瑞祥展、先輩方とアフタヌーンティー

 

いつも遊んでくれる先輩と、午前中に皇居をお散歩して、三の丸尚蔵館の瑞祥展をゆっくり鑑賞できた。

蓬莱山には必ずスッポンが土台になっていることを知ったり、

寿老人がよっかかるのは鹿が多いことを知り(鶴ver.もあった。)、時に寿老人もイケメンに描かれていたり、おめでたい作品をひたすら眺めて拝む。

高価な銀を使っていたり、皇居には高級品ばかり。


宝物船も、高価なものばかりが使われており皆さん興味津々で眺めていた。

船首はマーメイドではなく、雄鶏。


若冲には沢山の人が群がっていて近寄れなかったが、横山大観はゆったりしていて富士山が美しかった。



先輩は有線の七宝焼きを体験したことがあるそうだが、とても難しかったそうだ。

その話を聞くと作品の見事さに心動かされた。




これは、実際に皇居でとれたキノコを使用した作品。

キノコ好きの北海道の友人に写真を送ったのは、言うまでもない。


この日はいつもの先輩から、同じ部署だった先輩が会いたいと言っているよと、お声がけしてくださり17年ぶりの再会をした。

緊張したけれど、優しい穏やかな方でユーモアもあり、海外や舞台やアートもお詳しい方で、またお会いできて嬉しかった。

予約したアフタヌーンティーも喜んでいただけたようだ。


車椅子になる前のサラリーマン時代は、線維筋痛症も膠原病も発見されず良い薬もなかった。

全身の痛みや炎症に耐えながら、集中力もなく記憶がすぐ飛んでしまうしで、職場にはご迷惑をおかけしてばかりだった。

そのくせ効率が悪いと思ったことは指摘し、余計な口を出すなと怒られた経験も何度もあり、苦い思い出ばかり。


その時の話を先輩にしたら、「そう思っていた人も実は多かったよ。」とフォローいただき、

あれはあれで良かったのだと、過去の自分も少し労わることができた。


若い頃、バレエのお好きな先輩とご一緒できたら楽しいだろうなあと思っていたが、時を経て本当にバレエを次回ご一緒できることになり、とても嬉しい。

いつもの先輩とも、あれやこれや行きたい!とおしゃべりして、また近いうちにお出かけ予定で楽しみだ。


先輩とも友人とも、お互い興味のあることを車椅子になっても一緒に楽しめることに感謝だ。

そのためにも体力作りに節約もしっかり、両親と夫のサポートもがんばろう。


shishimayu


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