
復職の日が来た
とうとう迎えた復職の日。
休職中でも起きる時間は変えず、割としっかりとした生活サイクルで過ごしていた。
このあたりのことは、休職中の生活サイクル、休職中の過ごし方でまとめています。
なので朝が早くて寝坊とか、そういう類のことはなくいつも通り朝を迎え、そして起きた。
前日の夜に準備をしておこうと思ったが、遠足でもあるまいしと朝に準備をすることにしていた。
ささっと準備をし、身支度を整えて家を出る。
久々の朝のルーティンだったためか、忘れ物があり2分後に一度帰宅し再出発。
駅までの道のりを歩くのは久々だったが、休職中も車で通ることが多かったので目新しさはなかった。
駅に到着し、電車を待つ。
思ったよりも電車が混んでいたのは、いつも通勤に使っていた時間の電車ではないからだと気付く。
通勤の電車が最初のハードルだった。
めまいがするとかそういう事ではなく、単純に面倒くさいだけだけど。
復職が決まったら、前もって会社までの通勤路を辿るということをしてもいいのかもしれない。
出社
この日、私が復職することは人事通知が出ているので全員知っている(はず)。
人事通知や会社からの通達事項を見ない輩もいるが、ほぼ大多数は知っているはずだ。
加えて、仲の良かった同僚には個人的に伝えていたし特に不安はない。
出社して仲の良かった同僚たちからすぐに声を掛けられ、座席の移動をしておいてくれた旨を教えてくれた。
仲のいい同僚がいる場合はあらかじめ伝えておく。
察しの良い人なら、出勤後に声をかけてくれるはずだ。
仲の良い同僚がいないと復職後の初出社はかなり緊張するはず。
これは人事を担当している人に伝えたいのだが、朝一で席に伺いますとか、逆に出勤したら人事部まで来てくれとか、まずは出社後にすることを決めておいて欲しい。
勤務開始
出社はしたが、正直に言うとすることはない。
これは復職の話し合いの時に決めた条件で、配置換え・担当業務の変更があったから。
とりあえず、席の整理をしてパソコンのセッティングを済ませる。
続いて電源を入れて、アカウント関係に問題がないかを確認する。
特に異常はなかった。
その間に、上司から業務のことを話したいとミーティングを設定された。
そりゃそうですよね、という感じで承諾。
承諾したのだが、いざミーティングが始まり話が始まると戸惑った。
当たり前のことだか、業務の話をするのでかなり具体的な内容だった。
正直に言えば「いきなりか」といった感じ。
あとで振り返って気付いたのだが、私が休職している間も会社は動いている。
会社は日常のままで時間が過ぎているので、休職明けの私とのミーティングもその日常のひとこまであり延長線上だ。
一方の私は休職によってその日常から外れた。
会社の日常にいた人、日常から外れた人、その両者のギャップが感じられた。
苦手な人
苦手な人は相も変わらずいた。
ヤツは働いているのだが、何というかやはり正直に受け入れることはできなかった。
向こうから話しかけてくることもないし、こちらから接することもしない。
私なりの「苦手な人との付き合い方」を携え、ガン無視すると決めていたが視界に入れるのも声を聴くのも嫌だった。
想像以上の拒否反応だった。
めまいがしたり、気分が悪くなることはなかったので、もう時間が解決するのを待つしかない。
極力接しないで済むように、同じ空間にいないようにしようと決めた。