【lleqpue9】カラフルモジュラーシンセ

カラフルな自作DIYモジュラーシンセを紹介するブログです

白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02

モジュラーシンセ自作DIYのレックがオススメする工具紹介

今日は電子工作に役立つ工具やツールについてご紹介していきます。

どのツールも私が実際に使っているものなので電子工作やDIYを始めようとしている方の参考になると嬉しいです。

 

それでは早速ご紹介していきます。

はんだごて

電子工作といえばコレ!はんだごてです。
ホームセンターなどでも売っていますね。
私はダイヤルで温度制御が可能な下記の小手を使っています。
小手先が交換可能なものを選ぶのが良いと思います。

こて台

はんだごては高温になる工具なので耐熱性に優れた置き場所が必要です。
こて台がアツアツのはんだごてを安定して置くことができます。
下に小手先クリーナーが設置されています。
クリーナーはワイヤータイプとスポンジタイプがあります。
こちらはワイヤータイプです。
ワイヤータイプは金属製のワイヤーに小手先をぐりぐりと擦り付けることで小手先の不要なはんだくずを取り除くことができます。
取り除いたはんだくずはクリーナーの底部に溜まります。
スポンジタイプに比べて手間が少なくはんだくずが削除できますが小手先に微妙にはんだが残ります。

スポンジタイプの小手先クリーナーが付いたこて台は下記です。
スポンジタイプは金属製の皿の中にスポンジが配置されており、ここに水を少量垂らして湿らせます。
湿らせたスポンジにアツアツの小手先をつけ「ジュッ」という音がしてはんだくずを拭き取ります。
ワイヤータイプに比べてはんだくずが溜まりやすく、また水分が必要なため少々手間ですがスポンジで小手先を拭き取ることで、比較的しっかりはんだくずを拭き取ることができます。
ただしスポンジの水分によって小手先の温度が急激に下がるため小手先が消耗しやすいです。
電子工作においてはどちらを使っても問題ないと思います。好きなほうを選びましょう。

こて先

はんだ付けの命といえる部分がこの「こて先」です。
はんだごてに付属しているデフォルトの小手先では先端が細いため大きな部品のはんだ付けには向いていません。
先端が円柱を斜めに切った竹やり状の小手先は先端の面積が大きく、電子工作のはんだ付けをする作業効率がぐっと上がるのでオススメです。

同じ形状で先端が小さいものも併せてご紹介します。
こちらはチップ部品などの小さい部品をはんだ付けするのに重宝します。

フラックス

最近の電子部品はすべて小型のため安定したはんだ付けを実施するにはフラックスが必須です。
フラックスがあることではんだ付けの作業効率と安定性が抜群に向上します。
ただし塗りすぎるとフラックスの残渣によりはんだ付け箇所が汚くなる場合があるので注意が必要です。

はんだ

はんだ付けのもう一つの主役は「はんだ」です。巻きはんだやはんだ線と呼ばれるものです。
これも各種メーカーが出していますがやっぱりオススメはHAKKOのはんだだと思います。
はんだごてメーカーが出しているはんだがやっぱり安心ですよね。

もう一つ個人的におすすめなのがHOZANのはんだです。
HOZANは後述するピンセットのメーカーでこちも安心の品質です。
濡れ性が良くはんだ付けがしやすいです。私はHOZANのほうを使ってます。

はんだ吸い取り線

はんだ付けをミスった時のリカバリー工具として吸い取り線があります。
はんだ付けの部分の上に吸い取り線を載せて上からはんだごてで押さえることで余分なはんだを吸い取ることができます。
ただし温めすぎて電子基板のランド(はんだ付けする部分)が剥がれ落ちることもあり諸刃の剣です…。

ピンセット

たかがピンセット、されどピンセット。
「100均のピンセットと何が違うねん」と言われそうですがチップ部品をつまんだり、ワイヤー線をつかんだりで色々と使います。
HOZANのピンセットは丈夫で先端が曲がったり
ばね部分がヘタってしまうことも少ないので物持ちが良いです!
個人的にはピンセットはHOZAN一択ですね!

耐熱マット

はんだ付け作業の際に集中するあまり、机を焦がしてアチアチ・・・なーんてことがあります。
耐熱マット状でははんだもはんだごても安心して使えますので是非準備しましょう。
はんだくずをまとめて捨てることができるので作業スペースの整理整頓にもつながります。

マルチクランプ

マルチクランプははんだ付けする際に部品を固定することで安定してはんだ付けできます。
ボリュームやワイヤーなどは固定しづらくてはんだ付けがちょいと面倒なので、こちらを使うとササっとできて便利です。

簡易オシロスコープ

簡易的なオシロスコープがあると波形の確認に便利ですね!
本格的なデジタルオシロは数万円しますがハンディタイプの簡易オシロスコープなら数千円で購入可能です。
こちらはバッテリータイプのオシロスコープでシグナルジェネレーターとしても使える便利品です。
USB-Cで充電可能ですので取り回しもしやすいです。

また下記のRCA変換ジャックとRCAケーブルを組み合わせることでモジュラーシンセの出力を直接オシロで波形観測できます。
チャンネル1chだけですがユーロラックタイプのオシロスコープKORG NTS-2などの代用品として安価にそろえるならこちらもアリだと思います!

私が使用している実際の画像はコチラです。それぞれの部品をバラバラにおいています。

まずオシロスコープに付属のBNCアタッチメントを取り付けます。

BNC-RCA変換のプラグを接続します。

RCA-ステレオミニプラグケーブルを接続します

ミニプラグをモジュラーシンセの出力端子などに接続することで直接波形を観測できます!

テスター

電子工作といえばやっぱり必須のテスター。
しかしご紹介するのは下のような一般的な四角いテスターではありません。

私がおすすめするのはペン型のテスターです!
ペン型のほうが電極の取り回しがしやすく省スペースなんですよね!
四角いテスターだと両手で赤と黒の電極をもって、基板に当てて、液晶の表示を読むときに手元と液晶が離れているので使いずらいんです。
しかしペン型だとペン部分に表示があるので視線の移動が最小限に抑えられ、測定効率がアップします。
また計測もすべてAUTOで測定するので抵抗でも電流でも電圧でも自動で切り替わってくれるので便利です。(これが測定項目を固定できないので便利じゃない時もあるんですが…)

ソケットレンチ、ラチェット

ソケットレンチは六角ナットやねじを締める際に使用する工具です。
可変抵抗ボリュームを固定する際に使う六角ナットを締める際にこう言った工具があると便利ですね。

ニッパ、ラジオペンチなど

あとは定番のニッパ、ラジオペンチ、ドライバーなどですね。
これらは特にこだわりが無ければ好きなものを準備ですればいいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?
いつも自作モジュラーシンセに関する記事ばかりだったのでたまには毛色の違った記事を書いてみました。
これから電子工作や自作DIYを初めてみる方への一助になれば幸いです。

lleqpue9 モジュラーシンセのグッズ販売始めました!

lleqpue9のグッズ販売を始めました!

SUZURIでlleqpue9のモジュラーシンセに関するグッズ販売を始めました!

いやー作ってみると結構楽しいですね。

モジュラーシンセのパネルデザインをそのままTシャツにしたのは結構新しいのではないでしょうか?

 

一部商品をご紹介します!

suzuri.jp

 

suzuri.jp

suzuri.jp

suzuri.jp

下記リンクから購入できます。順次シリーズを追加予定です!

追加してほしいモジュールやグッズなどありましたらコメントくださいね!

 

suzuri.jp

Simple Poly DCO 雨風のご紹介。shibasaki modで限定色販売も!

モジュール紹介

今回ご紹介するのは自作するのにかなり手間取った苦労作品です。

というわけでSinple Poly DCO 雨風をご紹介します。

今回は!なんと東京都調布のshibasaki modさんのコラボパネルを作成させていただきました!

左側の白色パネルがオリジナル、右側の黒パネルがshibasaki modさんとのコラボパネルになります!
パネルに[mod]のロゴが入っておりお洒落ですね~

黒のコラボパネルはshibasaki modさんでの販売限定になります!

発売は2月上旬の予定。楽しみですね!

shibasaki modさんについてはコチラ!2025年3月に新店舗に移転したそうです! 

shibasakimod.com

 

Simple Poly DCOというわりに色々と苦労した背景がありまして…果たしてこんなに苦労する意味があったのか…

DMAとかDMAのせいでDMAがDMAでDMAでDACがおかしくなって…etc.etc.etc…

もっと簡単に作れた気がするのですが完成してしまえばこっちのもんです。(ぇ

サウンドデモビデオは下記になります。

3音ポリになるとやはりメロディが豊かになり楽しいですね!

youtu.be

 

下記が雨風の操作子説明です。

CHASER LED:​
CHASER の量に応じて点滅する。​点滅が早いとCHASER量が多い。
点滅間隔が短いとOSC3の音程切り替えにOSC1,2が追従しやすくなり、点滅間隔が長いとOSC3の音程切り替えに追従しにくくなる。​

PITCH CV LED:​
Pitch CV inの電圧が変わるたびに短く点滅する。​
CV inの電圧が変化し,音程が変わったことを視認しやすい。

CHASER ツマミ:​
OSC2,OSC3の周波数をコントロールするツマミ。​
OSC1の周波数に応じてちょうどいい感じの周波数を選択するようになる。​
ツマミの位置によってLEDの点滅する間隔が変わり点滅の間隔に応じてOSC2,3の周波数選択アルゴリズムが変わる。
シーケンサーのスピードが早い、CVinの音域が広い場合はCHASER量を増やし
スピードが遅い、音域が狭い場合はCHASER量を減らすのがおすすめ。

Waveformツマミ:
OSC1/2/3の波形のバリエーションを選択できる。
波形はサイン波、三角波のこぎり波矩形波から選択可能で
ツマミを時計回りに回すとサイン波→三角波のこぎり波矩形波の順に変化する。
対象のオシレーターはOSC1→2→3の順で波形が変化する。
例:
OSC1,2,3すべてSIN波
→OSC1:三角波、OSC2,3:SIN波
→OSC1,2:三角波、OSC3:SIN波
→OSC1.2.3:三角波
→OSC1:のこぎり波、OSC2,3:三角波

PITCH CV IN:
ピッチCVを入力する端子。V/octのみ対応。​
0Vの時32.7Hz(C0) ​
4Vの時523Hz(C4) ​
6.6V(6オクターブ)まで対応

OUT1:​
OSC1の出力。OSC3の出力周波数に応じてちょうどいい感じの周波数が出力される。ちょうどいい感じ具合はCHASERツマミによって調整される。
OUT3の周波数の変化記録から周波数を決定するため、起動直後はOUT3周波数の記録がなく周波数が安定しない。CVinにV/octに対応する電圧を何回か入力しOUT3の周波数記録が溜まると正常動作する。

OUT2:
OSC2の出力。OSC1と同様だがOSC1とは違った周波数となる。

OUT3:
OSC3の出力。
PITCH CV INに対応する周波数がそのまま出力される。
波形はWaveformで選択された
波形になる。

MIX-OUT:
OSC1,2,3の波形がすべてミックスされた出力。ミックスの比率は固定値

総評

まず、今回のコラボモデルを作るにあたり打ち合わせを重ねていただいたshibasaki mod店長 中里様
至らない点も多々あったと思いますがなんとか形になり、販売できるようになりました。
ここにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ココだけの話、黒パネルのほうがシックでカッコいい印象です(ぇ

シンプルなポリオシレーターを目指して設計し、少ないパラメーターで結構いいモジュールが出来たと自負しています。
信号処理系のプログラミングは経験が無かったので大変でしたがうまくいったときの達成感はひとしおですね。

これを起点にしてデジタルのオシレーターを追求していくのも楽しそうですね。

製品スペック

5V電源は必須です。

  • 消費電流(参考):+12V : 20mA/ -12V : 25mA 5V :50mA

    6hp

関連リンク

黒色パネルモデルはshibasaki modさんにて限定販売です!

オンラインストアのURLは以下になります!

mod.shopselect.net

オリジナル白パネルは以下のフリマサイトで販売中です!

数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。

jp.mercari.com

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

www.doorzo.com

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。

SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。

その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

 

Wavefolder & Ringmod 風浪のご紹介

モジュール紹介

新年あけましておめでとうございます。

今年も lleqpue9 をお願いします。

今回はWavefolder & Ringmod 風浪のご紹介です。

 

比較的安価でシンプルを重視しました。

そのためモジュールはボリュームは搭載しておらずシンプルなオーディオ信号の入出力モジュールになりました。

サウンドデモは以下になります。

(2024/01/18 追記)

DIYモジュラーシンセの先輩、HAGIWOさんに購入してもらいました!

RingmodをVCAとして使えばwavefolderのCVとして使えるというアイデアは気づきませんでした!(ぇ

ありがとうございます!!

 

ウェーブフォールダーのデモのほうがRchの音が聞こえずらくなっております…。申し訳ありません。

これは録音環境の不手際ですので実際の動作には影響ありません。

 

独立したウェーブフォールダーとリングモジュレーター回路を4hpというコンパクトな中に収めました。

下図が各端子の説明になります。  

Wavefolder & Ringmod 風浪

 

 

Wavefolder IN:​
Audio信号をINPUTする。​

Ring modulation Xin:​
リングモジュレーションのXin​入力
VCAのオーディオ入力としても使える

Ring modulation Yin:​
リングモジュレーションのYin入力
VCAのCV入力としても使える

Wavefolder OUT1:​
foldされた信号を出力する。

Wavefolder OUT2:​
foldされた信号を出力する。fold量はOUT1よりもOUT2のほうが多い(より波形が折り返している)​

Ring modulation OUT:​
XinとYinの信号の積(掛け算)の出力が出てくる。

総評

波形を折り返して変形させることで新たな倍音を付与するウェーブフォールダーと異なる波形の掛け算によって倍音攻勢を変化させるリングモジュレーター

どちらも倍音構成を変化させるモジュールで耳に刺さるようなリード音を作るのに向いています。

製品スペック

  • 音声入力端子
    Wavefolder in , Ringmod Xin , Ringmod Yin
  • 音声出力端子
    Wavefolder OUT1 , Wavefolder OUT2 , Ring modulation OUT
    消費電流(参考):+12V : 30 mA/ -12V : 40mA 5V :0mA

    4hp

関連リンク

以下のフリマサイトで販売しています。

数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。

jp.mercari.com

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

 

www.doorzo.com

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。

SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。

その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

 

『激安DIY』1000円で作るモジュラーシンセケース がアツい!

モジュラー沼の入り口で震える子羊よ… ケースは1000円でDIYだ!

最近は物価高で参っちゃうよ…。とボヤいているそこのあなた!

私もまったく同感だ!なんでこんなに世の中値上げのオンパレードなんだ!?

モジュラーシンセもご多分に漏れず値上がりしちゃってるし…

そうでなくても「モジュラーシンセは沼で金がめっちゃかかる」なんて言われてるのだから。まぁ事実だけど。

気づけば底なし沼に財布がズボボボ!

「高すぎてモジュラー沼に足が踏み入れられない…」と震えるそこの君!

大丈夫!せめて ケースだけでも激安で 行こうじゃないか!

世の中には電源付きで2~3万円もする高級ケースがあるらしいが… そんなもん知らん! 今回は 1000円札1枚 を握りしめてDIYだ!

出でよ!これが激安1000円で作るモジュラーシンセケースじゃぁああああ!

\ ドーン!/

#各種モジュールと電源、ケーブル、バスボードは含みません。

1000円だと…!? ホンマかいな?!」

ケースだけ1000円で…って、そんな都合のいい話…」

あるんだなぁ、それが!

疑うのも無理はない。だが、よく見てくれ!この 漢らしさ溢れる潔い仕様 を!

  • 材料費: 1000円! 財布に優しい!
  • 電源: ない!(別で買ってね☆)
  • バスボード、ケーブル: ない!(それも買ってね☆)
  • レール構造: ない!(ケースに直打ちだ!男ならこれだろ?!)

…ね? 清々しいまでの割り切りでしょ?

それでもいい!むしろ燃える!」という猛者は、読み進めてくれ!

君はもうモジュラー沼の住人だ!

 

電源?バスボード?んなもん自分で用意しろ!漢のDIYに甘えは不要!

世の中には2-3万円する電源付きケースや電源なしでも1万円ほどのケースが存在する。

下記のようなケースがAmazonで売られていた。

電源ユニットや電源を分配するバスボード、さらには入出力端子を備えたケースなど非常に便利で多機能である。

今回紹介するケースはそんな便利で機能的なケースではない。

言ってしまえばただの箱だ。なにせ1000円なのでそこは覚悟してほしい。

 

必要な工具と時間と技

DIYっていうとあれだろ?

穴開けたり、切ったり、時間と技術と工具もいっぱい必要で

とにかく加工が大変なんだろ?」

いや、別に全然…工具要らないけど?

そう、必要なのは 揺るぎないDIY精神と、1本のプラスドライバーだけ!

「えええええ、ま、まじっすかあああ!?ひぇええええええ」

驚愕するのも無理はない! だが、落ち着け! 君にもできる!

まずは、愛車(ママチャリ?)にまたがり、 聖地「カインズホーム」 へと向かうのだ!

GOGO!!!

\ ドーン!/

カインズ会津若松店 2021年7月15日(木)グランドオープン ~DXにより最新のサービスを導入し、便利で快適なお買い物環境を提供~ |  ホームセンターのCAINZ 公式企業サイト

 

そして、店内でこいつを探し出せ!

KUMIMOKU (くみもく)ブラウン スタッキングBOX [M]  798円

\ ドーン!/

 これで君もモジュラーケースをゲット!

聖なるカインズで「KUMIMOKU」をゲットした勇者よ!

そう、こいつを買い物かごに叩き込めば… ケース調達は完了だ!

ちなみに、ケースの色は

  • 漢らしいブラウン!(798円)
  • スタイリッシュなナチュラル!(698円)

から選べるぞ!

「近くにカインズがない!😭」と嘆いているそこの君!オンラインストアでも売ってるぞ!

www.cainz.com

モジュールを固定する、漢のネジ!

ケースを手に入れた君に、最後の試練を与える!

そう、モジュールをガッチリ固定する漢のネジを手に入れるのだ!

必要なのは…

  • タッピング皿ネジ (木材用)
  • 太さ: 2~3mm (3mmだとフロントパネルの穴と当たりそう…)
  • 長さ: 10mm以上(長すぎると固定するのが大変)

…であれば、何でもいい!(男なら細かいことは気にしない!)

私はこいつを使ったぞ!

3x12mmのタッピング皿ねじ 142本入り 298円!

もちろん、カインズで売ってるぞ!

今考えると142本もねじ要らないな…。単価安かったからいっぱい買ったけど…。

せいぜい20~30本あれば十分だと思う。

ケースのサイズ(スペック)

この木箱、モジュラーシンセのケースとしては完璧なサイズ感なんだ!

外形:幅370mm × 奥行130mm × 高さ88mm
内寸:幅350mm × 奥行113mm × 高さ75mm(すべて参考値です)
これでサイズ的には嬉しいことに3U 70hp、ぴったりフィット!

誰が計算したんだ?天才か!

強いて言えば奥行きが113mmと若干狭いところが不安事項か…?

モジュールによっては基板の一部や部品が干渉するかもしれないので要注意だ。

さあ、決戦(DIY)の準備は整った!

ケースもネジも手に入れた今、君の手には無限の可能性が広がっている!

ケースの組み立て?というかねじ止め?

使用するのはプラスドライバー!

ねじの下穴?

そんなものは存在しない!

だから無造作にそのままぐりぐりねじ込んでいく!

さあ、これが漢のDIYだ!

(#筆者は男女平等支持者です)

 

パネルにネジのスクリュー部分が当たらないように慎重にねじを回して…

ぐぬぬ…なかなか手強いぞ…!!

だが、ここでひるむわけにはいかないのだ!ぐりぐりぐりぐり・・・

もし、フロントパネルを傷つけてしまったら

ぐはっ…想像しただけで…失神してしまいそうになる!!

そんなドキドキのねじ打ちを終えるとこんな感じ。

うーん銀色のねじにしたけど黒ネジのほうが良かったかな…

でも銀ネジのほうが安かったんだよなー

ちなみにねじを外すと木箱にねじ穴の跡が残る。

沢山モジュールを取り付けるとケースが穴だらけになる。

見た目を気にすると微妙だけども、まぁ1000円DIYだし…。ええんちゃうか!?

ってなわけで完成ーーー!!!

掛った費用と時間

本当に1000円で出来たんかいな?と疑っている君に証拠のレシートをお見せしよう!

合計金額1096円!製作時間1時間!

1000円ちょっと超えちゃっているけどケースの色をナチュラル(白)選ぶと100円安くなり698円となる。

私は142本入りのねじというアホほど大量のねじを買い込んでしまったので298円掛かってしまった。

本数が少ないものを選べばねじの値段も抑えることができる。

よって最安を目指せば1000円以下でケースが自作できるのだ!

作業時間もカインズで買い物してモジュールをねじ止めするだけなので1時間もあればだれでも完成できると思う。

電源は…?

冒頭にも説明したがこのケースは別途電源を自分で用意する必要があるぞ。

手っ取り早く準備するなら市販品の電源モジュールとフライングバスケーブルを組み合わせがおすすめだ。

比較的安価で安定した電源モジュールが得られる。

ざっと検索したら下記のようなものがあったので参考に載せておくぞ。

fiveg.net

jp.mercari.com

今回は自作電源モジュール「源風」(非売品)とバスボードを使用したぞ。

バスボードは下記のオープンデータを使用させてもらった。

制作者よありがとう。

github.com

ちなみにこのバスボードを固定するスペーサーは下記を使っているぞ。

両面テープの粘着で簡単に固定できるのでオススメ!

まとめ:1000円モジュラーシンセケースDIY

  • 💸 モジュラーシンセ沼は金食い虫? そんなことはない!ケースは1000円で十分だ!
  • 🧰 カインズホームの木箱「KUMIMOKU」とプラスドライバー、漢のネジさえあれば、誰でも簡単にモジュラーシンセケースが作れる!
  • 💪 電源やバスボードは別途用意が必要だが、それもまたDIYの醍醐味!漢なら自分で用意しろ!
  • 📏 サイズは3U 70hpにピッタリ! ただし奥行きは若干狭めなのでモジュール選びは慎重に。
  • 💰 総費用は驚異の1000円ちょっと!ケースの色をナチュラルにすればさらに100円節約可能!
  • ⏳ 作業時間は買い物込みで1時間程度!
  • ⚠️ DIYは自己責任で!この記事を参考に事故や損害が起きても責任は負いません!

さあ、君も1000円ケースでモジュラーシンセ沼にダイブしよう! 🚀

 

本ページを参考にしたDIY,工作により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

VCF1 2nd Eiditon 烈風 弐式 のご紹介

モジュール紹介

いつもお世話になっています。

レックです。

今回はVCF1-2nd Edition 烈風 弐式です。

じつは記事には上げていませんでしたが、過去に作ったVCF1 烈風のリバイバル版です。

初作だったVCF1 烈風を改良し、VCAやDRIVEの機能を追加したモジュールです。

VCF1 2nd Edition 烈風 弐式

特に特徴的なのはTrig-inにトリガ信号を入力すると特徴的な柔らかい音が発音できます。

早速サウンドデモをご紹介します。

 

 

 

VCF1-2nd Edition 烈風 弐式のブロック図は下記になります。

非常に多くの入力端子と出力端子を搭載した製品です。

 

各部の説明を以下に示します。

  • A-input , B-input:​
    VCFに入力する信号の入力端子です。
  • A/B CV:​
    CVの入力端子です。VCFへの入力信号のバランス比を調整できます。プラス側の電圧を与えるとA-inのバランスが増。マイナス側の電圧を与えるとB-inのバランスが増えます
  • Trig-in :​
    トリガ信号を入力端子です。トリガ入力することでpingのような効果音を得られます。Resonaceの量を小さくしているとしっかりとしたpingの音が出ます。(音量でかい)Resonanceを大きくすると柔らかい音が出ます。(音量小さい)
  • A/B ツマミ:​
    VCFへの入力信号のバランス比をクロスフェードで調整できます。右側に回すとA-inのバランスが増。左側に回すとB-inのバランスが増えます。中央に配置することでA/B両方の信号が出力されます。
  • A/B LED:​
    A-inのバランスが増えると白くLEDが点灯。B-inのバランスが増えると赤くLEDが点灯します。消灯時はどちらの信号も50%のバランスで出力されています。

  • Cutoff ツマミ:
    カットオフ量を調節します。右に回すと増えます。左に回すと減ります。
  • VCF Blendツマミ:
    Low pass/ Band pass/ High passの各フィルタ出力のバランスをクロスフェードで調整します。
    左に回すとLow pass、中央でBand pass 、右に回すとHigh Passの信号成分が多くなります。
  • FCV ATTNツマミ :
    FCVのJackに入力されたCVをアッテネートしアッテネート量を調節できます。
  • Low Pass / Band Pass / High Pass:
    マルチアウトフィルタの各出力JACKです。
    VCAやVCF Blendを通過する前の信号を直接このJACKから取り出せます。
  • DRIVE ツマミ:
    VCFへの入力信号を大きくし、歪ませることができます。歪回路には非対称回路を使用しています。
  • Reso ツマミ:
    Resonance量を調節します。右に回すと増えます。左に回すと減ります。
  • VCA Level ツマミ:
    VCAのレベル量を調節します。右に回すと増えます。左に回すと減ります。VCA CVのJackに挿入されるとVCA CVのアッテネーターとして働きます。
  • Blend CV:
    VCF Blendのバランス量を制御できるCVです。プラス側の電圧を与えるとHigh-Passのバランスが増。マイナス側の電圧を与えるとLow Passのバランスが増えます

  • FCV:
    CVを入力することでVCFのCutoff周波数をCV信号に応じて制御できる。
    FCV ATTNツマミによってそのCV量を調整できる。
  • V/oct:
    CVを入力することでVCFのCutoff周波数をCV信号に応じて制御できる。V/octに対応。
  • VCA CV:
    VCA のLevel(Gain)をCV信号に応じて制御できる。
  • QCV:
    CVを入力することでVCFのResonance量をCV信号に応じて制御できる。
  • VCF OUT:
    VCFの出力信号のJACK
  • VCA OUT:
    VCAの出力信号のJACK

注意点としてはDRIVEとRESONANCEを最大にすると波形が最大値を超えてクリップします。

クリップするとフィルターの回路がロックされて波形が出なくなり、音が出なくなります。

RESONANCEかDRIVEのどちらかのレベルを下げることで回避できます。

総評

マルチアウトのフィルターはVCFでも人気が高く重宝すると思います。

またTrig-inによる柔らかい効果音は魅力的でこれだけでも演奏の幅が大きく広がること間違いなしです。

INPUT A/B2系統やLP/BP/HPの各出力をツマミで連続的に制御できる(モーフィング)ことも特徴的ですし、CVでもコントロール可能のため入力信号やフィルタ特性を連続的に変化させることができます。

 

製品スペック

  • 音声入力端子
    A-input , B-input ​
  • 音声出力端子
    Low/Band/High Pass FIlter OUT , VCF OUT , VCA OUT
  • CV入力端子
    A/B CV , FCV , V/oct , QCV , Blend CV, VCA CV
  • Gate(Trig)入力端子
    Trig-in
  • ボリューム
    A/B , DRIVE , Cutoff ,Resonance , VCF Blend , VCA Level , FCV ATTN

消費電流(参考):+12V : 100mA/ -12V : 150mA 5V :0mA

12hp

関連リンク

以下のフリマサイトで販売しています。

数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。

jp.mercari.com

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

www.doorzo.com

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。

SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。

その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

 

自作モジュラーの挑戦!繰り広げられた実験的電子音楽の夕べ in 浜松TEHOM

マシンライブに参加してきました(人生2回目)

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

この度、わたくしレックがマシンライブに出演者側で参戦させていただきましたのでご紹介いたします。

最近マシンライブの定義やモジュラーシンセを使ったライブイベントについて、あれこれ議論されていますが本記事ではそのあたりの細かい話は全部抜きにして広義の意味でのマシンライブ、モジュラーシンセイベントでとらえていただければと思います。

とにかくこの記事では自分が参加してきたイベントをマシンライブと呼びます!!(ぇ

関東、関西を中心に盛り上がりを見せるマシンライブ、モジュラーシンセですが中部地方での電子音楽はどないやねん?」と思っているそこのあなた!

特に今回は静岡県浜松の電子音楽イベント、マシンライブについて全国に発信する手助けになれば幸いです。

イベント概要と背景:

実は前から気になっていたLive/Bar TEHOMさんでイベント演者を募集しているとのこと。

そこでお店の方にコンタクトを取って出演させていただける運びとなりました。

ありがとうございます!!

 

TEHOMさんは浜松駅前から徒歩10分ほどの距離にあるお洒落なライブバーです。

(浜松町駅じゃあないんですよ。

歓楽街から一本奥に入った隠れ家的なお店です。

広いお店ではありませんがその分、演者やスタッフさんとの距離も近くてアットホームです。

ロックやフォークソング、テクノ、DJ、アンダーグラウンド音楽、バンギャルドやサイケデリック系などの様々なジャンルの音楽のイベントほぼ毎週開かれておりとても魅力的です。

海外やツアー中のアーティストもこちらでライブをやったりしてます。

2年前の記事ですが地元新聞にも取り上げられていました。TEHOMさんに関する詳細な情報はこちらをご参照ください。

ちなみに記事に映っているTEHOM店長さん、めちゃいい人です。

 

こちらが参加したイベントのフライヤーです。

THATNESS AND THERENESS 

坂本龍一教授の有名曲の名前を冠した実験的電子音楽を中心としたイベントでした。(解釈合ってるかな…?間違っていたらごめんなさい)

イベントの出演者たち:

関東都心や関西に比べて浜松は電子音楽イベント、マシンライブが多くない印象です。

そのせいもあってか実際に交流する機会が少なく、お会いしたのは皆さん全員初めましてでした。(いや、自分が引き篭もりなだけです、ごめんなさい)

あ、サカタシンゴさんはMODU/LABOさんのイベントでお話したことがありました。どうもどうも!

ただSNSを通じてお互いの存在は何となく認知していて「いつもXを拝見させてもらってます~」的な挨拶が多かったです。

んーSNSは地方都市交流の支えですね!

 

このイベントの出演者の方々を出演順にご紹介していきます。

下手に文章で説明するよりもSNSに上がっている演奏動画のほうが皆様のカッコよさが際立つので!

嘘です。文才が無いのを誤魔化してるだけです。

皆さんそれぞれの電子音楽魅力的でイカした演奏をされていました。

そうです。私の演奏も含めてイカしてます。(ぇ

UNOさん (@ubeat0102)
マシンライブを初めてちょうど1年になるUNOさん。
SEQTRAK1台から発せられるとは思えない繊細な音は空間を徐々に飲み込んでいきます。

 

𝙔𝙪𝙠𝙠𝙪𝙧𝙞 𝙏𝙨𝙪𝙠𝙖𝙨𝙖さん (@yukkuriTsukasa)サカタシンゴさん (@URNIXTEA)
TEHOMのPA担当のサカタシンゴさんとYukkuri Tsukasaさんのユニット。

これぞ電子音楽!これぞエレクトロ!これぞノイズミュージック!

大音量で大量の生楽器と電子楽器とおもちゃ...etcを鳴らしまくる!

内なる感情を剝き出しにしたような刺激的な音は最高でした!

 


レック(@lleqpue9  わたし)
私です。なんかマシンライブしてると下ばっかり見ちゃうので狐のお面をつけてみました。
動画を見ると狐がフロアの客さんを見ているようでちょっと不気味です。
それが狙いだったので個人的には満足ですね。

 

 

NObLUEさん (tsugaya sayuri @nobtemarne)
木琴やトイピアノ、ルーパーを使ったマイクパフォーマンスのNObLUEさん。
ルーパーで繰り返される透き通った歌声はお店の雰囲気とマッチしていて最高でした。
お人形さんかわいい。
ちなみに物販でお弁当を売っていました!魯肉飯(ルーローハン)お…美味しそう…!
私は出番が真ん中だったので食べるタイミングを失いまして…くそぅ・・・次回は絶対食べるぞ!

 

MOTOMU.MIURAさん (HALBACH @HALBACH_info)
東京からいらっしゃったMIURAさん。
リハの時から仲良くたくさんお話しさせていただきました。
レーザーの装置をセッティングでばっちり見学させてもらい、貴重な体験でした。
お話とても興味深かったです。
東京の電子音楽イベントにもいくつか足を運んでいらっしゃるようで東京方面の面白い情報をたくさん頂けました。
そしてライブではビームすごい!みんな下の動画見て!絶対見て!
音と光の組み合わせ演出ってすごい!かっけぇ。

ライブ中のお客さん:

すごく良い雰囲気でライブが進んでとても演奏しやすかったです。

きっとTEHOMの場所とお客さんが暖かいムードを作っていただいたおかげですね。

ありがとうございました。

イベントで聴きに来たお客さんは多分十数名ほどいらっしゃったと思います。

終了後は話しかけてくださるお客さんもちらほら。「カッコ良かったですよ!!」

と言われて素直にうれしかったです。ありがたいです。

インスタに動画上げていいですかと聞いてくれたお兄さんすみません。

まだ動画見つけられておらず…。

もしこの記事見てたらコメント欄にでもインスタの動画のURL教えてください!

 

ライブセッティング:

私は以下のライブセッティングでライブに臨みました。

自作モジュラー群とRoland MX-1 / T-8

ライブ当日は写真を撮り忘れましてこれは別撮りの写真です。

基本はT-8のクロック出力をマスターとしてモジュラーシンセを動かします。

次にライブで活躍した自作モジュールの紹介を一部しておきます。

 

lleqpue9.hateblo.jp

FM RADIO 追風はその名のごとくFMラジオを受信できるモジュールです。

ラジオでノイズチューニングさせてホワイトノイズを生成し、VCF1 烈風のBPFを通して出力してました。

時折チューニングがマッチしてラジオ電波を受信すると音声が出力されていい感じの音源ソースになります。

 

lleqpue9.hateblo.jp

T-8のクロックをこのAnalog SequencerのGate inに入力して同期してます。

このシーケンサのつまみの位置や進み方を変えてパターンを形成しています。

 

lleqpue9.hateblo.jp

ライブに間に合うように急いで作ったVCF1-2nd 烈風弐式 +VCA +DRIVE

この1台にVCF/DRIVE/VCAの様々な機能を詰め込みました。

ライブではTrig-inに信号を入れてぴちゃぴちゃという水のような音を出していました。(多分)

 

lleqpue9.hateblo.jp

豪風 Dual VCO2は単調なVCOの波形をFMやSyncによって変調波形を作り出し独特な音を鳴らすのに役立ちました。

触り続けているとどんな波形が出ているか全く予想できなくなるのですが、まぁそれも一興ですね。

演奏振り返り:

演奏自体は問題なく大きなトラブルもなくうまく演奏できたと思います。すごいぞ自分。

ただ撮影しただいた動画を見るとケーブルを弄りながらうろうろしている自分の姿が若干カッコ悪い…。

もうすこし堂々とした演奏ができたらなと思いました。

モジュールの過不足についてはやっぱり音程をしっかりとれるDCOかQuantizerは必要だなぁと感じました。

モジュラーシンセは音程が定まっていない音楽をやるのに特化していると思うのですが、そればかりだとちょっと物足りないので。

あとはオシロスコープとか出ている波形を視覚化できると嬉しいですね。

シーケンサーユーグリッドシーケンサとかMIDI to CV/GATEとかあると便利かなぁ、作らないとなぁ。

Low Pass Gateもちょっと作り直したいし…

まだまだ作りたいものは沢山ありますが、ひとつひとつマイペースにやっていこうと思います。

余剰分はまたフリマに放出しますのでご興味がある方はぜひご購入いただけると嬉しいです。

Passive Gate2Trig 微風の紹介

モジュール紹介

今回はGate2Trig 微風のご紹介です。

微風で「そよかぜ」と呼びます。優しい風をイメージしたモジュールです。

手元にトリガー信号を出力するモジュールがなかったため、今回自作するに至りました。

Gate2Trig 微風


ゲート信号を変換しトリガーを生成する場合は電源不要でパッシブ回路で作れます。

今回3回路を搭載しました。

また用途に合わせてトリガーの幅を選択できるように3種類のトリガー幅を生成する回路を載せました。

詳細は次の通りです。

Gate2Trig

各出力の波形(イメージ)はこんな感じ

IN1:​

ゲート信号を入力する。

OUT1:

トリガー信号を出力する。トリガー幅小。

約30ms程度(参考値)

IN2:

ゲート信号を入力する。

OUT2:

トリガー信号を出力する。トリガー幅中。

約60ms程度(参考値)

IN3:

ゲート信号を入力する。

OUT3:

トリガー信号を出力する。トリガー幅大。

約200ms程度(参考値)

総評

今回はパネル基板上に部品を実装しました。

2hpというコンパクトなサイズに出来上がりました。

トリガ信号も問題なく生成できて満足です。

製品スペック

IN 1/2/3 端子

OUT 1/2/3 端子

消費電流:電源不要 +12V : 0mA/ -12V : 0mA 5V :0mA

2hp

関連リンク

以下のフリマサイトで販売しています。

数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。

jp.mercari.com

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

www.doorzo.com

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。

SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。

その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

 

Passive Box 空風 MIDI変換/マルチプル/アッテネーター

モジュール紹介

今回はPassive Box 空風のご紹介です。

いやー最近暑いですね!

はんだ付けするには換気が必須なのでクーラーつけてないです…。

汗だらだらではんだ付けしてます。地獄です。

灼熱、酷暑、猛暑、極暑

いつか欲しいです…自分の部屋に、クーラー…

 

えーとではなくて、今回はPassive Box 空風のご紹介です!(2回目

読み方は「からかぜ」と読みます。

そらかぜ、じゃあないんですよ。

Passive Box 空風

MIDI DIN/TRS DIN-SYNCの変換を2系統備えたパッシブのMIDIスルーボックス

パッシブマルチプル4回路x2系統、アッテネーター2回路を搭載したツールボックスです。

MIDI DINとMIDI TRS機器の変換に使えます。

 

MIDI TRS端子にタイプがAとBがあると知りました。

TRS MIDIのタイプA、タイプBについて詳しく知りたい方は下の動画をご覧ください。

 

MIDI DINとTRS MIDI、TRS SYNCの配線図は下記のとおりです。

GNDは共通で2pinから取っています。

MIDI DIN TRS配線図

DIN SyncとTRS Syncの接続は多分これであっているはずです…。

Din Sync製品を持っていないので未確認ですが接続合っているよ!という場合はコメントいただけると助かります。

余ったエリアにはパッシブマルチプルとパッシブアッテネーターを配置できました。

アッテネーターは5kまたは10kohmの可変抵抗を入れています。

機能概要図を下記に示します。

徹底的に電源が不要のモジュールになったので、ユーロラックから外して持ち運べるようにケースに入れ込むようにしました。

ケースに入れたときは専用のねじ穴が4隅にあります。

ケースに入れるとこんな感じ。

4隅のねじを外すことで基板単体をユーロラックレールに取り付けできます。

総評

もともとKEYSTEP PRORoland T-8をつなぐMIDI DIN<=>TRSケーブルが欲しかったのが始まりです。

んでついでにDIN SYNCなる仕組みあると知り、それをTRSに変換するのも欲しいと…

それならいっそマルチに変換できるモジュールを作ってしまおうとなりました。

期待通りMIDIの変換は成功

マルチプルとアッテネーターもそのうちラック外で使いたくなることでしょう。

割と満足です

製品スペック

MIDI/Sync端子 x2:

MIDI DIN⇔TRS(TYPE-A)⇔TRS(TYPE-B) / DIN sync⇔TRS sync

Passive multiple端子:4 x 2

Passive Attenuator x2:INPUT/ OUTPUT / Level

プラスチックケースサイズ:135×75×49 [mm]

消費電流:電源不要 +12V : 0mA/ -12V : 0mA 5V :0mA

14hp

関連リンク

以下のフリマサイトで販売しています。

数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。

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こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。

SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。

その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

 

FM RADIO モジュール 追風の紹介

モジュール紹介

今回はFM RADIOモジュール 追風のご紹介です。

赤いです。

ユーロラックサイズのFMラジオです。

オーディオソースとしてもノイズGenとしてもモジュラーシンセに使えます。

ちなみに名前は追風です。

最近ちょっと人生の追風が欲しかったのでそう名付けました。

RADIO モジュール 追風

lleqpue9初のマイコン制御によるモジュールです。

初めてのコーディング作業、大変でした笑

モジュラーシンセで制御できるラジオモジュールにしたかったので、Seek(オートチューン機能)を外部からトリガできます。

 

購入者のお雑煮(@ozouni_es335)さんが追風をつかった演奏動画を上げてくださいました!
転載の許可もいただいたので参考演奏動画としてご紹介します。
感謝!

自分の動画もペタリ(しょぼいけど)

英語の字幕の説明動画も作成しました。

youtu.be

下記に機能説明図を示します。

OLED Displayには​Tuneしている周波数を表示します。​

​76~108MHzまでの範囲でTune可能です。​

ステレオの放送局を受信した場合は横にSTEREOと表示されます。​

​Signal Levelは受信レベルを示します。

 

Seek UP SW/TRIG:

このボタンを押すとSeek UP(周波数を上げる方向に自動Tune)します。

Signal Levelが高い電波をキャッチしたらその周波数でSeekが止まります。

受信可能なFMラジオ局に自動で周波数を合わせるのに便利です。

TRIG信号にHighを入力しても同様にSeekUpできます。

尚、Seek中は音声は無音になります。(ラジオICの仕様です

108MHzに到達すると76MHzに周波数がループします。​​

SWがONしたりTRIGされたりするとLEDが点灯します

 

Seek Down SW/TRIG:

このボタンを押すとSeek Down(周波数を下げる方向に自動Tune)します。

Signal Levelが高い電波をキャッチしたらその周波数でSeekが止まります。

受信可能なFMラジオ局に自動で周波数を合わせるのに便利です。

TRIG信号にHighを入力しても同様にSeekDownできます。

76MHzに到達すると108MHzに周波数がループします。​

SWがONしたりTRIGされたりするとLEDが点灯します。

Noise Tune SW/TRIG:​

このボタンを押すと100MHzにTune周波数をセットします。​

TRIG信号でHighを入力されたときも同様にTune周波数を100MHzにセットします。​

ノイズを出力したいときに便利です。​

SWがONしたりTRIGされたりするとLEDが点灯します。

 

ヘッドフォン出力/アンテナ端子:​

ヘッドフォンを挿入することでヘッドフォンにからラジオ音声が聞こえます。​

またヘッドフォンをアンテナの代わりとして使うことができます。​

パッチングケーブルを挿入してもアンテナとなります。(ステレオケーブル推奨)​

ケーブルの接続先は何も接続しなくて良いです。​

アンテナは地面に対してできるだけ垂直に配置し、長めのケーブルを用いると受信感度が上がります。

 

OUTPUT端子:​

ヘッドフォン出力をLRモノラルミックスしたモノラル出力端子です。

 

Sound Volume :​

ヘッドフォン出力、OUTPUT出力の音量レベルを調節します。​

またSeek中にVolumeを動かすことでSeekを中断することができ、任意の周波数付近でSeekを止めることができます。

 

余談というか、ボトム面(コネクタ側)にデバッグ用の赤色LEDがあります。

電源を投入するとその赤色LEDが点滅します。

ソフトのコーディング作業の時に使っていました。

特に意味はないのですがケース内部をチカチカ照らしてみるのもいいかと思い、そのままにしています。

総評

モジュラーシンセに使う用のノイズジェネレーターを作ろうとしていたところ、偶然ラジオICを見つけて今回のFM RADIO モジュールに至りました。

FMラジオは最近はスマホアプリで聴くことばかりで、めっきりラジオの出番はなくなりました。

しかしFMラジオで聞くラジオ音声もノイズ交じりで味があって、なんかこう、エモい(エモい)

モジュラーへ使えるFMラジオモジュールとして作りましたが、私は使いこなせませんでした!(ぇ

とはいえFMラジオとノイズはマシンライブには人気の音声ソースのようなので

このモジュールを音楽にどのように使ってもらえるか大変楽しみです。

製品スペック

出力端子:

  • ヘッドフォン&アンテナ端子
  • OUTPUT(モノラルミックス)端子

入力端子:

  • Seek Up TRIG
  • Seek Down TRIG
  • Noise Tune (100MHz) TRIG

小つまみ:

  • Sound Volume (minに絞ってもわずかに音が漏れます。ICの仕様?)

プッシュスイッチ:

  • Seek Up SW
  • Seek Down SW
  • Noise Tune (100MHz) SW

電源コネクタは16ピンです。+5V電源は必須です。

消費電流(参考値):+12V : 10mA/ -12V : 10mA 5V :70mA

6hp

パッチーケーブル挿抜時に強い力をかけると、たまにLCDの表示が乱れることがあります。
LCDの表示が乱れてしまった場合はお手数ですが再度電源投入することで表示を正常に戻すことができます。

くれぐれもケーブルの挿抜は優しく丁寧に行ってください。

FM RADIO 追風はソフトウェアにAdafruit社のライブラリを使用しています。

Copyright (c) 2012, Adafruit Industries
All rights reserved.

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その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。