くるま旅 車中泊スポットの選び方 / 無料格安編

くるま旅

前回では、最も探すのが困難な「混雑地、市街地」の泊地の選び方をご紹介しました。

今回は、誰もが気軽に立ち寄れる「道の駅」、公共施設(公園や施設の駐車場など)の利用、無料か格安のキャンプ場をご紹介します。私の場合は、できるだけお金をかけない泊地を選ぶことを最優先にしています。

【基本】道の駅の利用

道の駅は、本当に便利だ。全国に1200箇所以上。綺麗なトイレがある。歯磨きができる。仮眠ができる。この最低限度があれば合格だ。車中泊は、この範囲内の行為で認められ、それを超えたキャンプ行為(椅子テーブルを出す、外調理するなど)をすると、世間から車中泊禁止の号令が出てしまう。夜通しのアイドリング、夜間の騒音や大声などは、エチケットの範囲で判断が必要となるだろう。

望ましいのは、

【泊地機能】
静かであること、ウォシュレットがあること、駐車場が水平であること、ゴミ箱があること、駐車台数に余裕があること
【地域情報】
地域の歴史文化、観光情報
【特産品販売】
地酒、地野菜、お米、特産品

さらに望むとすれば、温泉隣接、ガソリンスタンドが近くにあること。川沿いであったり、高台で展望が良いなど、自然景観に恵まれていれば最高だ。

道の駅ランキングを紹介するブログやアプリも多数あるので、自分に合った場所を探してほしい。

最近で気に入った道の駅
【中部】道の駅マルメロの駅ながと
【近畿】道の駅水の郷日高川龍游、 
    道の駅紀の川万葉の里
【中国】道の駅北浦街道豊北
【四国】道の駅たからだの里さいた
【九州】道の駅高岡ビタミン館

一番良く行ってる道の駅は、針(PAの印象が強い)と三重の飯高。どちらも経由地にあるので。飯高にはぬる目の温泉がある。針にも温泉があるが、家に近すぎて入ったことはない。

公共施設の駐車場

有り難いことに、地方の観光地には結構無料の駐車場が完備されています。もしくは、土日祝に限って、役所庁舎の駐車場が無料開放されているところもあります。

一番利用が多いのは、トイレのある公園駐車場です。周辺が住宅街の場合が多いので、マナーやエチケットは守りましょう。ゴミ放置、騒音、キャンプ行為等はくれぐれも守りましょう。

港湾区域等では、港湾作業等の邪魔にならないように注意しましょう。有料駐車場の利用、指定区域の利用などは守りましょう。温泉津温泉では、街の魅力にはまり、2泊もしてしまった。

高速道路のSAPA

長距離移動の場合には、途中仮眠に利用します。ただし、大部分のSAPAでは、トラックのアイドリング騒音振動被害や排ガス被害が多く、できれば泊まりたくない。中には、トラックがいなかったり、アイドリングしていない個所もあって、安心して泊まれることもあります。眠くて仕方ないとき限定になっています。

最近では、お風呂やシャワー、簡易ホテルもあるので、助かります。トラックアイドリング禁止エリアを設定し、使用した人には特典を与えてもいいのではないでしょうか?

キャンプ場や河川敷

無料の良いキャンプ場が激減。近くの格安のキャンプ場は、どこも大人気。肩身が狭い。近場の紀の川の河川敷和歌山の漁港などでのデイキャンプは、酒蔵やアウトドアショップと組み合わせて楽しむことができます。トイレがない場所もありますので注意してください。私の場合は、緊急用の仮設トイレを車に常備しています。日頃時間があれば、Googleマップを見て旗を立てています。

最近で気に入った無料格安の泊地等
・竹房橋広場
・雑賀崎漁港等

おおこ、笠置、桑野橋川湯、小船、潮岬、丸山などの有名どころも一度は体験することをおすすめします。どこも人気なので注意してください。

【注意事項】決して雨の日や雨上がりの後、雨予報や地震の後に行かないようにしてください。危険が迫っています。必ず天候が安定している時にお願いします。

私が一番行きたい場所探し

以上のものは、みなさん同じように探され使われています。私の場合は、できるだけ人混みを避けたいし、景観が良い場所でまったりしたいので、実は、次の方法で、「近くのお気に入りの場所づくり」を進めています。ハイエースキャンパーだけでなく、時には、ジムニーで山間や山奥深くに分け入ることもしています。登山が趣味ということも関係しているかも。あまり言いたくなかったことですが、落ち着いてくるま旅をしたい方参考になるかなと思って記載しました。

◯登山口駐車場
 車中泊目的と言うより登山・トレッキングでの前泊で使う。トイレがあることが多い。
 ただし、道中などで車中泊適地も多く、Googleマップに旗を付けている。もちろん、トイレ付きを優先する。

◯展望台、展望広場
 海が眼下に見える、飛行場が見える、ダムや直下が広がる、川が眼下に見える、高原が広がるなど、枚挙にいとまがない。ネットやYouTubeで先達の方々の情報を見ると、良く探されたなと感心することが多い。

◯パワースポット等々
 もちろん前泊目的。人が少ない朝一に楽しんで人出が多くなる前に次の目的地に行く。ただし、ローカルルールは厳守。

【注意事項】人が少ないこと、自然の中に分け入ることは、一方で、デメリットもあります。場所によっては、一番怖い「人」が危険であったり、「熊」等に出くわすことがないとは言えません。その場所は安全でもアクセス道路が安全でないこともあります。余談ですが、私は登山中にツキノワグマ3回・北海道日高の路上でヒグマの親子連れに出くわし、2回は姿が見えないが凄く強い獣臭を感じたことがあります。一番の至近距離は北アルプス、近畿でも2回見て、1回は臭いをかぎました。ニュースでも。熊鈴は念のため持っておきましょう。

参考サイト

車中泊まとめwiki。 無料の泊地を探すなら、このサイトでしょう。口コミも組み込まれているので実践的。富山駅周辺で探す時に参考にした。併せて、Googleマップでも再確認したほうが良い。

マイリストの作成

ワンコ可が条件で作った昨年のデータ。ワンコの条件が外れると今年は格段に選択肢が増えることだろう。みなさんも地図とにらめっこしてカスタマイズしませんか!

次回は、RVパークやキャンプ場などについてご紹介します。

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