トランプ政権の「長期戦略」と「ショック療法」。
昨日の日経平均は続伸。
特段の悪材料が出てこずに、
自律反発の買戻しが進みました。
また、ウクライナの「停戦」合意など、
世界市場の空気を変える好材料にも、
前号メルマガ（第569号：3月16日）で、
言及しているところでありますが、
こうした上昇要因が反映されるなら、
下げを模索する方向には向かわず、
再上昇の機運醸成もあり得ます。
トランプ政権が超長期的プランで、
米国の経済成長を志向しているのは、
前号メルマガでも指摘しており、
それらは市場参加者にとっても、
共通して理解されていることです。
もっとも。
超長期的な経済政策はともかく、
短期的には足元の経済状況を、
「関税」や「緊縮財政」などで、
攪乱しつつあるということも、
トランプ政権の姿であります。
一時的な景気後退を容認して、
ショック療法をやる政権に、
世界経済が振り回される構図が、
今後も続いていきそうであり、
引き続きの注意が必要なことは、
かわりはないのは確かです。
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