Diary

父と家事

先週末、父の様子を見に実家へ。

留守のようだけど気にせず上がらせてもらい、いつも通り水回りの掃除開始。

わが家は、私が物心ついた頃から母は難病を患っていて身体が思うように動かせなかった。

とはいうものの、不自由ながらも晩年までは一通り身の回りのことは自身でできていました。

そういった環境だったので、一応父も簡単な料理や洗濯、掃除はできます。

できるけれど、そこは昭和生まれの70代男。

主婦となった私の目線から見ると細かいところまではやっぱりできていない。

なので、実家に行った時に水回りの掃除だけはしています。

本音を言えば他にも気になるところはたくさんあるし、父自身も私にやってもらった方が楽なのかもしれない。

でも、あまり手を出し過ぎると本人のためにならないんですよね。

足腰が弱り、軽度認知症と診断された父。

一人暮らしなので、できるだけ自分のことは自分でやれるようになってほしいし、人との関わりも持ってほしい。

仕事を辞め、母が亡くなり、妹が結婚のため実家を出てわずか数年で認知症の症状が出始めました。

人と話をしないと脳が衰えるって本当なのね。

今は介護サービスを利用してリハビリに行ったり、近所の老人会に入ったり、簡単な内職をしたりと人との関りが多いおかげか、認知症の症状は落ち着いています。

たまに父を買い物に連れて行くと歩みの遅さにイライラ。いつの間にこんなに年寄り気な歩き方になったんだろうと驚きます。

買い物リストもらって一人で行ってきた方が早いのは分かっているんですが、そこはグッと我慢。

実家に行くときは効率だの時間だのは一旦無視して、父の歩みに合わせてあげないとね。

いつかは自分も通る道なので。

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