超人日記・短歌

読書やクラシック鑑賞、短歌や俳句などの日記です。

歳時記俳句・ざぜん草

2024-04-21 00:03:37 | 自作俳句
見ていると恥じらう程の芝桜
学童と三色菫賑やかや
そこに居た時間を思い二輪草

丸太窓二人静を見て居たり
笑い顔いちごの花を゙思わせり
一人でも靴響かせて花あざみ

目を見張る山川草木ざぜん草
薄着して眠れる花を見て居たり
人の子も馬酔木の花の酔い心地

山査子の様に笑いて春眩し
目が覚めて面影草に吾忘れ
手をかざし薺の花の様に舞う

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