超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・夏便り

2024-05-10 00:03:47 | 自作俳句
自転車を漕いでいつしか岩清水
成人はいつになりても五月病
叢の床屋となりて芝を刈る

籐椅子で眠る老後はまだ遠し
曇天もそろそろ出さむ扇風機
風鈴で肝心なこと聞き逃す

歳時記を買いに歩けば夕立や
棒アイス買い溜めておく冷凍庫
ハンモック憧れだけは常にあり

本棚の写真嬉しい夏便り
夜も更けて来れば瞳は走馬灯
幼年期また巡り来る遠花火

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