ジェンダー不平等、性同一性、LGBTQ、モラハラ差別、偏見がなくなる日まで

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ジェンダー不平等、性同一性、LGBTQ、モラハラ差別、偏見がなくなる日まで


LINEでカウンセリング はーとぴあら 小島江津子

自身も幼少期から心の病とたたかい、そこで出会ったカウンセラーの方のおかげで、大量に服用していた薬も徐々に減っていく。カウンセリングの大切さを知り、同じような境遇の人の力になりたいと思い現在に至る。

【資格】メンタル士心理カウンセラー/メンタル心理インストラクター/チャイルド心理カウンセラー/子供心理カウンセラー


目次

ジェンダー不平等

ジェンダー不平等とは、文化的、社会的な性別に基づく、差別、偏見、男女の雇用問題、賃金格差といった経済的な不平等に関する問題です。
男性、女性である事によって期待される役割や性別によって待遇、機会の違い、男女間の関係性なども含まれます。
日本は世界に比べると、ジェンダー問題に対しての、認識、意識は残念ながら大変遅れています。
世界でジェンダー問題に対しての理解、認識は146ヵ国中日本は125位というデータもあります。
例えば結婚をした場合、会社を辞める比率は女性が大多数をしめています。
この要因は結婚して子供が産まれ、子供の育児、家事全般を女性がするという昔ながらの風習が今も残っているという事になります。また社会に復帰しても、子育てと仕事の両立をしいられてしまう現実があり、本来の能力を充分に発揮出来ず、また、あてにならないという周囲の空気が作り上げ、そのために居づらくなるという、環境や思いを抱えながら社会生活を送る事はとてもストレスになります。
女性は結婚して、子供を産んで子育てするものという風習が残っている事も要因の一つです。
またモラハラ、セクハラなどを受けるのも女性の確率は高い現実です。

モラハラ(モラルハラスメント)

モラハラとは精神的な暴力の事です。
言葉や態度による、嫌がらせ、身体的暴力とは違い、実態がわかりにくいため、被害者自身も、モラハラを受けているかどうかわからないケースもあります。

セクハラ(セクシャルハラスメント)

相手の意に反した、性的な性質の言動、態度を行い、それに対する反応によって仕事をする上で一定の不利益を与えたり、その行為を繰り返し行う事で就業環境を著しく悪化させる行為です。

ジェンダー不平等が起こる原因

  • 法的、制度的の弊害
  • 労働に対しての不平等
  • 宗教の決まり
  • 健康に対してのアクセス不平等
  • 伝統的な社会構造、風習
  • 男女の経済的格差
  • 政治、代表性の欠如
  • 家庭内、家庭外での教育
  • 社会的な不平等
  • マスメディアによる性の役割の強調

ジェンダー偏見

ジェンダーバイアス
男性らしさ、女性らしさを基準で、男性、女性の役割を当然のように決めつけてしまう事です。
また性差に対して差別や偏見を持ち勝手なイメージを抱く事です。
本来、容姿や思考は性別とは、無関係な事なのですが、無意識のうちに、男性、女性と分けて考え、男性は、女性は、こうあるべきと思ってしまいます。
世界にはジェンダーに基づいた、差別、偏見が多く存在しています。

日常の中にあるジェンダーバイアス

社会、人が無意識の中で男女の役割について、固定観念を持ち偏見を持つ事です。
男性は、女性よりも、能力、スキル、実績に関係なく、昇進、賃金待遇が優先される事が多く、男性よりも女性の方がジェンダーバイアスの影響を受ける事が多く、そのため日常的な、ストレスを受け続けてしまい、うつ病などの精神疾患を発症してしまう原因にも繋がる事も、多いのです。

ジェンダー不平等の4つの分野

  • 教育
  • 医療
  • 政治
  • 経済

ちなみにこの中で特に「政治」「経済」は特に低い評価を受けています。
今の時代を考えれば、男性、女性の前に一人の人間なのですから男女問わず、人として尊重するという事が問われている時代なのではないでしょうか。

性同一性―トランジェスター

性同一性とは、自分の産まれ持った身体の性と心の性が合致しない状態です。
その原因についてはいまだ完全に解明されていませんが、胎児期に身体または脳が性分化に問題が生じた結果と考えられています。
本来は性同一性障害といいますが、病気ではないので、あえて性同一性という言葉を使わせて頂きます。
人は、意識するしないに関わらず、自分自身がどんな人間なのか?
社会生活の中でどう振る舞うのか?

自己認識(アイディンティティ)

性同一性の方は自分がどの性別に属しているのか?という意識、感覚を感じています。


男性とはどうあるべきなのか?
女性とはどうあるべきなのか?


または性別的あり方を持っているのか?についての自己認識を性同一性といいます。


身体は男性ですが女性の心を持つ…
身体は女性ですが男性の心を持つ…


しかし人はそれぞれ個性が当然あり、性同一性も個性の一つなのです。

性同一性の方の特徴

自分の身体的性に険悪感、不快感を感じる

身体的性と性自認が合致していないため、外見、外部性の有無
乳房、骨格、筋肉などの身体的発達
また、体毛、生理、声変わりなどの、身体的変化に険悪感、不快感を感じるようになります。

性自認を基準にした性への同一感を感じる

性自認に基づいた性、身体的性とは反対の性に対して同一感・一体感を感じます。

性自認に基づいた役割を果たそうとする。

性役割(ジェンダーコントロール)は、それぞれの性別で社会的に期待されます。
その期待に答えようと役割を、果たそうとします。


女性は女性らしく…
男性は男性らしく…


といった役割を果たそうとします。
性同一性の方は身体的ではなく、性自認に基づいた役割によって行動する傾向が多いのです。
これらの性役割によって苦しんでいる方も少なくありません。

性同一性の性別変更

これは言うまでもなく、法律の問題になります。
日本は同性婚が認められていないためさまざまな弊害が山積みなのが現状です。

LGBTQとは

L(女性同性愛者)
G(男性同性愛者)
B(両性愛者)
T(トランジェスター)
身体的性と性自認が異なっている
Q(クエスチョニング)
性自認や性的指向を決められない、迷っている。


LGBTQ―トランジェスターと性同一性は同じような意味だと、思われがちですが、トランジェスターと性同一性は異なります。
トランジェスターと性同一性は、どちらも身体的性と性自認が合致していない状態を示しますが、トランジェスターと性同一性は完全に同じものではありません。
違いはそれぞれの言葉が使われる場面があるからです。


トランジェスターは本人自身が自分のセクシャルティを表現する場面で多く使われます。
一方性同一性は医学的な場面で使われる事が多いのです。

トランジェスター

性同一性の方との接し方

相手が自認している性別で接する事が大切です。

相手が女性と自認している場合ならば、普段から女性に接しているのと同じように接する。
相手が男性と自認してる場合ならば、普段から男性に接しているのと同じように接する。
普段から男性、女性に関わらず一人の同じ人間だと尊重し理解をする事は人間誰しもが忘れてはいけない事です。

多様性の時代

多様性の時代と言われていますが、本当の多様性とは、一人、一人の個性、人格を尊重し、その一人、一人、の生き方、考え方に理解を示し、私達となにも変わらない同じ大切な存在なんだと心から思う事だと思います。
誰かに迷惑をかけている訳でもなく、自分の心に素直にしたがって生きている事に差別や偏見が生まれてしまうのはとても残念な事です。
もし、自分がその立場ならと少しでも考える事ができたなら、差別や偏見も減っていけるのではないでしょうか…


人間は嘘をつく生き物です。


自分自身や他者に嘘をつかず、自分らしく、ありのままで生きている人を誰が差別できるのでしょう。
社会の偏見や差別に傷つき、泣いて、それでも自分らしく生きるための決断をして、今も戦っている人がいる事を忘れてはいけないと私は思います。

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