ウィットなジョークで、日々のコミュニケーションを華やかにしてみたくないかい？この記事では、知性とユーモアを兼ね備えた「ウィットなジョーク」「ウィットに富んだジョーク」の作り方を、実践的なアプローチと共に紹介します！
- プレゼンテーションで印象を残したい人
- 会議を楽しくしたい人
- 個性・知性を出したい人
ども！過酷なパワハラ環境から自力で脱出した脱獄リーマンこと高岡遥也です！
仕事を楽しくやりたい。自分の話を聞いてもらいたい。頭がキレるとおもってもらいたい。そんなあなたに有効なスキル「ウィットなジョーク」！これを身に着けて、日常生活から仕事までを笑って過ごそう！プレゼンでも会議でも役に立つよ！プレゼンについても多数コツを挙げているので気になる方はこちらもチェックしてね。
ウィットって何？
「ウィットな」とは英語で「wit」ではなく「witty」が適切です。「witty」をOxford英語辞書で確認すると以下のような定義が示されている。日本語訳付きで示そう。
witty – clever and humorous (Synonyms:funny)
He was much in demand as a witty public speaker.
Somebody made a witty remark about needing a forklift truck.ウィットな,機知に富んだ – 賢くてユーモアのある (類語:面白い)
https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/witty?q=witty
彼はウィットに飛んだ講演者として定評がある。
誰かがフォークリフトトラックが必要だと機知に富んだ発言をした。
ウィットは「機知に富んだ」と訳せるので、「ウィットに富んだ」は「機知に富んだに富んだ」って重複した表現になる。だけど日本では「ウィットに富んだ」という表現がよく用いられる。
それはさておき、
ウィットなジョーク ＝ 賢くてユーモアのあるジョーク
のことだとわかったと思う。
つまりウィットなジョークとは、ただ笑いを取るだけでなく、話し手・聞き手ともに知性を刺激して、コミュニケーションを促す力を持つようなジョークの事だ！これは聞き手を引き付ける能力をプラスに引き上げる重要なスキルと言える。これには瞬間的な洞察が必要で、とても難しい。でも、そういった表現を使うことで、会話やプレゼンが一層魅力的になるんだ！
海外的「ウィットなジョーク」は取り扱い注意
辞書ベースでの「ウィットなジョーク」は前項で説明した通り。一方で、ウィットなジョークの例をググってもらえるとわかるけど、基本的に海外で「ウィットなジョーク」とされるのは皮肉や風刺を含んだ言い回しが例や名言として挙がってくる。
海外では
海外的ウィットなジョーク ＝ 賢くてユーモアのある皮肉や風刺を含んだジョーク
と捉えられていると考えるのが自然だ。
しかしこれは取り扱い注意。少なくとも日本では、皮肉や風刺の文化は必ずしも良いものと考えられていない。この記事では、人を悪く言うような海外的なウィットなジョークは取り扱わない。もし、そういうテクニックを使いたい場合は、対個人ではなく、自国や環境に対する皮肉や風刺をすると良いよ。対個人や対組織となると意図せず敵を作ることになりかねない。
ウィットなジョークの例
ウィットなジョークの例を1つ挙げてみよう！簡潔で精緻な言葉選びによって、相手のププッと笑わせるんだ。例えば、オスカー・ワイルドのような作家は、ウィットなジョークで人を惹きつけるのがうまかったそうだ。
ルイス・モリス（土地開発者）：
僕をおとしめようとする陰謀があるんだ。でも、一個人で対処できる？オスカー・ワイルド（作家）：
Gigazine より引用の上、編集して掲載
陰謀に参加すればいいじゃん。
普通に選択肢を考えても思いつかないような、冗談のようなそれでいて実際にそうかもしれないと思わさせられる、そんなジョークだよね。まさにウィットですねー！
ウィットな返答とそうでない返答の違い
ウィットなのかどうかは、言葉の選び方やタイミング、文脈の理解が重要で、聞き手にとって予想外の洞察や関連性を提供するものがウィットなジョークだ。だから、ただのジョーク以上に、知性と教養を要求する芸術形式なんだ。
ここでも例を示してみよう！
ウィットな返し「賢くてユーモアのある返事」
部長「今回の仕事は、とても難易度が高いぞ。やれるか？」
部下「私の机の上のレッドブルを見てくださいよ。やる気しかないです。」
※大量買いしたレッドブルを指さして
ウィットでない返し「賢くないがユーモアのある返事」
部長「今回の仕事は、とても難易度が高いぞ。やれるか？」
部下「ウィィィィィ！イエエエエエェイ！」
※小島よしおまたはサンシャイン池崎風に
ウィットでない返し「賢いがユーモアのない返事」
部長「今回の仕事は、とても難易度が高いぞ。やれるか？」
部下「統計検定1級資格保有の私を舐めてもらっては困りますよ」
ウィットな返し番外編「海外的ウィットな返事」
部長「今回の仕事は、とても難易度が高いぞ。やれるか？」
部下「私への心配はいりません。部長ご自身の事をご心配なされるのがよろしいかと。」
※部長には理解できないんじゃないか心配するように
ウィットに富んだジョークの作り方
ウィットに富んだジョークを作るには、まずは周囲の環境に敏感になることが大切だ。日々の生活の中で面白いと感じる瞬間や、人々の反応を観察しよう。そうすることで、ジョークのネタが自然と湧いてくるんだ。
ウィットを磨くための心構え
ウィットを磨くには、多読多聴が基本。良質なコメディや文学作品に触れることで、言葉の選び方やタイミングの感覚を養うことができる。そして、日常の中で機知に富んだ表現を取り入れる練習をすることが大切だ。ウィットは才能だけでなく、磨かれた技術でもあるんだ。
観察力はウィットの源泉。人々の行動や言葉、そしてその背後にある意味を読み取ることで、ジョークの材料を見つけることができる。また、言葉選びもウィットにおいて重要な要素。単に面白い言葉を並べるのではなく、聞き手の知性を刺激し、思考を促すような言葉を選ぼう。
じゃあ、きわめて具体的ではあるけど、小手先のテクニックを紹介してみよう。これが全てではないけど、日々的を得てなおかつ面白いコメントがないか、できないか、考えてみよう！
細かな案：反対の事を考えてみる
例えばあなたがプログラミングが嫌いだったとしよう。同僚がプログラミングの必要な仕事を差し出してきたとします。あなたは、プログラミングを覚えるべきだと前から思っていたけど、これまで避けてきていました。
ぽてこ、この集計ファイルについて、自動化プログラムを組めるか？
悪い例
やめた方がいいです！プログラミングは難しいから私には無理なんです！
良い例
やめた方がいいです！私に苦手な事が無くなっちゃうから！(そして受ける)
この手法では「やめた方がいいです！」というネガティブなセリフに「やめなかったら良いことが起こる」ポジティブな発言をします。そしてそれを発することで、話し手も嫌な気持ちになりづらく、自分もポジティブなアクションを取りに行きたくなってしまう双方に良い効果がある。
細かな案：誇張を考えてみる
誇張も面白い。ただ、誇張するにあたってはバックグラウンドに「しっかり仕事している」という信頼性を確保しておく必要があることに注意だよ。
先週お願いしていたデザイン案、明日までに仕上げてもらえる？
夢の中でもデザインしてみます。目覚めたら完成しているかも！
というのは冗談です。今日中に出来るので大丈夫ですよ。
細かな案：二律背反の指摘
仕事をしていると、二律背反で成立しないような依頼が舞い込むことがある。ここはウィットな返しで傷つけずにおかしなことを言っている事に気づかせるチャンスだ。
新しい企画として「コーヒーの味が苦手な人にも飲める本格的なコーヒー」を考えたい。
本格的にミルク味のコーヒーなら、飲めると思います！
コーヒーの味が嫌いな人にメチャクチャコーヒーの味がするコーヒーを飲ませるのは難しい。そこで、カフェオレどころかミルク味のコーヒー、もはや牛乳を提案してみる。「それ牛乳じゃん」と突っ込んでもらったところで「依頼はそういう事では？」とおかしい点に気づかせる事ができる。
この後の会話の展開は「確かにおかしいね・・・」または「いや、そういう事ではなくより具体的には・・・」と建設的な議論に続いていくことも想像できる。真面目に考えるよりも幾分マシな議論ができるでしょう。
細かな案：その他
詳細は割愛するけど、他にもこんな案があるかな、と考えました。
- 認知的不協和をわざと発生させる
- 理不尽に戦わず、そのまま結論をわざと出してみる
ジョークを投じる最適なタイミング
ジョークはタイミングが肝心。考えたジョークもタイミングによっては不適切発言に繋がる。会話の流れを読み、ピッタリのタイミングでジョークを投じることが、ウィットの効果を最大限に発揮する秘訣だ。ウィットに富んだジョークは、状況に応じて柔軟に調整することが大切。
おわりに
ウィットに富んだジョークは、ただの笑いを超えたコミュニケーションの技術です。この記事で紹介した方法を使って、あなたの言葉に深みと輝きを加えよう。
それでは！お疲れ様でした！
30代半ばのサラリーマンです！入社早々から4-5年は、周囲の上司や先輩に酷く追い詰められた経験あり。早朝深夜残業サービス当たり前。今ではそんなしょうもない類の人達を努力で出し抜いて成績優秀者として報奨を得たり役職者になる事ができました。自由に、楽しく、家族第一、それでも活躍できるサラリーマンを日々目指しています。苦しみ悩む社会人を応援するためにブログ発信を決意。
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