旅行記~ヨーロッパの真ん中から

欧州からの旅を、ひとこと英語と共に綴っていきたいと思います。

ミラノ旅行に行かれる方必見!治安、支払方法、サッカー観戦における注意点

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イタリアはドイツと同じEU内であることから、通貨も両替しなくてもよいし、時差もありません。

 

ですから、本来であれば気楽な旅、といきたいところですが、今回は事前準備を念入りにしていきました。

 

事前に気にかかっていたことが、実際はどうだったか。

 

備忘録としても、記しておきたいと思います。

 

1.治安(特にスリ)

旅行前に、イタリアへ行ったことのある人に聞いたら、どの人も「ドイツにいる時よりも、ずっと用心しなきゃだめだよ」「スリやかっぱらいは、日常茶飯事だからね」など異口同音に言っていました。

 

旅慣れている私たちですが、以前、アメリカに住んでいた時も、北欧やマヨルカ、ドイツ国内での旅行でも、ここまで言われたことがなかったので、どれだけ治安が悪いのだろう?と不安になってしまいました。

 

ネットや動画で情報を集めまくり、できるだけのことはした結果、幸い、何も起こらなかったので、その情報共有です。

 

- 荷物は最小限に!

欧州内は、いつもバックパック旅行なので、元々荷物は少ないのですが、今回は街中に出かける時も、カバンは持ちませんでした。(これは初の試み!)

 

また、これまでの旅では、カーゴパンツを履いて、そのチャック付きポケットに、貴重品などを入れて旅行をしましたが、今回は、それでも、すられるのでは?と危惧したので、初めてパスポートケースなるものを事前にゲット。

 

サッカー観戦の入場時に、パスポートが必要だったため、家族全員、パスポートはパスポートケースに入れて、外からは見えないように、首にかけて街中を移動しました。

 

また、人前でお財布は出さない方が良い、と聞いていたので、お財布は持たず。

 

カード類(VISAとMaster1枚ずつ、ドイツのECカード)と、現金50ユーロほども、パスポートケースに入れておきました。

 

今回初めて利用したパスポートケースは、収容力も大きく、なかなか便利でしたよ。

 

スマホも、盗難にあいやすいと聞いていたので、写真はストラップ付のカメラでなるべく取るようにし、スマホはジャケットの内ポケットにしまっておきました。

 

あまり混雑していないところでのみ、スマホで撮影しました。

 

他のこまごまとしたもの(リップやティッシュなど)だけは、ジャケットの外ポケットやズボンのポケットに入れておきました。

 

- ジプシーとスリに注意

ミラノ大聖堂(Duomo)の前の広場は、常に混雑していて、明らかに怪しい人々もいました。

 

特に、ジプシー系の人々は、ドイツにもいて同じ格好・行動だったので、すぐにピンと来ました。

 

"Do you speak English?"と聞いてくる、被り物をしメモのような紙を持っている女性には要注意です。

 

彼らは、少しでも気を抜くと、つけこんでくるので、完全無視です。

 

コイン1枚でもあげようなら、すぐさま仲間がやってきて、「私にも、私にも!」と取り囲まれてしまいます。

 

日本からいらっしゃる方は、くれぐれも気を付けて下さい。

 

また、大聖堂近くの、ガッレリアは道が狭くなっているところもあり、かなり混雑するので、雰囲気的にスリが多そうだな~、と思いました。

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地下鉄では空いていれば問題はなさそうでしたが、やはり大聖堂など中心部を通る赤いラインは、いつも混んでいて、危なさそうでした。

 

実際に、地元の方がスリ被害にあった現場に居合わせました。

 

「キャー」と声がしたので、そちらに目を向けると、イタリア人女性のショルダーバックが全開に💦

 

車内で立っていた私の家族は、一部始終を見ていたそうで、3人の制服を着た男女が乗り込んできて、すぐにその女性を囲み、次の駅で降りていった模様。

 

(私は座っていたので、女性の声で気づいた)

 

あっという間の犯行だったそうです。

 

ちょっとした騒ぎになるかと思いきや、周りの地元の方々は、肩をすくめて「あーあ」という感じで、取り立てておおごとになっている感じでもありませんでしたから、やはり、日常的に起こっていることなのかもしれません。

 

幸い、私たちは何も被害にあうことはありませんでしたが、やはり気を付けるに越したことはないようです。

 

2.お支払い事情

旅行時に、事前準備が必要なのは、お支払い方法ですね。

 

ドイツからイタリアでは通貨の両替は不要ですが、ドイツは未だに現金社会なので、私の家族もクレジットカードは極力使いません。

 

仕方がない場合は、ドイツの銀行のECカード(デビットカード)で支払います。

 

これは、過去の歴史(第二次大戦のナチス、旧東ドイツのシュタージ)の影響が大きいので、仕方がありません。

 

以前、デンマーク、フィンランド、オランダを旅行した時は、いずれもクレカのみの支払可能で、ECカードも使えず、現金も不可のところがありました。

 

日本から来る場合は、クレジットカードの方が都合が良いかもしれませんね。

 

しかし、私たちは跡を残したくない、ニコニコ現金派!

 

ミラノではどうなることか、と心配だったのですが、幸い、現金不可のところは、私たちが訪れたところではありませんでした。

 

もちろん、クレカも使えますし、ドイツのECカードも、駅で電車のチケットを買う時にも使えましたよ👍

 

3.セリエAなどサッカー観戦の注意点

サンシーロスタジアムでは、入場時にパスポートなどの身分証明書を、チケットと一緒に見せる必要があります。

 

また、荷物検査があり、ペットボトルなども持ち込み禁止。

 

とにかく、大きなスタジアムなので、最低でも試合開始1時間前にはスタジアムに着くようにしておいた方が良いと思います。

 

試合中は、ゴール裏の席は、地元のアツいファンたちが熱狂し、文字通りファイアー🔥となることも多いので、常に周りの状況に注意を払いつつ、試合観戦をエンジョイした方が良いと思います。

 

この時は、上階から下階の席へ、🔥を投げ入れているのを見て驚きました💦

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以上、事前に心配していたことを中心に、実際の経験と比較して記してみました。

 

治安の面などでの心配ごとはありましたが、結果的には楽しい旅となりました。

 

何より、気候が穏やかで、どこを見回しても美しい建築物に囲まれたミラノは、一見の価値はあると思います。

 

何より、日本からの直行便もでき、気軽に訪れるようになりました。

 

これからミラノに行く方への参考になれば、うれしいです。

 

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今日も読んでいただき、ありがとうございました!