在留外国人は増加傾向

特定技能、技能実習等の在留資格を中心に、各地方自治体での在留外国人の数は増加する一方です。

トップ10

当ブログにて、「在留外国人の便利マップ」に自治体別の在留外国人数を掲載していることを紹介いたしました。

令和2年の国勢調査の自治体別人口を分母として、23年6月在留外国人統計 を分子として、在留外国人数の割合を占めすとともに、2022年から2023年の増加ポイントも表示しています。

この元データを元に、増加ポイントトップ10を割り出した結果は以下のとおりです。

在留外国人の割合増加率トップ10

占冠村

増加ポイントの断然トップは北海道の占冠村(しむかっぷむら)、1年前に比べて実に16.54ポイントのプラスとなっています。2023年6月の在留外国人統計では、在留外国人数は388人、全住民に対する割合は3割弱、10人に3人が外国人となります。

占冠村では一体何が起きているのでしょうか。

トマムリゾート

トマムリゾート
星野リゾート・トマム

占冠村 国別在留外国人数
2023年6月 占冠村
国別在留外国人数
その要因は、占冠村にある星野リゾート・トマムです。名前は総合リゾート企業である星野リゾートとなっていますが、2015年に中国系の企業に売却されています。(以降、星野リゾートは運営のみ)

外国資本による、外国人雇用の推進力が強く働いているというわけでしょうか。
占冠村 在留外国人数の変遷
「在留外国人の便利マップ」
占冠村
増加数が尋常でないですね。

在留・入管関連ニュース

投稿者: kenjin

行政書士の西山健二と申します。 外国人の方々が日本で働き、暮らすために必要な在留資格の各種申請手続を支援します。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です