３０日の東京株式市場見通し＝反落後も軟調か

予想レンジ：３万９０００円－３万９５００円（２９日終値３万９４１４円７８銭）

　３０日の東京株式は、反落後も軟調か。現地２９日の米国株安を受け、朝方から売り優勢スタートとなりそう。買い手がかりに乏しいなか、消去法的に株価指数との連動性が低い中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそう。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１５５円台の前半（２９日は１５５円２９－３１銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝１６１円台の半ば（同１６１円７６－８０銭）と小動き。２９日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、ＬＩＮＥヤフ <4689> 、ソニーＧ <6758> 、ローム <6963> などが、２９日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、２９日の大阪取引所清算値比３２０円安の３万９２７０円だった。

３０日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・　８：５０　週間の対外対内証券売買契約
・氷見野日銀副総裁が一橋大学政策フォーラムで講演
・決算発表＝中外薬 <4519> 、キヤノン <7751> 、武田薬 <4502> 、ＯＬＣ <4661> 、ＮＥＣ <6701> 、ＮＲＩ <4307> 、ＪＰＸ <8697>

【海外】（時間は日本時間）
・１６：００　ドイツ１０－１２月期ＧＤＰ
・１９：００　ユーロ圏１０－１２月期ＧＤＰ、ユーロ圏１２月失業率
・２２：３０　米１０－１２月期ＧＤＰ、米週間の新規失業保険申請件数
・２４：００　米１２月中古住宅販売仮契約
・ＥＣＢ定例理事会（ラガルド総裁会見）
・決算発表＝（欧州）ＡＢＢ、ノキア、シェル（米国）アップル、ダウ、インテル、サウスウエスト航空、マスターカード、レスメド、アトラシアン、ビザ