40年間
自信が持てず苦しんだ。
私の自信ゼロの状態は
過去現在未来に絶望する。
1秒ごとの瞬間で足りないならば、
すべてが逆恨み。
それが、徹底的に自己否定につながり、
自分が醜悪で、
鏡も見られない状態になっている。
自分は正しい。
自分以外、すべて間違っている。
地球全体、宇宙全体を
時間全体、一瞬一瞬
すべてを憎んでいる。
0.1秒ごと、
0.01秒ごと、
眼の前のチリゴミを不快に思い、
天気や天候も嫌悪してみる。
自然や動物たちを嫌悪してみる。
そんな時に転機が来た。
そんなことばかり考えていれば、
さすがに疲れてくる。
「おれって
何考えてるんだかー。
どうしようもねーな。」
その時、
自然と口角が上がって、
ニヤケになった。
いわゆる、苦笑だ。
自分に呆れてみた。
自虐的になってみた。
あれ?
口角が上がった瞬間に、
なんとなく、微妙に、
気持ちの変化を感じた。
その時、初めて、
それは1ミリだ。
ただ、
1ミリだけ
自信の積み上げに成功した。
大跳躍ではなかった。
それが
生まれて初めて
自分の苦しみに対する苦笑だった。
だから、
銀河系の
端っこから
逆の端っこまでの
大跳躍に
匹敵すると考えていい。
でも、
再度言っておく。
ホントに1ミリだ。
この二律背反を
忘れないでおくといい。
そのことも、
自信を積み上げていく
コツだ。
この世の中は、
二律背反な
グレーゾーンだらけだ。
こうやって、
毎日、
毎週、
毎月、
できる時に、
1ミリずつ
自信を積み上げて行く。
グレーゾーンを
確認していく。
そして、
口角をあげて、
ニヤケてみる。
苦笑してみる。
自虐的になってみる。
あと、
追加で可能ならば、
誰でもいい、
誰かに挨拶してみる。
最初は
相手の目を見る必要はない。
挨拶は人の目を見て、
と教わった。
でも、
今できないならば、
後回しでいい。
今の時点では、
目を見るか、見ないかは
どうでもいい。
まず、
挨拶をしてみることだ。
そうすれば、
もう1ミリ
自信が
積み上がるだろう。
日々、
苦笑して、
挨拶する。
それらを毎日、
続けていけば、
毎日1ミリずつでも、
数年で10メーターぐらい積み上がり、
そうすれば、
いつなんどきでも、
何とかなる心境にでもなる。
普段から自信を持つ人は、
ここまで苦しまないだろう。
普段から自信を持つ人は、
自信が高まったり、下がったり、
不安になったりの毎日を過ごしている。
でも、自信ゼロの人のための
この方法は
1ミリずつ自信を積み上げる方法で
確実に自信を積み上げることができる。
前回も話したが、この方法では、
大きな失敗しても、1日に1ミリずつしか、
自信が減らない。
ダメージがない。
大丈夫だ。
繰り返そう。
日々、
苦笑して、
挨拶する。
つまり、
苦笑するのは、自分をゆるすこと。
挨拶するのは、他人を信頼してみること。
それらの第一歩のレッスンをしよう。
もしよければ、
試してほしい。
再現性は、
科学的に証明されたわけではないが、
無理な方法ではないと思う。
また、別のもっといい方法があれば、
それでもいい
必ず、
自分に合った方法があるはずだ。
いま自信ゼロで苦しんでいる人が
自信が積み上がり、
笑顔で生活できる日が来るのを
楽しみにしている。