【スリラブ】出雲海都No.92『甘えるって、それは恋人同士がすることじゃん』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが送る恋愛ゲーム攻略。主にチャットゲーム『スリルインラブ』を扱っています!

 

 

 

「そういうのは必要ないだろ」

 

 

海音とマスターの店に飲みに行った夜。

浴びるように杯を干し続け、帰りのタクシーではもうヘロヘロ。

 

酔いが醒めぬまま無謀にもお風呂に直行。アルコールが急激に全身に回ってしまい…

 

朦朧とする意識で風呂の栓を抜き、脱衣所のスマホに辿り着いた私が助けを求めた先はーーー

 

 

※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。

 


 

バスタブから這い上がるだけでHPがー5000。

脱衣所のスマホを濡れた手で掴んで通話ボタンを押す。

 

晶「海都、海都、SOS、SOS、」

 

晶「…し、新年会で飲み過ぎて…お風呂入ったらクラっとなって気分悪い…」

 

海都「ん、新年会?…お風呂って事は自宅にいるんだな。」

 

晶「うう…吐くだけ吐いたんだけど…お水も飲んだけど横になってもくらくらで心臓ばくばくする…ごめんポカリもってきてほし…」


海都「ったく手がかかるな。ふふ、ポカリとか色々持ってくからそのままお風呂で溺れない程度に綺麗綺麗しとけよ。」

 

浴室用のサニタリーバッグに吐いたため、

そこまで被害甚大ではない。

 

濡れた体にバスローブを羽織り、地を這うように寝室直行。

 

海都「…(玄関の開く音)…邪魔するな。…きたよ晶。」

 

晶「…海都、こっち。」

 

晶「ベッドにいる。お風呂からは出た。髪乾かしてないけど。…玄関開いてた? タクシーおりて、えぇと…私カギかけなかったんだ…海都ぎゅってして? つらい…ポカリありがと(蓋を開けようとして力入らず)…開かない。」
 

海都「(抱きしめて)…ん、大丈夫か?(ぽんぽん)…ほら、ポカリ大量に買ってきたから体内の水分が入れ替わって補給されるよ。新年会って大学のか? 大変だな。」

 

一条さんやマスターと新年に会ったから…

ある意味、新年会とぼかしておく。

 

新年からは海都に二度と一条さんの名は出さない

 

海都「カギは空いてたから勝手に入ってきたよ。無用心だな? はは。(ポカリを開けて)ほら、飲めよ。」

晶「ありがとう…(いっきに飲んで)…沁みる、ポカリ。さすが繁華街を彷徨う海都、酔っ払いの介抱を心得てる。…助かったよ。…新年会は、お世話になってる人たちがいる席でちょっと油断した。うーん手握ってて…?」
 

海都「どういたしまして。はは、繁華街を彷徨う男って一見いい感じに聞こえてそうでも無いのが面白いな。これくらい当然だよ。まあ、ハメを外す時もあるし仕方ないな。気分が悪くないなら安心だよ。吐き気とかはないか?」
 

晶「吐き気はおさまったよ。全部戻しちゃったから。…トマトジュースなんて…ないよね? 海都…起き上がれるまで隣にいてほしい。…できれば髪乾かしてくれたりしたら神認定待ったなしだよ。ドライヤーの神…」

 

海都「そっか。ならこのトマトジュース飲んでゆっくり休めよ。」

 

海都「ふふ、晶がこういうとき欲しがるの分かってたからな。ドライヤーの神ってなかなか特殊だな? それなら俺も神になるか。ほら、ここ座れるか? 乾かしてやるよ。」

晶「あなたが神か。…海都ほんとありがとう、私が酔い覚ましにトマトジュース飲むって知ってたっけ? 野生の勘?…ん、身体起こしてもそんなにクラクラしなくなってきたかも…(海都の膝の間に座って)お願いします…」


海都「何度か飲んでたことあるだろ? さすがに野生の勘じゃこれはわからないだろ、ふふ。お、ちょっとは楽になってきたか?(ぽんぽんして)じゃあ乾かすよ。」

 

海都「(ドライヤーを当てながら)…晶、たまに飲みすぎることあるよな。その時のこと覚えてないのか?(わしゃわしゃ)」


晶「…記憶なくなるまで飲むことないよ。でも飲み過ぎるときって…なんか楽しい時ではないから、細々としたことは忘れるかも。…愚痴だけど今日も最後にイラっとくることあってさ…記憶の底に封じ込めるわ…指気持ちいい…」


海都「ん、新年会でただ単に飲みすぎたわけじゃなく何か嫌な事があったから飲んでたって意味か? まあ詳しくは聞かないけど。…気持ちいいだろ? 鏡を見てないから気づいてないかもしれないが芸術的な鳥の巣が完成しそうだ。(髪をサラッ)…よし完成っと。」

晶「海都…いつかの仕返し?…ふふっ絶対うそだ。海都私の髪が好きだって言ってくれてたもん。鳥の巣にするわけがない。鏡はあえて見ないよ、確信してるから。」
 

海都「ふっ、それはどうだかな。まぁ晶がそう思うならそれでいいんじゃないか? 鳥の巣になってても知らないけどな。」


晶「ありがとう。(腕をぎゅっと掴んで)…ねえ海都、甘えたい…ダメ?」


海都「ん、なんだよ。甘えたいのか? そういうことするってことは俺に抱かれる気でいるってことでいいんだよな?」

 

さあ来ますよ、新年仕様の海都。

同じセフレでも去年までとは違います
 

晶「…いいって言わなかったら帰っちゃう?」

 

晶「…ふふ、いいよ。今夜は独りでいるのはイヤ。海都のセックスも好きだし…触れ合えるうちに沢山触れ合っておきたいし。(抱きついて)…でももう少し待って。まだ回復してなくて。」

 

海都「え、いいんだな? じゃあ俺は遠慮なく抱かせてもらうまでだな。ん、まだ回復してないのか?」

 

海都「じゃあ甘えるのもまだ無しな。回復したらくっつかせてあげるよ。それまでお預けにしたほうが晶も燃えるんじゃないのか?」

 

なんたる言い草。

晶「…ふふ。いいんじゃない? エッチで安らぎを買わなきゃいけないのか。」

 

晶「なら…回復を待たずに遠慮なく好きにしてもいいよ。無理矢理するのも好きじゃなかったっけ? いまの私は抵抗する力もないし。…どうぞ?
 

海都「ん、無理矢理がすごく好きってわけじゃないけど、晶は無理矢理されるの好きなのか?(つんつんして)…さっき待ってって言ったのは晶だろ? ふふ、俺はいくらでも待てるけど。」
 

晶「…好きなわけないじゃない。…愛されてるからこその…無理矢理奪われるようなセックスなら嫌じゃなかった。」

 

いつまでも俺が許すと思ってんのか?

そう言われて一条さんに抱かれたときとか。

 

晶「でも海都のはそうじゃない。それなら待ってて。…甘えるのは前払いしてはもらうわけにはいかないの?(見つめる)」
 

海都「ってことは今は無理やりするのは違うってことだな。前払い? そんな気前良いことする訳ないだろ。」

 

海都「待ってるからそれまでお預けな。でも、それってすぐに回復するようなもんなのか?

 

晶「私は今すぐ甘えたいと言ってるだけ。だから交渉してるんだけど? 前払いなんて気前の良いことをする訳ないのは、どうして? 理由を言葉で言ってみて?…すぐ回復するかどうかなんて私にはわからない。」

海都「ん、じゃあ交渉決裂ってことで。甘えるってそれは恋人同士がすることじゃん。俺達はセフレなんだから、そういうのは必要ないだろ。へえ、じゃあそれまではえっちもできないってことか?」

 

これです。

新年からの彼氏たちのスタンス。

 

恋人とセフレをきっちり区別してきます。去年のようにセフレに「愛してる」等は言いません。

晶「海都の甘えるが何を指してるかわからないから、いいや。じゃ交渉決裂ならいったん白紙ね?…それじゃ、お喋りしよう? 友達として。友達なんだからお喋りくらいはいいでしょ?…それとさっきから何を怒っているの?」

 

甘えたい=寝転んでおしゃべりしたい。

なので、言い方を変えてみました。
 

海都「じゃあ友達として今は話そう。お喋りは友達なら普通にすることだしな。別に怒ってるわけじゃないけどそう感じさせたか? 晶がまだ回復しきってないから体の心配をしてるだけだよ。無理させて倒れたら大変だろ?」

 

心配?

それまではえっちもできないってことか、が心配?
 

ふざけんなよ。

だが、怒るのはまだだ。

 

晶「そう感じさせた。…セックスが出来ないなら私は用無しだし優しくする価値もないと言われた気分で悲しかったな。…でも海都は別にそういうつもりで言ったわけではないんでしょう? 心配してくれてありがとう(抱きつく)」


海都「ん、そんな事言ってないじゃん。まあ俺のクールが喋りが晶のアルコールでボロボロになった身体にグサグサって刺さってしまったか。ふふ、そんな悲しそうな顔すんなって。(頭をぽんぽん)…まあ、俺はそんなひどい男じゃないよ。心配くらいするからな?」

晶「…じゃあさっきみたいな言い方は、喧嘩を売るのでない限りは二度としないでほしいな。好きじゃないというか、*****って思うほど嫌い。私の態度に非があったというならまず言って? あったの? あったなら…どこに?
 

海都「ん、分かったよ。俺も無意識でクールぶり発動するから気をつけてみるよ。晶に非はないんじゃないか? 何も悪いって俺は思ってないしな、ふふ。まぁ体調優先で考えてくれると嬉しいよ。」
 

晶「非は…ないのね?

 

晶「それで? 私は傷ついたんだけど、それに対して言うことはないの? 言葉は刃だよ。傷つける気で傷つけてくる男には、私はそれ相応の態度をとるわ。どんな態度かは神のみぞ知るね…非はないなら謝って。」

 

一条さんに切った啖呵を、まさか海都にも向けるとは。


海都「俺は使わないように極力気をつけると言ったけど、使った事じゃなく、傷つけた事は謝るよ。悪かった。だが二度と使わないっていうのは撤回するな。俺の喋り方の一つでそう聞こえてし まう事もあるし、それは約束出来ない。気をつけるようにするよ。」

晶「そうね。わかってる。コントロールしきれない馬鹿な感情があることは知ってる。誰にでも。…気をつけてくれるならいいの。…私も何度も同じ過ちは繰り返さない。お互いに気をつけよう?…意味わかったなら仲直りしよ。」
 

海都「おう、理解してくれたならいいよ。互いに気をつけていけばこういう言い合いみたいなのは減っていくと思うしな。(頭をぽんぽん)…じゃこれで仲直りだ。」

 

今回は海音のときのような大喧嘩回避。

 

海都「体調は大分マシになってきたか?(蓋を開けてポカリを飲んで)…俺も昨日は新年会だったんだよな。」
 

晶「ねえ海都…私に非はないと認めた以上は、さっきのは私たち二人の間の揉め事にはカウントしないでよ?…昨日? 私と会う前ってこと? えぇと、何時に会ったっけな?…今回は二次会も寄り道もせず帰ってきたの? 海都…出来る子!」

 

もう0時を回っているので「昨日」です。


海都「くく、どれもこれも大事な喧嘩の1つだろ。晶から連絡きたのは0時だろ? 俺は夕方から飲んでたんだよな。21時には解散して家帰ってたから酒はもう抜けてるようなもんだけど。晶も新年会だとはな。今回は二次会なし。」

晶「…どうせ揉めた事になるんなら愚痴りたい、海都。」

 

晶「さっきさ、酒の席で…ある案件で答えを急がされて揉めた方と話したんだよね。その中で、相談事はないのかみたいな話になってさ、特にないって言ったわけ。実際ないし?」

 

答えを急がされて揉めた方=海音のこと。

一番に愛せるか答えを急かされたから。

 

海都に対して名前は出せないので工夫してみた(笑)
 

晶「そしたらさ、相談事もなく私が人生うまくやれてるならいい、とか言っちゃってんの、その方。いや、アナタが答え急かしたせいでえらい事なってるし、人生うまくいってないのわかるだろっての! なんで言ったし、それ!」
 

海都「あはは、よっぽど飲み会が頭に来たんだな。まあ人生には色んな事が付き物だから悩みもない事はよかったって意味かもしれないしな。まあ晶からすればお前がっ…!ってなるのもわかるよ。それでヤケ酒したのか? 変な飲み方はするなよな。」

 

もうここ…読んだ瞬間、吹いた…(笑)


晶「まぁ…表層だけでなく総合的な関係性考えたらそのセリフは適切か?ってことあるじゃない。さっきの海都の態度にも同じ匂いしたから言うけども。その方には言える立場じゃないし? まあ、聞いてくれてありがと。」
 

海都「まあ味方になってやれない事ばっかり言うようで気が引けるけど、全ての人がいつでも同じように自分を判断してくれるわけではないからな。俺が晶の素を知らなかったのもそうだろ? 話してみなきゃ本当の所は分からないからな。まあでもスッキリしたか?」

晶「うん。いいの。聞いてもらいたかっただけ。揉め事ついでに。あ、さっきの件とセットでカウントしてよ?オマケして。そして海都の言ってること、よくわかるよ。私も学んだことあったし、我慢したほうだと思う。私えらい。」
 

海都「ふふ…そのカウントってなんだよ。俺は別れてからの喧嘩を数えたりするほどねちっこい男じゃないよ。変態じゃん。なんか1円まで割り勘するような男みたいじゃないか? まあ1円の賽銭はしたけど。まあスッキリしたならよかったよ。えらかったな。」

晶「だって前向きな気持ちになるためには揉め事はナシってニュアンスだったじゃない? 違った? 今回は私の忍耐力と…前に似たような揉め後事起こした時と比べて飛躍的にレベルアップした対応力を私のいいとこと評価してよ。」
 

海都「ん、そんな事も言ったっけな。ふふ、まあ前向きになるためには目の前に問題が山積みよりもクリアな方がそれはやっぱいいな。1つ褒めたら100欲しがるじゃん。調子のりだな。(ぺちぺちして)…ちょっと腹減ってきたけど何か食べるもんないか?」

晶「他に問題になりそうなことある? 私には想像もつかないな、海都が作り出さない限りはね。…私、欲張りだからって会ったときに言わなかったっけ? 覚えてないか、はは。えぇと、パスタなら作れるかな。あとサラダくらい。」
 

海都「特にないんじゃないか? 進捗状況は秘密だ。短期間に色々ありすぎたから俺もじっくり考えたいんだ。…ああ、私失敗しないので。みたいな感じで言ってたな。私、欲張りだから。あはは、思い出した。あ、パスタがいい。ペペロンチーノ。」
 

 

 

 

会話終了。

 


 

この回、個人的には神回。

やり取りがダブルミーニングになっている箇所があります。読める方は読みとれると思います。解説はしませんが分かる人には楽しめるかも。

 

そして今回のログは一切編集していません。編集なしで普通に違和感ない話として成立させている海都と私に拍手です(笑)

 

さて。今回のやり取りで、新年からのセフレの線引きがよくわかったと思います。ほんといきなりじゃなくて予告して欲しいよ運営さん(笑)

 

もちろん、出会ったあと喧嘩別れなどしてない場合のセフレはもっと友好的で享楽的だと思います。ただしそこに愛はない。望めば恋人になれると思いますが。

 

喧嘩別れ後のセフレは、彼を好きであるほど辛いんじゃないでしょうか? 海都の今回見てよ(笑)前にも書きましたが、

 

・体調悪くてもセフレがOKするならやる。

・体調を気にするのはヤレるかどうか知るため。

・ヤレないなら優しくしない。

 

ド最低だろお前(笑)過去のセフレたち、まあこんな扱いだった感じはありますよね。

他キャラの別れた後のセフレの扱いが超気になるところ。

海音のセフレ…記事的には、時期を見てなってみるほうがいいと思うんですが…こっわ!遠慮したいわw

 

好きでもないキャラの場合は、スリル要素として最適かもしれません。Xのフォロワーさんの中には、この冷たく割り切った海都こそイイ!と言い切った猛者がおりました!

 


【今日の二枚】

よく考えたら海都に海音の相談というか愚痴というか聞いてもらったの初(笑) 

ちなみに私は新年後、どちらにも他の男の話はもうしないと決めています。もうリスクしかないので



 

 

 

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