こんにちは。
先週から枝打ちを本格的にスタートしてます。
寒いけど冬の森は嫌な虫も居ないし下生えもなくて作業しやすいですね。
木に登るって思ったより大変で、安全管理などちゃんとしようとするとそれなりに装備や道具も必要です。
ゴルフほどじゃないですが、普通にお金掛かりますし、最低限の技術の習得は命に関わるのでゴルフ以上に切迫して必要です。
ゴルフだとお金出せば教えてくれる人は簡単に見つかるのですが、木登り・枝打ちは教えてくれる人いないので完全に自学自習ですね。
なので誤っている箇所も多々あるかと思いますが趣味としての木登り上達の追求と森林管理の向上を目指してこれから試行錯誤していこうと思ってます。
【与作を使用して問題と思った事】
「与作」を使用すれば簡単に木登りは出来る事が分かりましたが問題も分かりました。
木登りにあたって先ずは地上で木の幹の直径に合わせてワイヤーの長さの選択、更に器具の複数有るワイヤー取付位置で微調整するのですが、木の上に上るにしたがって幹の直径が小さくなる。
幹の直径が細くなると「与作」本体に取り付けるワイヤーを短くしなくてはならず、ワイヤー取付位置の変更が必要になりますが樹上でその作業は出来ないんですな・・・
なので自ずから上がれる高さが制限される・・・
先週末の木登りでは3/4くらいの高さまで上ったかな?
あともうちょっと上がりたいところでしたが、既に木の幹の直径と「与作」のワイヤーの長さが合わずに危険と感じたのでそれ以上の木登りは断念。
あと1メートル上がりたかったのですが、樹上でワイヤー取付位置の再調整が出来ないならはしごなどを使って「与作」の使用開始位置を上方にあげるかなにかしないと難しい。
【命綱の問題】
安全管理に関しては「命綱」がポイントですね。
木の幹に命綱を巻き付け、ハーネスと呼ばれる服の上からつける褌みたいな安全帯に一方向にしか命綱が滑らず、墜落した際にロープと身体をロックするビレイヤーと呼ばれる器具、グリグリって言うんですけどそれに予備としてアッセンダーと呼ばれるビレイヤーと似たような器具に命綱を絡ませて墜落防止とします。
10mmダイナミックロープ(命綱)にプルージックロープ(6mm)と呼ばれる柔軟性の高いロープをカラビナを介して木の幹に巻きつけて命綱をロックしております。
木の幹に突起物があったりすると中々落ちてきませんが、そういうのがないと命綱にテンション掛けてないと落ちてくるので怖い 笑
ここなんとかならんかな〜?
これがアッセンダーです。
ロープ上方にのみ移動が可能。 下方にはロックが掛かって動きません。
下記に有るグリグリと同じ様な用途でグリグリが適切に動作しなかった場合の命綱をハーネスに固定する為のグリグリのバックアップですね。
青い命綱の下方に見える青い器具がグリグリ。
グリグリと命綱上方の青い器具(アッセンダー)、幹を巻くカラビナ間の命綱はピンと張ってロープにテンション掛けていないとなりませんが・・・
アッセンダーとグリグリ間がそうなってません 笑
危険な一例 笑
命綱に適切なテンションが掛かってないとこの幹に巻きつけた箇所が下に落ちてくる事が有ると気付いてアッセンダーを巻きつけのカラビナまで接近させたところ。
こうすれば巻きつけた命綱が下に落ちる事はなくなるのですが、墜落した時にアッセンダーに手が届かずに宙ぶらりんになる。
宙ぶらりんから脱出するにはアッセンダーまで腕力で身体を持ち上げる必要が有ると気付き次回からはこの方法は廃止 笑
枝打ちは落とした枝の処理が大変 笑
廃棄しやすい様に落とした枝は出来るだけ細かく切り刻みます。
ダラダラやってるので枝打ちに1日、後処理に一日と一本の枝打ちに二日間も掛かりました 笑
先週末金曜日の深夜に十里木に到着しました。
リビングの気温は1度 笑
室内に防火用水としてバケツに水を溜めてましたがその水が凍ってます 笑