花びらが沈んだ2025-01-10 21:25:21テーマ:恋愛詩 川面に浮かぶひとひらの花びら 流れに乗らずゆらゆらと けたたましい発車のベル 東京へ向かう新幹線 なぜ あの時とび乗れば 自分に課せられた あなたとの最後の決断 自分ではどうすることもできず 流れに身を任せている まとめた荷物を持って ここまで来たのに ドアの向こうであなたの眼差しが すべてを語っている様に思えた 違う道を歩いた数カ月 飛行機雲が青空に真っすぐ伸びている 花びらが沈んだ 写真詩ランキング にほんブログ村 にほんブログ村