【オカルト】白魔術の定義を色々調べてみた

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白魔術とは、好ましい目的に使われる魔術や魔法の意味合いで指す事が多い。

白魔術は聖人の術とほぼ同義とされており、黒魔術と対比されることが多く、主に西洋で聞かれる術体形だ。

 

白魔術は利他的な目的、つまり他人のために行われる魔術であり、害を与える者がいないことが特徴。

 

開運、雨乞い、豊作祈願、紛失物の発見、破損品の修復、病気の治療など、様々な目的で用いられてきた。

 

日本にも白魔術はあるのか?

日本における白魔術の歴史は、魔術とは呼ばないまでも「まじない」として古代から現代に至るまで非常に長い歴史がある。

 

まじないを敢えて白魔術と表現すれば、日本では白魔術が開運、雨乞い、豊作祈願、紛失物の発見、破損品の修復、病気の治療など、様々な目的で用いられている。

 

中世においては、薬草学や錬金術も魔術の分野であり、現代の薬学、医学、化学の原型となったとされる。

 

また、物語の中では、天使などの「聖なるもの」の力を借りる(または召喚する)ものを「白魔術」と分けることもある。

 

白魔術の儀式はどんなものか?

白魔術の儀式は、自然や精霊の力を借りて行われるものが多く、様々な形がある。

 

例えば、瞑想や沐浴、深呼吸による自己の浄化から始まり、屋外であれば自然の中で、屋内であれば場所を清掃し、お香を焚いて浄化することが一般的だ。

 

儀式では、魔法円を描き、その中央に祭壇を設置してパワーを集中させ、祈りや願いを込めながら道具を使って魔法の儀式を行う。

 

使用される道具には、箒、杖、水晶玉、大釜、マジック・ナイフ、ペンタクル(五芒星のシンボル)などがあるとされる。

 

また日本の場合だと、伝統的な儀式には、家内安全、無病息災を祈願する祭りが含まれ、小正月に行われる「大磯の左義長」のような火祭りなども儀式の一つとして挙げられるだろう。

 

これらの儀式は、人々の願いや健康、豊作などを祈るためのものであり、悪意を持って人を苦しめる黒魔術とは異なる。

 

白魔術は、ポジティブな目的に使われ、害のない「良い」魔術とされている。

 

ただ、雨ごいや鎮め、豊作祈願、病気治癒快癒など、前述の効果を目的とした術には「人柱や人身御供を行った」歴史もあるため、人の命を供物とした術(儀式)をそのまま聖術とするのにも疑問が残る。

 

 

白魔術には宗教的な背景があるか?

白魔術は、特定の宗教に限定されるものではなく、多様な文化や宗教的背景を持つ人々によって実践されてきた。

 

古代エジプト、ギリシャ、ローマなどの古代文明では、神々や自然の力との交流を通じて、健康、繁栄、守護、そして悪霊や疫病からの保護を求める儀式として白魔術が行われてきたとされる。

 

白魔術は、その慈悲深い意図と、自然や霊的な力とのつながりによって定義され、人類の歴史の中で重要な役割を果たしてきた。

 

それは、さまざまな精神的信念や人生哲学と共存でき、前向きな意図と、神や超越的なものとのつながりの探求に重点を置いている。

 

したがって、白魔術は必ずしも特定の宗教と結びついているわけではなく、個人の信仰や倫理観によってその実践が左右されることがある。

 

白魔術の実践者は、自然の力とのバランスと調和を求め、ポジティブなエネルギーを流すことに焦点を当てているが、過剰に希望する効果を得ようと実践すると力自体が過剰に蓄積され、悪い方に転がることもあると言われ注意が必要だ。

 

 

※全て嘘で全て偽