「なあに~?」
ご訪問ありがとうございます
猫大好きネコスキーです。
我が家にいる3匹の猫達の中で紅一点のアズキ
保護した当初からすんなりとお家生活になじみ、
先輩猫の盛大な威嚇もうまくながして自分の立ち位置を確保した
肝の据わった三毛猫
今回はアズキの避妊手術のお話です。
もくじ
①猫の避妊手術について
②アズキが避妊手術をした時期
③避妊手術の内容
④日帰り?入院?※閲覧注意※
(ここでショッキングな内容がありますありのままを綴るので
ご注意・ご理解いただけますと幸いです)
⑤術後の経過と過ごし方
⑥かかった費用
⑦手術代の助成金について
⑧その後のアズキ
①猫の避妊手術について
・避妊手術に適した年齢:生後半年~8ヶ月頃
ちなみにアズキは保護時点で「約1歳でしょう」と言われました
・避妊手術のメリット
:望まない妊娠を避けることが出来る
:雌猫特有の病気を防ぐことができる(乳腺腫瘍や子宮蓄膿症など)
:発情期がなくなるのでストレス緩和にも繋がる
猫の妊娠
猫は交尾後に排卵を起こすので、雄猫と交尾をするとほぼ100%の確率で
妊娠するそう。一度に生まれる頭数は個体差はありますが、約3~5匹と
いわれています。
外猫時代 ウッドデッキですやすや
網戸越し 画像粗くてごめんなさい
②アズキが避妊手術をした時期
アズキは7月初旬に保護し、そのまま動物病院へ直行しました
出産時期のピークを考えると「これ以上遅い時期になると妊娠してしまうかも」と
毎日気をもんでいて。
ある朝、網戸越しにやってきたタイミングで保護成功(朝に来るのは珍しく
絶好の機会だったのでした)ちゅ~る大活躍
アピール強め
猫の出産時期
年2回、ピークが春と秋といわれています。
ですが、個体差があるので時期のズレがあることも。
③避妊手術の内容
避妊手術は「卵巣のみ摘出」「子宮・卵巣とも摘出」の2通りあるそうです。
かかりつけの病院では「卵巣のみの摘出」との事でした。
先生に伝えた事
・雌の外猫なので緊急保護
・もしこの先妊娠出産となったら全頭保護して育てる事が出来ない
・今回保護した子も、家で飼えるか現時点では確定していない
その理由
アズキは毎日我が家の庭にやってきては一定時間くつろいで去っていく。
今後発情期がきたら、、庭の一角で出産の可能性もありそう。
一度に多数生まれる事が多い猫ちゃん。
既に2匹が我が家で暮らしているので、多くの子を保護したり、
里親さん探しをする余力はありません(体力的にも経済的にも)
近所の餌やりさんからごはんをもらっているアズキ
保護した時点では我が家に迎え入れることが出来るかは決定事項ではなく、
あくまでも緊急措置でした。
(餌やりさんも出来る限り避妊去勢手術を行っていますが、面倒を
見ている子が多い為追いついていないとのこと)
「保護することになるだろうなあ」という気持ちはあるけれど
責任を持つのには、きちんと家族で話し合わなければ
そこを先生にお伝えしました。
そんな訳で、リリースも考慮し
「耳には🌸カットを入れておきますね」となりました。
④日帰り?入院?
手術は「日帰り」でした
夕方仕事を終えてその足で迎えに行き、術後の説明を受けます。
「術前検査の結果、病気などはありませんでした」
「触っても逃げないし、とてもいい子でしたよ」
お褒めの言葉をいただいてほっと一安心のネコスキー。
ですが、この後衝撃の事実が・・
以下、閲覧注意でお願いします
「実は既に妊娠していました」
「その為、卵巣の他に子宮も摘出しました」
ネコスキー(以下:ネ)「えっ・・・」
お腹が全く目立っていなかったので、まさか妊娠していたとは
微塵も思っていなかった妊娠前に保護出来たとばかり。。
ネ「何匹でしたか?」
「5匹でした」
ネ「あの、、どのくらい(育って)・・」
「私も見ていないんですよ。先生が処置してくれました。」
「やっぱり、見れないですよね」
話してくれたのは先生の奥様です。
ネ「そうですよね・・・私も無理です・・」
もう少し早く保護していれば
お腹の子も犠牲にしてしまった
これでよかったのだろうか
個人でもたくさんの猫ちゃんの保護活動をされている方もいるのに
ぐるぐると様々な気持ちが駆け巡りましたが、
今の自分には動ける力が限られている。
それをお伝えしていたので先生も手術をしてくれた。
そう自分を納得させました。
妊娠週数がどの位だったのか、先生からは情報として伝えられる
ことはありませんでした。
きっと、私の事情・心情を配慮してくださったからだと思っています。
無理をして、自分にも今いる子たちにも負担をかけることは出来ない。
今、綴りながら振り返ってもそう思うのです。
現在暮らしている子達を全力で大切にする、
会えなかった小さな子達の命も含めて。
生まれてくることが出来なかった子達には
お花をたくさん飾ってお空にむけて冥福を祈りました
⑤術後の経過と過ごし方
病院から言われたこと
・体に吸収される糸で縫合してあるので抜糸の必要なし
・エリザベスカラー装着もなし
・投薬なし
・傷口を舐めて化膿したりした場合のみ来院でOK
「手術をしてその日のうちにリリースされる方もいますよ」との事。
へえ~~っそうなんだ
とりあえず、静かに身体を休められるように、しばらくはそっとすることに。
アズキの様子と経過
・帰宅着後から食欲は旺盛
・傷口を気にしたり舐めたりする様子はない
・トイレもちゃんと出来てる
・今まで家猫だったの?と思う位部屋での生活になじんでいる
ということで経過はすこぶる良好でした
⑥かかった費用
手術代は¥45,000でした。
動物病院によって変わりますが参考までに。
この中にはノミ取りの投薬・ウィルス検査も含まれています。
⑦手術代の助成金について
住んでいる自治体で助成金を支給している場合があります。
ネコスキーは動物病院で教えてもらいました。
いただける助成金額は¥4,000でした(ありがたい)
助成手続きに必要なもの
・避妊手術の証明書(動物病院で書いてくれます)
申請書に必要事項を記入の上、担当課へ提出。
役所なので、平日の開所時間内に行く必要がありますが、
書き漏れなどがなければすぐに受理してもらえます
※ネコスキーが在住している自治体の場合
予算分がなくなると年度途中の早期で締切となることも多いので
早めに申請するように、と病院からアドバイスをもらいました。
申請後、助成金が振り込まれるまでの期間
約1ヶ月半でした。
その他、地域の保護団体でも独自に助成してくれたり
病院と提携して避妊・去勢手術を低料金で請け負ってくれる
団体もあります。
幸いアズキはあっさり保護出来ましたが、難しい猫ちゃんには
捕獲器を貸し出してくれる団体もあります。
⑧その後のアズキ
アズキは家族全員「我が家に迎えよう」と意見が一致し、そのまま
うちの子となりました。
保護した当初はかなり痩せていたアズキ
今ではふかふか手触りのまぁるい子に
保護を通して色々と考えることもありました。
これからも、現在いる3匹への愛情に全力を注ぎます。
そして、全ての猫ちゃんにあたたかな居場所が出来る事を願って
そのとき出来ることを少しずつしていくぞ~と
思いを新たにしたのでした
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