サンダーボルト接続のメリットデメリット

試験

Thunderbolt接続

Thunderboltはコンピュータに外部周辺機器を接続するためのハードウェアインターフェイスです。

インテルがアップルと共同で開発し、2011年にアップルのMacBook Proで初めて商用化されました。PCI Express(PCIe)とDisplayPort(DP)をDC電源接続と一緒に1つのシリアル信号にまとめ、最大6台のデバイスをデイジーチェーン接続することができる。

Thunderboltの大きな特徴のひとつはそのスピードです。最新バージョンThunderbolt 4は、最大40Gbpsのデータ転送速度である。そのためビデオ編集やデータのバックアップなどには大助かりである。

サンダーボルトの使用例

高速性という利点により

例えばユーチューバーなどのビデオ編集者は外付けハードディスクをコンピュータに接続するためにThunderbolt接続を使用することがある。Thunderboltにより大容量のビデオファイルをハードドライブとの間で素早く転送することができる。

もう一つの用途は、外付けディスプレイの接続です。

高解像度のモニターをThunderboltケーブルでコンピュータに接続すると、Thunderbolt接続の高い帯域幅により、スムーズで遅延のないディスプレイが実現します。映像遅延の重要性はプロゲーマーから医療目的まで、遅延があると困るものを考えるとその有用性の及ぼす範囲の大きさが理解してもらえると思う。

サンダーボルトはデイジーチェーンが出来る

さらにThunderboltはデバイスのデイジーチェーン接続をサポートする。つまり、1つのThunderboltポートを使って、複数のデバイスをコンピュータに接続することができるのです。

3台のディスプレイを使用したマルチディスプレイの環境を考えてみましょう。

普通であればコンピューターの三つのポートを使ってそれぞれからディスプレイに接続する必要があります。しかしThunderbolt接続であれば、コンピューターの一つのサンダーボルトポートからケーブルで一台目のディスプレイにつなぎ、一台目のディスプレイから二台目のディスプレイに、二台目のディスプレイから三台目のディスプレイに、と数珠繋ぎすることが可能です。この場合コンピューター側のポートは3つのディスプレイを使用するにも関わらず一つです。

シンプルだが大きなデメリット

しかしThunderboltはその多くの利点の一方で潜在的な欠点が二点ある。Thunderboltのケーブルとデバイスは、一般的にUSBケーブルよりもかなり高価です。さらにすべてのコンピュータにThunderboltポートが搭載されているわけではありません。

単純だがケーブルという多く使われるハードでこの二点の問題はかつてのビデオ規格でのVHSとベータのように、決定的なポイントともいえる。

先ほどのデイジーチェーンの例で考えてもらえればわかると思うが使うポートの数は大きく減っても使うケーブルの数は変わらない。

そしてそれがサンダーボルトケーブルに変わると考えるとコスト的には大きなデメリットに話は変わってくるのだ。

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