今日の学校どうだった?
と夜ごはんの時に息子に
聞くのが毎日の日課です
その日も、どうだった?と聞くと
「今日40バーツも売り上げた!」
と言うのです
40バーツは
どのくらいの価値かというと
コンビニでガパオライスの
お弁当が買えたり
地下鉄だと11駅先まで行けたりと
結構な価値があります
息子はバンコクの
インターナショナルスクールに
通っています
そこでは日本の学校とは
色々と違っていて
例えばスナックタイムがあります
給食以外の休み時間などにも
子どもたちはおやつを食べます
お家からスナックやフルーツなどを
持ってきて学校内で食べても良いし
学校内にある売店でおやつを買って
食べてもOK
息子いわく
「みんなお金を持ってきてる」
そうで
「ぼくもお金持って行って
売店でおやつ買って食べたい」
と言うので毎日20バーツを
おやつ代として持たせることに
しています
なので
「生徒が学校にお金を持ってくる」
というのは
息子の学校では一般的です
ちなみに学校の売店では
街中のコンビニとかの半額くらいで
売られているみたいなので
20バーツで
ポテチを買って
ジュースを買って
アイスを食べる
ことまでできるそう
それにしても日本の公立学校でしか
義務教育を受けてない私にとっては
小学生が学校で休み時間に
みんなと一緒に
買い食いできるっていうのは
羨ましすぎる
では「40バーツも売り上げた」
というのはどういうことなのか
クラスのお友達と
会社を設立したそうで()
そこで商売をしているというのです
授業中、早く課題が終わった子には
自由時間があるそうです!
そこでは各々お絵描きとか読書とか
自席でできることをするとのこと
その時間で息子はせっせと
折り紙の爪を作っていたそう
折り紙の爪はこれのことです
その数なんと40個
それを店先に1つ1バーツで並べたところ
色んなクラスメイトが買ってくれて
40バーツも売り上げたらしい
ほんとかよ
息子が折り紙を作ると
学校で大人気らしく
本人いわく
予約待ちまであるとか
他にも色々折り紙を販売していて
メダルとか手裏剣とか
色々と取引実績があるみたいです
で、その売り上げた
40バーツはどうしたの?
と聞くと
40バーツは会社の売り上げになって
息子には20バーツが還元され
残りは会社のメンバーで
山分けされたらしい
あら、あなたが自分で作って売ったのに
半分になっちゃったんだんだね
と言うと
他のメンバーもポスターを作って
宣伝したりしてるからね
だそう
すごい
ちゃんと組織になって
商業活動してるじゃん
そういえば折り紙なんて
学校に持って行ってないけど
紙はどうしたの?
と聞くと
学校でA4のコピー用紙を
いつでも自由に使って良いらしく
(多分みんなはそれでお絵描きとか
自習とかしてる)
息子はそれを使って
三角形に折って正方形を切り取り
残りの部分も小さい三角形を折って
もっと小さい正方形を切り取り
2つのサイズで
作品を作ってるらしい
無料で仕入れて加工して販売・・・
コスト管理もちゃんとしてる・・・
みんなでちゃんと考えててすごいね
と伝えました
ちなみにあの世界的に有名な
投資家のウォーレンバフェットさんも
初めて商売したのが6歳の時とのこと
その時した商売とは
コーラの転売だったらしいです
捨てられている空き瓶のふたを集めて
どのメーカーのふたが多いかリサーチ
一番需要が高かったのが
コカコーラだったようで
販売商品はコカコーラを
選んだそうです
バフェットさんの祖父が
営んでいた食料品店から
6本セットで25セントの
コカコーラを買い付け
それを1本5セントで
バラ売りしたそう
つまり
「6本売れば5セント儲かる」
という商売を
わずか6歳の時にしていただなんて
驚きですよね
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