６日の東京株式市場見通し＝続落後は落ち着きどころを探る展開か

予想レンジ：３万９７００円－４万１００円（５日終値４万９７円６３銭）

　６日の東京株式は続落後、落ち着きどころを探る展開か。きのう５日の日経平均株価は４万円を維持して取引を終えているが、現地５日の米国株安を受け、売り先行スタートとなろう。売り一巡後は、様子見姿勢が強まるとみられ、もみ合い商状となりそうだ。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１５０円トビ台（５日は１５０円４１－４３銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝１６２円台の後半（同１６３円１４－１８銭）と円高方向にあり、輸出関連銘柄には重しとなりそう。５日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、ＬＩＮＥヤフー <4689> 、アドバンテスト <6857> 、東エレク <8035> などが、５日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、５日の大阪取引所清算値比３３０円安の３万９８００円だった。

６日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・１１：００　２月車名別・登録車名別新車販売

【海外】（時間は日本時間）
・２２：１５　米２月ＡＤＰ雇用統計
・２４：００　米１月ＪＯＬＴＳ求人件数
・パウエルＦＲＢ議長、下院金融サービス委員会で半期に一度の金融政策報告書について証言
・決算発表＝（欧州）サルバトーレ・フェラガモ、テレパフォーマンス（米国）フットロッカー