- 1. 【動画 39秒】虫歯のある歯にホワイトニングは危険?適切なタイミングと方法を紹介
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2.
ホワイトニングと虫歯の関係
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2.1.
ホワイトニングとは?(種類と特徴)
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2.2.
虫歯があるとホワイトニングできないのか?
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2.3.
虫歯とホワイトニング薬剤の影響
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3.
虫歯がある場合のホワイトニングのリスク
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3.1.
痛みや知覚過敏が悪化する可能性
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3.2.
虫歯の進行を促すリスクはあるのか?
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3.3.
詰め物や被せ物への影響
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4.
虫歯がある場合のホワイトニングの選択肢
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4.1.
事前に虫歯治療をするべきケース
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4.2.
治療後のホワイトニングのベストタイミング
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4.3.
虫歯があるままでもできるホワイトニング方法(セルフとオフィスの比較)
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5.
虫歯予防とホワイトニングの関係
-
5.1.
ホワイトニングで虫歯予防になるのか?
-
5.2.
ホワイトニング後の虫歯リスクを減らすケア方法
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6.
虫歯リスクを抑えたホワイトニングの実践方法
-
6.1.
ホワイトニング前のセルフチェックポイント
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6.1.1.
歯周病や歯石が付着している時のホワイトニング
- 6.1.2. 歯ぎしりとホワイトニングの関係
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6.2.
歯科医院で推奨されるホワイトニング方法
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6.3.
自宅でできるホワイトニングと虫歯対策
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7.
よくある質問(FAQ)
-
7.1.
虫歯治療中でもホワイトニングできる?
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7.2.
虫歯になりにくいホワイトニング方法は?
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7.3.
ホワイトニング後にしみる原因と対処法
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7.4.
どのくらいの頻度でホワイトニングすればいい?
- 8. 江戸川区篠崎でホワイトニングをお考えの方へ|虫歯があってもご相談ください!
- 9. 【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方
- 10. 筆者・院長
【動画 39秒】虫歯のある歯にホワイトニングは危険?適切なタイミングと方法を紹介
ホワイトニングと虫歯の関係 

ホワイトニングとは?(種類と特徴)
ホワイトニングには 「オフィスホワイトニング」 と 「ホームホワイトニング」 の2種類があります。それぞれの特徴と違いを詳しく解説します。
虫歯があるとホワイトニングできないのか?
「虫歯がある状態でホワイトニングしても大丈夫?」そんな疑問にお答えします。虫歯の進行度や状態によって、ホワイトニングができるかどうかが変わります。
虫歯とホワイトニング薬剤の影響
ホワイトニング剤が虫歯に与える影響とは?虫歯が進行中の場合、ホワイトニング剤の刺激によって 痛みや知覚過敏が悪化する 可能性も。安全にホワイトニングを受けるための注意点を解説します。
虫歯がある場合のホワイトニングのリスク 
痛みや知覚過敏が悪化する可能性
ホワイトニング剤に含まれる 過酸化水素 や 過酸化尿素 は、歯のエナメル質に作用して白くします。しかし、虫歯があると 象牙質が露出しやすく なり、薬剤がしみることがあります。特に 知覚過敏がある人 は、痛みが強くなる可能性があるため注意が必要です。
虫歯の進行を促すリスクはあるのか?
「ホワイトニングをすると虫歯が悪化する?」と心配になる方も多いですが、ホワイトニング自体が 虫歯を直接進行させるわけではありません。ただし、
疾患
大きい虫歯
写真の様に象牙質や歯髄に達する虫歯がある場合、「凍みる」「ズキズキとした痛みが起こる」といった知覚過敏のリスクが高まります。
そのため、虫歯治療完了後にホワイトニングを行います。エナメル質に限局する小さい虫歯の場合には、この限りではありません。
小さい虫歯の場合には、グラスアイオノマーセメントで仮詰めをしてホワイトニングする場合があります。ホワイトニング完了後、白くなった歯の色に合わせてコンポジットレジンで最終的な修復を行います。

- すでに 神経に近い虫歯 がある場合
- エナメル質が薄くなっている 場合
- 適切なアフターケアをしない 場合
には、ホワイトニング後に 知覚過敏が悪化しやすくなる ため、事前の虫歯チェックが重要です。
詰め物や被せ物への影響
ホワイトニングは天然歯にのみ作用するため、詰め物(レジン・銀歯・セラミック)や被せ物には効果がありません。そのため、ホワイトニング後に 色の差が目立つ ことがあります。
解決策
事前に虫歯や詰め物の状態を歯科でチェック
ホワイトニング後に色を合わせるための補修を検討
長期的な白さを保つためのメンテナンス方法を学ぶ
虫歯がある状態でのホワイトニングはリスクが伴いますが、適切な処置を行えば 安全に白い歯を目指せます!
虫歯がある場合のホワイトニングの選択肢 
事前に虫歯治療をするべきケース
ホワイトニングを始める前に、以下のような虫歯がある場合は 先に治療をすることが推奨されます。
神経に近い深い虫歯 → ホワイトニング剤の刺激で 痛みが強く出る 可能性が高い
歯に穴が空いている虫歯 → 薬剤が直接しみ込み、強い痛みや知覚過敏 の原因に
歯の表面が溶けている虫歯 → ホワイトニング剤の影響で さらに脆くなる 可能性
治療が必要なケース では、まず虫歯を治し、詰め物や被せ物の色を調整してからホワイトニングを検討すると、より美しい仕上がりになります。
治療後のホワイトニングのベストタイミング
虫歯治療を受けた後、どのタイミングでホワイトニングができるのか を知っておきましょう。
治療後のホワイトニング開始時期
小さな虫歯(レジン充填) → 1週間後 から可能
神経を抜いた歯の治療 → 1ヶ月程度 の経過観察が必要
被せ物・詰め物をした場合 → 被せ物の色が馴染む前にホワイトニングすると色ムラが出る ため、 1ヶ月後が推奨
ポイント
- 治療後すぐは 歯が敏感になっている ため、期間を空けると安全
- 被せ物や詰め物の色が変わらないため、ホワイトニング後に色の調整を行うのが理想
虫歯があるままでもできるホワイトニング方法(セルフとオフィスの比較)
「虫歯があるけどホワイトニングしたい!」という方は、リスクを抑えた方法を選びましょう。
歯磨き粉・ジェル を使用 | 歯科医院でプロの施術 |
薬剤の濃度が 低め で安全 | 高濃度の薬剤 を使用し、効果が高い |
虫歯が進行しないような低刺激の成分 を選ぶ | 事前に歯科医が虫歯チェック し、安全に実施 |
効果が出るのに 時間がかかる | 1回で白さを実感しやすい |
自宅で 手軽にできる | 虫歯や知覚過敏のリスクを 歯科医が管理 してくれる |
おすすめの選び方
- 虫歯が軽度の場合 → 低刺激のホームホワイトニング を選ぶ
- 虫歯が進行している場合 → 歯科医院で事前に診断し、適切な方法を選ぶ
まとめ
深い虫歯がある場合は治療を優先
治療後のホワイトニングは1週間~1ヶ月後が目安
軽度の虫歯ならセルフホワイトニング、確実に白くしたいなら歯科で相談
虫歯があっても 適切な方法を選べば ホワイトニングは可能!無理せず、安全に白い歯を目指しましょう
虫歯予防とホワイトニングの関係 
ホワイトニングで虫歯予防になるのか?
「ホワイトニングをすると虫歯になりにくくなる?」この疑問を解決します!
ホワイトニングが虫歯予防に役立つポイント
着色汚れを落としやすくなる → 歯の表面がツルツルになり 汚れが付きにくくなる
口内環境の改善 → ホワイトニングをすることで 歯への意識が高まり、日々のケアが丁寧に
細菌の付着を抑制 → 一部のホワイトニング剤には 抗菌作用がある ため、虫歯菌の繁殖を抑える可能性
しかし ホワイトニング自体に虫歯を治す効果はない ため、 すでに虫歯がある場合は治療を優先 しましょう。
ホワイトニング後の虫歯リスクを減らすケア方法
ホワイトニング後は歯が 一時的にデリケートな状態 になります。適切なケアで 虫歯のリスクを最小限に!
フッ素配合の歯磨き粉を使用
→ ホワイトニング後の歯を強化し、虫歯を防ぐ
酸性の食べ物・飲み物を控える
→ ホワイトニング後の歯は酸に弱いため、柑橘類・炭酸飲料・酢 などは控えめに
丁寧な歯磨きを心がける
→ ホワイトニング後は 汚れが付きやすい ため、いつも以上にしっかりケア
歯科での定期チェック
→ ホワイトニング後の歯の健康状態を確認 し、適切なケアを続ける
まとめ
ホワイトニングは 間接的に虫歯予防に役立つ!
フッ素入りホワイトニングなら 虫歯予防+歯の白さを両立
ホワイトニング後は 適切なケアで虫歯リスクを軽減!
ホワイトニングを 正しく活用すれば、白くて健康な歯を長くキープできます
虫歯リスクを抑えたホワイトニングの実践方法 
ホワイトニング前のセルフチェックポイント
ホワイトニングを始める前に、まずは 虫歯の有無や口内の状態 を確認しましょう!
歯に痛みやしみる症状がある → 知覚過敏や虫歯の可能性アリ
歯の表面に黒や茶色の変色がある → 虫歯が進行しているサイン
詰め物や被せ物が取れかけていないか → 破損がある場合、ホワイトニング剤がしみこむ可能性
歯ぐきが腫れていないか → 歯周病が進行しているとホワイトニング剤の刺激で悪化する
セルフチェックで不安があれば、事前に歯科医院で相談しましょう!
歯周病や歯石が付着している時のホワイトニング

大量の歯石沈着
上記写真の様に大量の歯石沈着が認められる場合には、歯石除去後に行うのが良いでしょう。
ただし、歯石を除去(スケーリング)すると歯根部が露出し、知覚過敏を起こしやすくなります。そこで、ホワイトニングの施術は、歯石除去の約2週間後から始めるとよいでしょう。

重度歯周病
写真の矢印の箇所には歯周病による強い炎症が起こっています。ホワイトニング剤の過酸化水素は歯周病による炎症を緩和する作用があることが分かっています。
このようなケースにホワイトニングを行うと歯根の露出に伴い、強い知覚過敏を誘発する恐れがあります。
歯周病の治療を優先して、症状が安定してから施術することが最良と考えられます。
歯ぎしりとホワイトニングの関係
疾患
強い歯ぎしり
歯ぎしりを日ごろからする人は、写真の様に歯の噛み合わせ部分がすり減って象牙質がむき出しになっている場合があります。
また、「楔状欠損」といって歯頚部(歯の根元)がすり減っていることもあります。このような場合、ホワイトニングで凍みる可能性が高まります。ただし、状態による為、絶対的禁忌ではありません。
ホームホワイトニングを行う場合、歯ぎしりによるマウスピースのすり減りがあるため、マウスピースには通常よりも厚い2mmを使用することがあります。

歯科医院で推奨されるホワイトニング方法
歯科医院で受けるホワイトニングは、 安全性が高く、効果も確実 です。
オフィスホワイトニング(歯科医院専用)
即効性がある(1回の施術でも効果を実感)
歯科医師が管理するため、虫歯リスクが低い
知覚過敏が出にくい処方 で施術できる
デメリット → 費用が高め&通院が必要
デュアルホワイトニング(オフィス+ホーム)
歯科医院と自宅の両方でケア するため、より長持ち
虫歯リスクを減らしながら、自然な白さが持続
デメリット → 手間と時間がかかる
虫歯リスクを抑えながら白くしたいなら、歯科医院での施術がおすすめ!
自宅でできるホワイトニングと虫歯対策
「歯医者に行かずにホワイトニングしたい!」という方は、自宅でできる方法を活用しましょう。
セルフホワイトニングの種類と虫歯対策
ホワイトニング歯磨き粉 | 低い | フッ素入り・研磨剤控えめを選ぶ |
ホワイトニングジェル・ペン | 中程度 | 虫歯がある場合は低刺激タイプを選ぶ |
LEDライトを使うセルフキット | やや高め | 事前に歯科で虫歯チェックを受ける |
市販のホワイトニングシート | 高め | 長時間の使用を避ける&虫歯がある場合はNG |
ポイント
フッ素入りのホワイトニング歯磨き粉を選ぶと、虫歯予防も可能!
自宅ホワイトニングでも、定期的に歯科で虫歯チェックを受けるのがベスト!
痛みを感じたらすぐに使用を中止し、歯科医に相談!
まとめ
ホワイトニング前にセルフチェックで虫歯の有無を確認!
歯科医院でのホワイトニングなら、虫歯リスクを抑えて安全に施術できる!
自宅ホワイトニングをするなら、フッ素入りケアを取り入れて虫歯予防も徹底!
白くて健康な歯をキープするために、虫歯リスクをしっかり管理しながらホワイトニングを進めましょう
よくある質問(FAQ) 
虫歯治療中でもホワイトニングできる?
軽度の虫歯ならOK! ただし、歯科医の判断が必要
治療前のホワイトニング → 進行した虫歯がある場合は、ホワイトニングより治療が優先
治療中のホワイトニング → 進行具合によっては可能だが、知覚過敏や薬剤の影響に注意
治療後のホワイトニング → 詰め物や被せ物の色が変わらない ため、後から色を合わせる調整が必要
痛みやリスクを防ぐために、事前に歯科医と相談しましょう!
虫歯になりにくいホワイトニング方法は?
「ホワイトニングしたいけど、虫歯リスクは避けたい…」という方におすすめの方法はこちら!
フッ素入りホワイトニング
→ 歯の再石灰化を促し、ホワイトニングしながら虫歯予防も! 低刺激のホワイトニング剤を使用
→ 過酸化水素の濃度が低いもの を選ぶと、歯への負担が少なくなる 歯科でのホワイトニングを優先
→ 自宅のセルフホワイトニングよりも、歯科医の管理下で行う方が安全 ホワイトニング後のアフターケアを徹底
→ 酸性の飲食物を控え、フッ素ケアを取り入れる ことで、虫歯リスクを抑えられる
ホワイトニングと虫歯予防を両立するなら、歯科医のアドバイスを受けるのがベスト!
ホワイトニング後にしみる原因と対処法
ホワイトニング後に 「キーンとしみる!」 という経験はありませんか?
ホワイトニング後にしみる原因
エナメル質が一時的に弱くなる → 過酸化水素の作用で 歯の表面が敏感になる
知覚過敏がある場合 → もともと 歯がしみやすい人は影響を受けやすい
虫歯や歯のひび割れがある → ホワイトニング剤がしみこむ ことで、痛みが強くなる
しみるのを防ぐための対処法
フッ素コーティングをする → 歯の表面を強化し、刺激を抑える
知覚過敏用の歯磨き粉を使う → ホワイトニング後1週間は刺激の少ない歯磨き粉を使用
酸性の飲食物を避ける → 柑橘類や炭酸飲料は 歯が敏感な間は控える
痛みが続く場合は、歯科医に相談しましょう!
どのくらいの頻度でホワイトニングすればいい?
「白さをキープするには、どのくらいの頻度でホワイトニングすればいいの?」
理想的なホワイトニングの頻度
オフィスホワイトニング | 3〜6ヶ月に1回 |
ホームホワイトニング | 1〜2週間に1回(メンテナンス) |
ホワイトニング歯磨き粉 | 毎日使用OK(低濃度の場合) |
白さを長持ちさせるためのポイント
着色しやすい飲食物(コーヒー・紅茶・ワイン)を控える
ホワイトニング後24時間は、色の濃い食べ物を避ける
定期的に歯科でクリーニングを受ける
頻繁にホワイトニングしすぎると、歯にダメージを与える可能性があるため注意!
まとめ
虫歯治療中のホワイトニングは可能だが、歯科医と相談が必須!
フッ素入りホワイトニングや歯科管理のもとで行うと、虫歯リスクを減らせる!
ホワイトニング後のしみる症状は、フッ素ケアや知覚過敏用歯磨き粉で対策!
ホワイトニングの頻度は、オフィスなら3〜6ヶ月、ホームなら1〜2週間に1回が目安!
正しいホワイトニング方法を選び、健康で美しい白い歯を手に入れましょう
江戸川区篠崎でホワイトニングをお考えの方へ|虫歯があってもご相談ください!

「歯を白くしたいけれど、虫歯があるとホワイトニングできないの?」そんなお悩みはありませんか?
江戸川区篠崎の当歯科医院 では、虫歯の状態をしっかりチェックし、安全にホワイトニングができるようサポートいたします。
虫歯があっても対応可能なホワイトニングプランをご提案!
ホワイトニング後の虫歯リスクを抑えるケア方法もアドバイス!
歯科医師による診断で、安全に白く美しい歯へ!
「虫歯があるから…」と諦める前に、ぜひ当院へご相談ください! あなたに最適なホワイトニング方法をご提案します
【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方
筆者・院長

深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。