行政書士業務を副業にする場合はデメリットを知った上で行うことです。
ゆくゆく本業にしたいと考えている場合は副業から始めることはお勧めできません。
副業にすることを否定しているわけではありませんので誤解なきようお願いします。
副業行政書士のデメリット
1.本業の行政書士には本気度、可処分時間で勝てない
2.顧客側の立場で考えると、重要な案件を副業行政書士に依頼しようとは思わない
3.会社員の場合は平日に動けない
4.本業が忙しくなりそのままフェードアウトし廃業となる可能性もある
副業として成功するには
1.本業にしようとは考えずスキマ時間にできる業務に限定すれば小遣い程度は稼げる
2.同業者から継続的に業務の一部を切出してもらえる関係を築ければ受任は安定する
本業にしたいのなら
上記のデメリットがあるので副業として続けていても永久に本業にはなりません。
本業にしたい場合は、本業と副業を入れ替えるしかないです。つまり行政書士を本業として他の仕事を副業にします。
副業でアルバイトをしながらスタートする方もけっこういらっしゃいます。
兼業とする方法も
副業と兼業の違いは、副業はあくまでも本業を補填する位置づけ、兼業は2つ以上の事業を本業とする位置づけです。
現役の行政書士も兼業比率は高いです。
兼業のメリットは双方の業務の相乗効果により1+1を3にすることが可能なことです。
例えば行政書士+他士業、行政書士+不動産業、行政書士+介護福祉業、行政書士+コンサル業など色々な組み合わせが考えられます。
まとめ
副業に徹するか、本業にしたいなら現職を辞して本気で取り組むかの2択になります。
どちらのライフスタイルもアリです。