわけです。この辺の連携はさすがですね。めちゃくちゃ便利です。
私の場合、iPhone以外のカメラで撮影した写真・ビデオも「写真」アプリに放り込んでおきます。そうすればApple TV 4Kだけでなく、iPhoneやiPad、Macからかんたんにアクセスできます。
また、Apple TV 4KはHDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオの再生に対応します。iPhoneで撮影した4K HDRビデオも、Apple TV 4Kがあればテレビの大画面に映し出せます。
スマホやカメラ、アクションカムで撮影した写真・ビデオをリビングの大きなテレビで観たいと思ったことはないでしょうか。もしあるのなら、Apple TV 4Kを用意することでそれを実現できます。
- iCloudに同期された写真やビデオは、Apple TV 4Kの「写真」アプリで視聴できる
- 4K / 4K HDRビデオの再生に対応(その場合はHDRビデオの再生に対応するテレビが必要)
動画配信サービスを視聴する
「最近では地上波放送よりも、観たいときに観たいものを観られる動画配信サービスをよく利用している」という方はきっと多いかと思います。
Apple TV 4Kは、さまざまな動画配信サービスに対応しています。YouTubeやHuluなど、メインどころの配信サービスはほぼ押さえられていますね。
- Apple TV+
- Amazon Prime Video
- YouTube
- YouTube Kids
- Netflix
- Disney+
- Hulu
- U-NEXT
- dTV
- Rakuten TV
- WOWOWオンデマンド
- FOD
- TELASA(旧ビデオパス)
- videomarket
- ABEMA
- GYAO!
- Paravi
- バンダイチャンネル見放題アプリ
- テレ東動画
- J SPORTS オンデマンド
- NHK WORLD
- DAZN
個人的には4K HDRコンテンツが豊富なYouTubeやNetflixをよく利用しています。ABEMAもよく観ていますね。DAZNでスポーツ中継を観ることもあります。
Apple TV 4Kがあれば、大画面・高画質で好きなだけ映画やドラマを楽しめます!
特にHDR10やHDR10+、ドルビービジョンに対応しているテレビをお持ちの方は、Apple TV 4Kでそのテレビの性能を引き出せます。
- 多くの動画配信サービスがApple TV 4Kに対応
- HDR10やHDR10+、ドルビービジョン、ドルビーアトモスによる迫力ある映像・音で動画視聴できる
音楽・Podcast・ラジオを聴く
Apple TV 4Kでは、音楽配信サービスやラジオアプリ、Podcastを利用できます。
- Apple Music
- Amazon Music
- Spotify
- Podcast
- radiko
- myTuner Radio
スマホではなく、わざわざApple TV 4Kで音楽を聴くにはメリットがあります。
- Apple TV 4Kやテレビに接続したオーディオシステムで聴ける
- 大画面にジャケット画像や歌詞を表示させられる
このように自分の好きな楽曲をテレビの大画面に映し出せます。歌詞も大きく表示してくれるので、自宅で音楽を楽しむには最高です。
また、テレビに接続しているスピーカーを活用できるメリットもあります。
テレビや映画を楽しむために接続しているこだわりのスピーカーを、Apple TV 4Kがあれば音楽を聴くときにも活用できます。
- Apple TV 4Kで音楽配信サービスを利用できる
- Apple TV 4Kやテレビに接続したオーディオシステムで音楽を楽しめる
- テレビの大画面にジャケット画像や歌詞を表示できる
AirPods・AirPods Proを接続する
Apple純正のワイヤレスイヤホン「AirPods」とApple TV 4Kの相性は、当然ながら最高です。
すでにiPhoneなどでAirPodsを活用中の方であれば、Apple TV 4Kでもすぐに使える状態。ペアリング情報はiCloud経由で同期されるため、一切の設定は不要です。
Apple TV 4KとAirPodsの組み合わせは、私も重宝しています。家族が寝静まった深夜でも音量を気にせずドラマを楽しめます。
AirPodsなら、iPhoneからiPadへ、iPadからApple TV 4Kと、Appleデバイス間の接続をかんたんに切り替えられます。
そしてApple TV 4KとAirPodsの連携でご紹介したいのは、最大2組のAirPodsで同じ音源を同時に聴ける「オーディオ共有」です。
使用頻度が高い機能ではないかもしれませんが、利用シーンがハマれば便利な機能。知っておいて損はありません。
- Apple TV 4KとAirPodsの連携が便利
- 最大2台のAirPodsで同じ音源を共有できる「オーディオ共有」
Bluetoothヘッドフォン・スピーカーを接続する
Apple TV 4Kには、Bluetooth接続に対応するワイヤレスイヤホン・ヘッドフォン、スピーカーを接続できます。
Bluetooth接続に対応しているものであれば、どのようなものでも接続OK。
お気に入りのBluetoothイヤホン・ヘッドホンがあればApple TV 4Kに接続し、音量を気にせず楽しめます。
- Apple TV 4Kには、Bluetooth接続に対応したヘッドフォンやスピーカーを接続できる
HomePodを接続する
Appleのスマートスピーカー「HomePod」や「HomePod mini」をApple TV 4Kの音声出力先として設定することができます。
HomePodを2台あるいはHomePod miniを2台用意して「ステレオペア」を組めば、より臨場感のあるステレオサウンドを楽しめます。私は奮発してHomePodを2台用意しステレオペアを組み、仕事部屋のテレビに接続しています。
360度に音が広がり部屋中に音が拡散されるHomePod。ステレオペアを組むと、音に包み込まれるような感覚を体験できます。映画やドラマ、音楽を楽しめるApple TV 4Kの相性は、言うまでもなく抜群です。
また、HomePodとHomePod miniは、Apple TV 4Kとの組み合わせにより「ARC」「eARC」機能を利用できます。
この説明だとイメージが湧きにくいかもしれませんね。
私の環境だと、テレビにApple TV 4KとHomePodを連携させています。そのためApple TV 4Kで動画などを再生すると音声がHomePodから出力されるわけですが、「ARC」「eARC」によりApple TV 4K以外の音、例えばテレビ放送や接続したゲーム機の音声もHomePodから出力させることができます。
つまり、Apple TV 4KとHomePodがあれば、HomePodをテレビの外部スピーカーとして活用できるわけです。ただし、「ARC」「eARC」を利用するには、テレビ側がそれに対応する必要があります。
ちょっとマニアックな話ではありますが、とにかくApple TV 4KとHomePodの連携は最高に便利です。HomePodとの組み合わせにより、Apple TV 4Kがさらにパワーアップします!
- HomePod・HomePod miniは、Apple TV 4Kの音声出力出力先として使用できる
- 「ARC」「eARC」により、HomePod・HomePod miniをテレビの外部スピーカーとして活用できる
AirPlayでストリーミング再生・ミラーリングする
iPhoneやiPadなどのApple製品をお使いの方なら、すでに「AirPlay」機能の便利さをご存知でしょう。
- iPhone/iPad/Macからオーディオ・ビデオをストリーミングする
- iPhone/iPad/Macの画面をミラーリングする
- Macのサブディスプレイとして映像を出力する
iPhoneなどAppleデバイスからのストリーミング再生、画面をそのまま映し出すミラーリングも、Apple TV 4Kがあればワイヤレスで実現できます。
私がよく使うのは、iPhone → Apple TV 4Kへのストリーミング再生ですね。
コントロールセンターから「AirPlay」アイコンをタップ、「Apple TV 4K」にチェックを入れることでストリーミング再生できます。iPad、Macからも同じようにコントロールセンターから操作すればOK。
画面をミラーリングする場合は、同じくコントロールセンターの「画面ミラーリング」から「Apple TV 4K」を選択します。
上はiPhoneの画面をミラーリングしている様子。ワイヤレスで接続されているにもかかわらず、この遅延の少なさ。しかも高画質で大型テレビに映し出しても非常にキレイです。
YouTubeや「写真」アプリ、Netflix、Huluといった一部の動画系アプリでは、ミラーリングしたときに動画が全画面表示されます。家族や友人に「ちょっとこの動画を見て欲しいんだけど」なんてときに活躍してくれます。
- AirPlaly機能でiPhoneやiPad、Macからオーディオ・ビデオをストリーミング
- iPhoneやiPad、Macの画面をミラーリング
テレビをMacの外部モニターとして使用する
Apple TV 4KのAirPlayの機能のひとつに、Macの外部モニターとして使用できる機能があります。
上ではパソコン用モニターを使っていますが、Apple TV 4Kがあれば、リビングのテレビをMacの外部モニター代わりにすることができます。
このときの出力解像度は最大4K。さらにリフレッシュレートが60fpsに対応します。30fpsだと気になるチラつきは一切感じません。
遅延も少なく「え?これってワイヤレスで繋がってるんだよな?」と一瞬疑ってしまうレベル。ワイヤレス環境で4K/60fps、そして低遅延。Apple TV 4Kがないとこれは実現できません。
- Apple TV 4Kでテレビ・ディスプレイをMacの外部モニターとして使える
- Apple TV 4Kならワイヤレスで4K/60fpsでの出力が可能
NASやパソコン内に保存しているビデオを再生する
「VLC for Mobile」や「Infuse Pro 6」などのアプリを使えば、NAS(ネットワークHDD)内やパソコン内に保存しているビデオをApple TVで視聴できます。
VLC for Mobileは無料アプリでお財布には優しいのですが、僕の環境では4Kビデオの再生が不安定なので有料の「Infuse 6」を使っています。Infuse 6だと4Kビデオの再生を含め安定しているので、いまはこれに落ち着いています。
ローカルネットワーク内にあるデバイスであれば、MacだけでなくWindowsパソコン内のデータにもアクセスできます。ただし、DTPC-IPで保護されている著作権コンテンツは再生できないので注意してください。現在のところ、DTPC-IPに対応したApple TVアプリはありません。
増え続ける思い出の写真やビデオをNASで管理している、あるいはパソコン内に保存して管理している、という人にとっては非常に便利な使い方です。
- Apple TVからローカルネットワーク内のNASやパソコンにアクセスできる
- 写真やビデオをローカルで管理している方におすすめ!
ビデオ通話・ビデオ会議に活用する
Apple TV 4Kがあれば、iPhoneやiPadをWEBカメラとして使用し、テレビの大画面を活用してFaceTimeやZoomなどでのビデオ通話・ビデオ会議に参加できます。
テレビに映せば相手の顔が見やすくなりますし、映し出された資料も見やすくなります。iPhoneやiPadで通話している途中で、その通話をApple TV 4Kに通話を引き継ぐことも可能です。
またFaceTimeビデオ通話しながら、同じ動画・音楽コンテンツを視聴できる「SharePlay」にも対応します。
- iPhoneやiPadをWEBカメラとして使用し、ビデオ通話・ビデオ会議に活用できる
- 同じスタイルでの「sharePlay」にも対応
コントローラーを接続してゲームをプレイする
Apple TV 4Kにコントローラーを接続して、ゲームをプレイすることができます。接続できるコントローラーは以下のとおり。
- Xbox ワイヤレスコントローラー (Bluetooth 対応モデル 1708)
- Xbox Elite ワイヤレスコントローラーシリーズ 2
- Xbox アダプティブコントローラー
- Xbox ワイヤレスコントローラー Series S および Series X
- PlayStation DualShock 4 ワイヤレスコントローラー
- PlayStation 5 DualSense ワイヤレスコントローラー
- その他の MFi (Made for iOS) Bluetooth コントローラ
Apple付属のリモコン「Siri Remote」だけで遊べるゲームアプリもたくさんありますが、コントローラー必須のアプリもあります。
180以上のゲームが遊び放題となる「Apple Arcade」にラインアップされている「太鼓の達人」をプレイ。
ファイナルファンタジーを生み出した坂口博信氏が手がけた「FΛNTΛSIΛN(ファンタジアン)」。これもApple TVでプレイできます。
Apple Acadeで遊ぶには、月額900円で単体加入するか、Apple Acadeが含まれたApple Oneの個人プラン(月額1,200円)またはファミリープラン(月額1,980円)に加入する必要があります。200以上のゲームアプリが遊び放題になるので、ゲーム好きからするとコスパはいいのではないでしょうか!
- Apple TV 4KにPS4・PS5・Xboxなどのコントローラーを接続してゲームをプレイできる
- 200以上のゲームが遊び放題の「Apple Acade」
学習・知育に活用する
Apple TV 4KのApp Storeには、学習や子供向けの知育に役立つアプリがたくさんあります。
幼児・子供向けのアプリが多めな印象です。ゲーム感覚で学べるアプリが多く、楽しみながら学習できます。
個人的によく利用しているのは、絵本を読み上げてくれるApple純正アプリ「iBooks Story Time」です。「シンデレラ」や「美女と野獣」といったディズニー系の絵本が揃えられています(有料)。日本語だけでなく英語にも対応しており、なかなか親が読んであげられない英語の絵本の読み聞かせもできます。
- Apple TVを学習・知育に活用
- 絵本読み聞かせアプリやゲーム感覚で学べるアプリが多数
Siri RemoteでSiriを使用する
Apple TV 4KでもSiriが活躍します。
使い方はかんたんで、Siri Remoteのサイドに配置されているマイクボタンを押しながら話すだけです。
「YouTubeで猫の動画を探して」
「キッズ向けのアプリを探して」
「私のiPhoneを探して」
「明日の天気は?」
「クイーンのボヘミアン・ラプソディをかけて」
「リビングの電気を消して」
YouTubeの動画検索なんかは、わざわざアプリを立ち上げる必要がないので楽チンです。ちなみに、iPhoneなどで「Apple TV 4Kで音楽を再生して」と呼びかけて操作することもできます。
Apple TV 4K(第3世代)に付属されているSiri Remoteには、USB-Cコネクタが搭載され利便性が向上しました。1回のフル充電で数か月駆動してくれるため使用頻度は高くありませんが、充電のためにLightningケーブルを探すことはなくなります。
- Apple TV 4Kのリモコン「Siri Remote」でSiriを使用できる
- iPhoneやiPad、Apple WatchのSiriからApple TV 4Kを操作することも可能(一部の機能のみ)
iPhoneをApple TV 4Kのリモコンとして使用する
Apple TV 4KとiPhoneが同じネットワーク環境下(同じWi-Fi、同じルーターに繋がっている環境)なら、iPhoneからApple TV 4Kを操作できます。
Siriの呼び出しを含め、Siri RemoteでできることはすべてiPhone上で行えます。
Apple WatchでもApple TV 4Kを操作できます。
僕はいつもApple Watchを身に付けているので、思ったときにさっと手首で操作できるのは非常に便利です。
Apple TV 4Kでできること・便利な活用方法まとめ
本記事では「Apple TV 4Kでできること」ということで、Apple TV 4Kの機能・活用方法をご紹介させていただきました。
動画配信サービスの視聴だけでなく、音楽を聴いたり撮影した写真やビデオを楽しんだり、ゲームをプレイしたりといろいろな楽しみ方があります。
特にiPhoneやiPad、Macとの連携には素晴らしいものがあります。この連携はAmazonのFire TVやGoogleのChromecastにはないところ。Apple TV 4Kを選ぶ理由になります。
必須ではないけれど、あれば嬉しいアイテム。Apple TV 4Kはそんなアイテムです。ぜひ便利で楽しいApple TV 4Kライフを体験してみてください!
こちらの記事もおすすめです!