DNSレコードでのドメイン所有権の確認方法とエラーの解消法

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 Googleサーチコンソールにドメインプロパティを追加しようとすると、「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」を求められます。やり方はそれほど難しくないのですが、DNSレコードやらTXT レコードやら、聞き慣れない専門用語がいきなり出てくると難しそうに感じてしまいますよね。その上やっと設定できたと思ったら、「所有権を証明できませんでした」というエラーが発生。「自分のやり方が間違っているのではないか」と、不安に思うのは無理もないことです。

 この記事では、Googleサーチコンソールにドメインプロパティを追加する際に、DNSレコードでドメイン所有権を確認する方法と、「所有権を証明できませんでした」というエラーが発生した時の解消法について解説します。一つひとつの手順を画像付きでわかりやすく解説していきますので、ブログ初心者の方も安心してご覧ください♪

「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」の手順

STEP.1

 Googleサーチコンソールを開いて、「プロパティを検索」→「プロパティを追加」をクリックします。

STEP.2

 プロパティタイプは「ドメイン」を選択し、登録したいドメインを入力して、「続行」をクリックします。ドメインは「https://」を含めずに入力してください。

 ドメイン入力例)manyoshu.jp

STEP.3

 すると「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」という画面が表示されます。DNSやらTXTやら、見るからに難しそう⋯⋯。ですがこのページの手順通りに進めていけば大丈夫ですのでご安心ください♪

STEP.4

 Googleサーチコンソールの画面を開いたまま、ドメインを設定しているサーバーへログインします。ここではエックスサーバーを例に進めていきます。

STEP.5

 エックスサーバーのサーバーパネルにログインしたら、左側のメニューの「ドメイン」タブを開いて、「DNSレコード設定」をクリックします。

STEP.6

「+ DNSレコード設定を追加」をクリックします。

STEP.7

 対象ドメイン(Googleサーチコンソールに登録するドメイン)を選びます。

STEP.8

 ホスト名は、通常は空欄のままでOKです。サブドメインの場合は、サブドメイン名を入力します。

 サブドメイン入力例)https://munakata.manyoshu.jp の場合は munakata を入力

STEP.9

 種別は「TXT」を選択します。

STEP.10

 Googleサーチコンソールの画面に戻り、TXTレコードをコピーします。

STEP.11

 コピーしたTXTレコードを、DNSレコード設定の内容欄にそのまま貼り付けます。

STEP.12

 TTLと優先度はそのまま変更なしでOKです。

STEP.13

 以上で「追加する」をクリックします。

STEP.14

 このようにTXTレコードが追加されていれば、サーバー側での設定は完了です。

STEP.15

 Googleサーチコンソールの画面に戻り、「確認」をクリックします。

STEP.16

 これで確認完了といきたいところですが、ほぼ100%の確率で「所有権を証明できませんでした」というエラーが発生してしまいます⋯⋯。

「所有権を証明できませんでした」のエラーを解消する方法

 Googleサーチコンソールで「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」を行うと、私の経験上100%の確率で「所有権を証明できませんでした」というエラーが表示されてしまいます。いかにも警告という感じの赤色。初めての方は「えっ? 何か間違ったの?」と、自分が手順をミスしたのではないかと不安になりますよね。でも、あなたはきっと間違ってはいません。どうかご安心ください♪

 エラーメッセージをよく読むと、「DNSの変更が反映されるまでに時間がかかる場合があります。しばらく時間をおいてから、Search Console でプロパティを再度開いてください」とあります。Google先生がおっしゃる通りに、しばらく時間をおいてみましょう。サーチコンソールの画面を閉じて、いったん忘れてください。そして思い出した時にサーチコンソールを開いて、「未確認」となっているドメインプロパティをクリックします。


 するとどうでしょう。所有権の確認プロセスが始まり、「所有権を自動確認しました」と緑色の画面が表示されるはずです。たら完了です。「プロパティに移動」をクリックしてみましょう。


 このように「検索パフォーマンス」の画面に遷移すればOKです。


エラー解消までの時間はどれぐらい?

 私の体感としては結構長いです。早くて3~4時間、少なくとも1時間では解消されない気がします。エラーを放っておくのはちょっと落ち着きませんが、急ぐことではありませんので気長に待ちましょう♪