今回は長編ミステリーサスペンス。
- 『模倣犯1~5』宮部みゆき
【読書感想】『模倣犯1~5』宮部みゆき
✅本書の個人的なレビュー
読後感 | 🌟🌟🌟🌟🌟 |
予想外 | 🌟🌟🌟🌟 |
ほっこり | 🌟 |
笑える | 🌟 |
泣ける | 🌟🌟 |
感想とか思ったこと
「嘘は必ずバレる。本当のことっていうのは、どんなに遠くに捨てても必ずちゃんと帰り道をみつけて帰って来るもの…」
本書はこの言葉につきると思う。
これは被害者の祖父である有馬義男さんが言った言葉。
この有馬さんがすごく優秀なのが良かった。
本書の中で超重要な存在だったと思う。
本書の内容については
犯人が誰なのか途中で判明するため
終始神様視点で作品を読み進めることになる。
そのせいで、すごくすごくもどかしい気持ちにさせられる…。
次は誰が殺されてしまうのかという緊張感を常に抱きながら読んだ…。
それにしても死人が多い。
警察はなにしてんねん、と思ってしまう。
結局何人殺されてしまったのだろうか?
本書は全部で5冊。
かなり読みごたえのある作品であるが
最初から最後までずっとおもしろかった。
本書のラストが、被害者遺族の心のうちで締めくくられたのも良かった。
すごくおもしろい超長編ミステリーサスペンスでした。
ミステリーサスペンス系が好きな人には、かなりおすすめです。
本棚:2025年に読んだ本
ジャンル | 冊 数 |
ミステリー・サスペンス | 9 |
文芸フィクション | 4 |
社会系フィクション | 1 |
社会・ビジネス・自己啓発・教育 | 1 |
ノンフィクション・エッセイ | 0 |
合 計 | 15 |
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