小高い丘からの眺めと巨大な帆船型の遊具が人気の公園。
今回は福岡県筑紫野市の筑紫野市総合公園を紹介したいと思います。
大宰府に左遷された菅原道真が自らの無実を訴えるために、何度も登頂して天を拝したという伝記が名の由来とされる天拝山。
その天拝山のふもとにある天拝湖の傍に作られたのが筑紫野市総合公園です。
公園内には全長約50mのプロペラと翼を持つ巨大な船をモチーフとした複合遊具「天拝の船」があり、子供達を楽しませてくれます。
他にも天拝湖に向かって滑り降りる長い「ローラー滑り台」も魅力的で、週末は家族で訪れる人も多く、小高い丘の上から天拝湖を見下ろしながらピクニックを楽しんでも良いでしょう！
それでは筑紫野市総合公園の紹介に入りたいと思います。
筑紫野市総合公園
筑紫野市総合公園は前述の通りメインの遊び場は小高い丘の上にあるので、駐車場に車を停めたら丘を登って行くことになります。
丘の上の遊び場に向かう道は２つ。
遠回りしてアスファルトの舗装された緩やかな坂道を上がるか、芝生が植えられている急勾配の坂の部分に埋め込まれている石段を上がるかの２択となります。
こちらはアスファルト舗装の緩やかな坂の道です。
管理棟のあるエリアから時間を掛けて長い距離を上がってくることになりますが、ベビーカーやキャリアカーを押して登ることが可能です。
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一方、少しでも時間を有効に使いたい又は体力に自信のある方は湖側の駐車場から最短距離で急勾配の芝生の坂を上がってみても良いでしょう。
我が家はせっかちなのでこちらから登りました(笑)
道中には小さな風車が設置されています。
足元は座れるようになっていて、何故かおサルさんが刻まれています。
いずれかの坂を登り終えると遊具のある広場が見えてきます。
こちらは公園の注意書きとなりますので、よく読んでルールを守りましょう。
ピクニック
筑紫野市総合公園はそこらじゅうに芝生が生えています。
芝生の上にポップアップテントを立てて、天拝湖の絶景を楽しみながらお弁当を用意してピクニックを楽しんでいる家族がたくさんいらっしゃいます。
ポップアップテントはペグを打ち込めるタイプがおススメです。
風の強い日でも安心して使用することができます。
オススメのテントはこちらです🎵
コールマン(Coleman) クイックアップIGシェード＋ DARKROOM テント シェード キャンプ ピクニック
偶然イオンで見つけたコンパクトになる折り畳み式の低いテーブル(確か２０００円程度)がとても便利で、かれこれ８年くらい使用しています
ドリンクホルダーも付属していて良い感じです。
外で芝生のふかふか地面の上で食べるお弁当は、とても美味しく感じますし、子供達も喜びます！
天拝の船
いよいよ全長約50mを超える天拝の船とご対面です。
大人が本気で作った遊具の圧巻具合を是非ご覧下さい！
船の船首部分です。
何とイカリまでもが再現されており、徹底的にこだわって作成されています。
この船首からの外観がとても雰囲気があって個人的にはおススメです。
船の右側面（進行方向に対して）です。
何やら物騒な銃口が気になりますが、こちらは後程紹介します。
網で覆われたリング状の昇降口も設置されています。
天拝の船の使用ルールです。
対象年齢は10才以上で、小さなお子さんは保護者の方と一緒に遊んで下さい。
壁に登ったり。翼に乗ったりは危険ですので絶対にやめましょう。
さて船に乗船します。
乗船は各所に設置された昇降口を使います。こちらは網状の登り口です。
角度はかなりきつめです。小さい子は別の昇降箇所から乗船しましょう。
こちらは階段状となっているので小さい子でも気を付ければ登ることが可能かと思います。
船の後方にある昇降口です。シンメトリー(左右対称)になっています。
ロープの設置された忍者登りが楽しめる登り口を中央に、両サイドには若干形状の異なるリング状の昇降口が配置されています。
この角度で見上げると結構な高さがありますね！
いずれかの昇降口から無事に乗船を完了させましょう！
船に乗ると全景が見渡せます。
何やらカラフルな輪っかが沢山並んでいる場所がありますね。
鉄製のリングがチェーンで繋がれて構成された遊具となっています。
ただし上部は手摺になっているのでこちらからは乗船はできなさそうです。
再び船の上に戻ります。
船の上にもたくさんの遊具が設置されています。
マストと帆も再現されています。マストには見張り台も設置されていて下段と中段に登ることができます。
見張り台の下段からは後程紹介するスパイラルチューブ状の滑り台で遊ぶことができます。
見張り台からの眺めです。
青い網の渡り橋が目立ちますね。見張り台を降りて渡ってみます。
足元の隙間は少なく安全に渡れる吊り橋になっています。
所々に設置されている網状の床は下部のスペースの採光用かと思われます。
縞鋼板の床とチェーンで構成された吊り橋です。
続いて船の左側面の外観です。
側面には登り棒が２つ設置されています。
緊急脱出用ですね(笑)
左側面から看板の下に潜り込むと、こちらにも昇降口がありました。
一つは螺旋状の階段、もう一つはロープ付きの忍者登りです。
忍者登りの隣には謎のドクロマークが!?
立ち入り禁止になっていますが、何かの装置がある場所のようです。
ちょっと怖いですね💦
再び看板に戻ると、先ほど船の右側面から見えた砲台の裏側に到着しました。
何と触って遊ぶことができまます。
作りこみが半端ないです。
作った職人さん達の子供達に楽しんで欲しいという思いが伝わりますね！
銃は引き金が引けるようになっていて、銃身には何かのホースが繋がっています。
推測ですけど、先ほどのドクロマークの装置は水を送り出すポンプになっていて、昔は引き金を引くと銃身から水が出ていたのではないかと思います。
情報お持ちの方いらっしゃいましたらコメント下さい♪
看板のさらに上部にプロペラの取り付けられた小型の飛行機のようなモニュメントが設置されています。
登ることはできませんが、天拝の船の中でも際立つ存在の一つとなっています。
こちらはどんな思いで作られたモニュメントなのでしょうね。
今回の４コマ漫画の解釈は私が考えた解釈なので、皆様も想像してみて下さい♪
小型飛行機以外にも船の看板にプロペラが設置されています。
この船は空も飛べる船なのかもしれません。
船首側の看板はちょっとした落ち着ける広いスペースがあります。
ミラー状の遊具がポツンと立っています。
タイタニックごっこが可能な船の頭部分です。手すり超えてはいけません(笑)
何と船に翼とプロペラが取り付けられています！
やはりこの船は飛行船のようです。冒頭で紹介した注意書きの”翼に乗らないようにして下さい”という記載はこの部分を指しています。
天拝の船の後方にはフリーフォール型の滑り台も設置されています。
フリーフォールの滑り方について詳しく書かれている看板がありますので、よく読んで安全に遊びましょう！
高さは恐怖を感じないくらいの丁度よい感じです。
他の公園のフリーフォールではあまり見受けられない両サイドから二人同時に滑ることが可能な作りとなっています。
フリーフォール滑り台を降りた場所は砂場になっていて、巨大なイカリのモニュメントも目の前に設置されています。
子供達はイカリのモニュメントに登って遊んでいます。
こちらは記事の途中で紹介した見張り台の下段に設置されたスパイラルチューブ状の滑り台になります。
外側が塗装されており滑り台の中は真っ暗なのでスリルがあります。
チューブのサイズは小さめなので、大人は滑ることは難しそうです。
やはり内部は真っ暗闇ですね💦
滑り台のスタート地点のある下段の見張り台から、更に上部の中断の見張り台に登れる網状の昇降部があります。
見上げるとこんな感じです。
こちらは滑り台を降りた先の状況です。
フリーフォール型滑り台の隣にはターザンロープが設置されています。
天拝の船から別の船に飛び乗るような雰囲気を味わえます。
結構、距離の長いターザンロープとなっています。
天拝の船の周りの砂の海に土管が埋設されています。
秘密基地のような場所ですね！
スプリング遊具
天拝の船のすぐ近くにはシンプルなスプリング遊具があります。
ローラースライダー
筑紫野市総合公園の小高い丘を一気に滑り降りるローラースライダーを紹介します。
こちらがスタート地点です。
右側に見えるのが天拝湖となります。
スタート地点からの情景です。まるで天拝湖の方に向かって滑っていくような角度になっています。
ヒップスライダーは必須ですので自宅から忘れずに持っていきましょう！
斜面遊具
ローラースライダーを降りた先から、スタート地点へ登っていく途中は登り専用のアスレチックが所々に設置されています。
こちらはゴール地点に一番近いアスレチックでしたが使用禁止となっていました。
坂を登りながら様々なアスレチックを楽しめます。
青虫みたいな遊具ですね。
こちらはボルタリングのような登り遊具です。
森の砦
天拝の船から少し離れた場所に別の遊具が設置されています。
森に近い場所にあるからなのか”森の砦“と名付けられています。
コンクリート製の滑り台をメインとした遊具です。
滑り台の高さはあまり高くないのでどちらかと言うと、小さな子供向けの遊具かと思います。
中に入れるトンネルがたくさんあり、サイドには雲梯も設置されています。
登り棒・クライミングウォール
森の砦の近くには曲がりくねっている登り棒とクライミングウォールがあります。
こちらの登り棒は登るのはなかなか難しそうです💦
抱きついて登ればいけるかも!?
クライミングウォールの方は、高さがあまりないロッククライミングのようですね。
三角や四角の丸等の形をした開口部もあり。見た目に楽しい壁となっています。
天拝の泉
敷地の端っこに天拝の泉がありますが、観賞用となっており水遊びはできないようです。
確かに水はあまりキレイではないので泳がない方が良いと思います💦
鑑賞用と書かれてますが・・・何を鑑賞するのでしょうか？？
魚や植物が存在する様子もなく💦
改善を期待したい場所です。
イカダロープ・砂場他
さらに奥にはイカダロープという名前のザイルクライミングが密かに存在しています。
奥まった場所であり地図を見ないと発見できないかもです。
形状はよく見る一般的なザイルクライミングです。
付近には他にもスイング遊具や砂場や丸太の踏み台も設置されていました。
芝生広場
公園の中央部分には広い芝生の広場が設置されています。
バドミントンやボール遊びを楽しんでいる家族がたくさんいました。
ボール遊びについてはルールがあります。
基本的にサッカーのパス回しや野球のキャッチボールなどの人に迷惑をかけない遊びはOKになっていますが、野球のバッティングやゴルフなどの人にボールをぶつける可能性がある遊びは禁止となっていますのでご注意下さい。
長男とサッカーボールでパス回しを楽しんでます。
どの公園でも広場がある場所では基本サッカーの練習を毎週おこなってます。
自販機
トイレ棟の近くには自販機が設置されているので熱中症対策もバッチリです！
休憩スペース
各所にベンチや屋根付きの休憩スペースが設置されています。
奥に見えるのは休憩スペースではなく展望台のようです。
しかし、下は休憩スペースにもなってます！
草木の生い茂った天然の屋根付きの休憩スペースもあります。
トイレ
綺麗に管理されたトイレが公園内に１箇所ありました。
トイレのすぐ近くにも自販機が1台設置されていますが、この自販機は赤ちゃん連れには頼もしい商品も売られていました。
何とベビー用のオムツやおしり拭きがバラ売りで販売されています。
緊急時にはとても助かる仕様ですね！
↓育児必須品の買い忘れがありましたらここからどうぞ♪
■オムツ
おススメの持ち物
その他
↑芝生広場の外周散歩道を飾るお花
↑手洗い場
管理棟
駐車場付近には管理棟が設営されています。
未確認ですが、こちらにもトイレがあるようです。
ただし公園のある丘の上からは遠いので注意して下さい！
駐車場
天拝湖に沿って駐車場が設置されています。
冒頭紹介した公園へのルートの内、ショートカットコースを選択される場合は、こちらの写真の駐車場の方がより近い場所になっています。
アスファルトの舗装された道を使用する場合は管理棟近くの駐車場に停めるのが最良かと思います！
おススメの持ち物
筑紫野市総合公園に一緒に持って行くと便利な物はこちらです↓
 | 価格:5990円～ |
 | ソリ そり 雪遊び 雪滑り 草滑り 草スキー スカイボート スノーボート ローラー滑り台 子供用 キャプテンスタッグ【14CD】 価格:830円 |
 | 価格:1780円～ |
 | 価格:4608円 |
 | 価格:2412円 |
 | 価格:3880円～ |
まとめ
以上、筑紫野市総合公園はいかがだったでしょうか？
オリジナルティーのある天拝の船は、いろいろな遊びの要素が詰まった子供にとって、とても魅力的な大型遊具となっており、大人にとっても見るだけでも迫力を楽しめる設備となっています。
また小高い丘の上にある公園ですので、健康の為にハイキングも兼ねて訪れるのもおススメですし、岡の上で楽しむピクニックは普段味わえない雰囲気を味わえることは間違いないです。
全体的に自然と上手く調合した素晴らしい公園だと思います。
皆さんも是非一度訪れてみて下さい！
ではまた次回の更新をお楽しみください👋
インフォメーション
・3月から10月 9時から18時
・11月から2月 9時から17時
<休園日>
※運動広場は12月28日から1月4日まで
・有り（272台）
バス：西鉄二日市駅西口・JR二日市駅から西鉄バス[2-1]番 山口または平等寺行きに乗車、『天拝湖入口』または『八反田』バス停で下車し、徒歩約30分（約2キロメートル）
・公園内管理棟 092-929-0676
場所
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